秋から初冬にかけてのスウィッチシーズンに活躍するケープ。ドラマティックなシルエットをバランスよく着こなしていた、インフルエンサーたちのコーディネートをご紹介します。
■1:ヨーヨー・カオは…ショート丈ならワイドパンツも軽やかに!ユニセックスな辛口コーデ
2025年10月4日、パリファッションウィークで、シンガポールを拠点に活躍するインフルエンサーのヨーヨー・カオをスナップ。グレーのケープとストライプ柄のワイドパンツを着用しています。裾にかけて広がるシルエットのケープは、なかに着るものをスリムにまとめるのが鉄則ですが、こちらはウエストまでのショート丈なのでボリュームあるボトムを合わせてもバランスよくまとまります。
さらにピンストライプのパンツやシャツで縦方向を強調することでスッキリ見えを叶えて。ポインテッドトゥの足元でクールなファイナルタッチをプラス。グレーとブルートーンの配色がトラッドでユニセックスなムードを演出しています。
■2:マリア・デ・ラ・オルデンは…フロントの開くロング丈で美カラー配色を楽しんで
2025年10月1日、同じくパリファッションウィークで、スペインのファッションブランド「LA VESTE」のファウンダー&デザイナーのマリア・デ・ラ・オルデンをキャッチ。ブラウンのエルメスのバッグ、コーデュロイのパンツ、ケープ、ミントグリーンのニットにコーデュロイのパンツを合わせています。美しいカラーが目を引くニットですが、スタイリングにはつい、無難な黒を合わせがちかもしれません。様々な色がミックスされたマルチカラーのケープなら、ロング丈でも軽やかさがキープでき小粋に仕上がります。
■3:ヤナ・プリースは…ドライなカラーを重ねてクールに着こなすトレンチ風ショートケープ
2025年9月26日、ドイツ・ベルリンにて撮影されたデジタルクリエイターのヤナ・プリース。オリーブグリーンの「バーバリー」のケープを着用。ケープの袖口から落ち着いたトーンのチェックシャツをのぞかせ、ダークインディゴのストレートデニム、ポインテッドトゥのブラウンのブーツをコーディネートしています。彩度の低い辛口な色味を重ねることでジェンダーレスな雰囲気に。ラフでウェットなオールバックヘアの抜け感でモダンな”ハズし”を加えて、クラシカルなケープを今っぽくまとめています。
今回は「ケープ」で着映えていた3人をご覧いただきました。本格的な寒さを迎える前、秋の空気感によく似合うので、今こそに活用したいアイテム。羽織るだけで気品ある特別なムードを醸してくれるので、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子

















