知的さが漂い、凛としたネイビーを優しいベージュで受け止めて… 定番の黒×白のようなメリハリが手に入り、それ以上の上品さを演出できるのが頼もしいです。スカート、パンツ、ワンピースそれぞれのコーディネートをピックアップしました。
■1:リサ・エイケンは…レイヤードや服のあしらい、小物術を使ってお洒落心を覗かせる
2025年9月、NYファッションウィーク中にキャッチされた「VOGUE Shopping」のエグゼクティブ・ファッション・ディレクターを務めるリサ・エイケン。ジャケットとフレアスカートを合わせたエレガントな装いです。ネイビーポロニットのインに、白のポロシャツを潜ませて襟と裾を覗かせ、シャープなキレのよさと立体感をプラス。さらにベルトマークして裾を上げると脚長効果が手に入ります。おなじネイビージャケットを重ねて奥行きを深めながら、袖をひと巻きして動きをつけて。
ボトムは白とネイビーの清々しい配色をソフトに見せるべく、ベージュのフレアスカートをチョイス。チノ素材と思しき親しみやすい素材が抜け感をクリアしてくれるから、肩肘張らないちょうどいいバランスに。
■2:ヴィクトリア・ショイは…カジュアルルックも上品配色なら大人顔
2025年10月9日、ベルリンでスナップされたデジタルクリエイターのヴィクトリア・ショイ。ネイビーとベージュを使って、大人ならではのカジュアルをつくっていました。これからの季節に重宝するニットトップスは、ノーブルなネイビーで上品さを確保しつつ、印象的なタートルネックデザインにこだわってお洒落心を満たして。トレンチコートとパンツはベージュで繋ぎ、セットアップ風スタイルへ。それぞれゆとりのある形をセレクトし、レイドバックなムードを醸して。白カットソーを忍ばせたり、キャップを加えアクティブな味付けを。
■3:ファッションウィークのゲストは…潔い脚出しがフレッシュさを叶えて
2025年9月、NYファッションウィークに現れたゲストの着こなしをピックアップ。ツイードのジャケットドレスやトレンチコート、靴下とローファーを取り入れたクラシカル&プレッピーな秋らしいコーディネートです。ネイビーとベージュをメインにすれば、品のよさが盛り上がって。色の対比だけでなく、ツイードのワンピースとプレーンなコートの合わせ技で表情に変化をつけていることもメリハリに直結。潔く脚を露出するときれいめな装いにフレッシュさが備わり、新鮮な印象に着地しました。
好印象にまとまる「ネイビー×ベージュ」の着こなしをお届けしました。知的なネイビーと柔和なベージュをあらゆるテイストに対応させ、大人の余裕を醸して。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香

















