「光」を重ねる新発想! 大人の目元は「色彩レイヤード」で、もっと輝く!
多色アイシャドウパレットといえば、濃い色で際を締めて、淡い色をぼんやりアイホールに広げる――この今までの定番の塗り方では重く古い顔。今季のファッションの“レイヤード=色や素材の重なりで奥行きと洗練を表現すること”に呼応して、新作アイシャドウパレットにも色と光を重ねる「色彩レイヤード」を意識したものが多く揃っています。
それを可能にしたのが粉体の進化。色素を含む粉体を極限まで細かくすることで、どの色をどう重ねても濁ることはなく、パールやラメも極小化されていてギラつかず、繊細な光に。濃淡グラデーションではなく色と光を重ねて立体感を生む、という発想です。
注目は「オリーブ」「モーヴ」「シアーベージュ」3色の洗練カラー。そして、どの色でも「色彩レイヤード」を完成させるには指塗りがおすすめ。指の面でふんわりと圧を分散できるため、境目をつくらず薄膜のようにのび広がり、体温でしっとりフィット。ムラなく色と光の層を重ねることができるから、疲労ぐすみを晴らし、目元を軽やかに美しく。洗練を極める、 新しいアイメイクの提案です。
【色彩レイヤード注目カラー】「オリーブ」…知性を感じさせるモードな目元に。肌と白目の透明感を引き立て、軽やかに引き締める
今季のクラシカルなファッションに合わせて、凛とした品のある眼差しを完成させるなら、ブラウンより軽やかで、グレーより肌なじみのよい「オリーブ」が適任。ただし、選ぶべきはマットな質感ではなく、微細なパールが美しい、シルキーな質感のアイシャドウパレットです。
ここでは、黄みを帯びた日本人の肌色に自然になじみ、加齢目元のくすみやクマを和らげて清潔感を引き出しながら、メリハリ感を生み出す絶妙な色設計の新作3品をピックアップ。白目の透明感が際立ち、コントラスト効果で黒目がくっきりと映えるのに、決して厚化粧には見えない。そんな自然体の引き締め効果で装いを格上げする、新たなマストカラーなのです。
透明感と陰影を両立。クマ、濁りを解消し、清潔感を引き出す
写真上/イヴ・サンローラン・ボーテ クチュール ミニ クラッチ 830…濁りのない輝く粉体が凹みまぶたをふっくら見せる
モロッコの庭園から着想した、フレッシュな明るいオリーブとディープなオリーブの組み合わせ。ダイヤモンド発想のパールを配合し、白浮きも濁りもなくシアーに輝く。
写真中央/ルイ・ヴィトン LVオンブル 951…シルキーな艶めきが美しい。くすみのないメリハリ目元に
今季デビューした話題の「ルイ・ヴィトン」のメイクアップラインのアイシャドウ。これは大自然の美しさからインスピレーションを得たオリーブを含むアースカラーのパレット。モデル使用色。
写真下/ゲラン オンブル ジェ 870…茶ぐすみまぶたにも映える鮮明なオリーブの眼差しに
艶めく上質なピグメントによるメタリックな輝きの濃淡オリーブをセット。引き締めながら沈んだ印象にならず目元がパッと華やぐ。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- 鈴木 宏(人物)、戸田嘉昭(パイルドライバー/静物)
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- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)

















