落ち着いた色のブラウンに、アクティブなスポーティ気分を融合させて… 大人らしさはそのままに、フレッシュにアップデートする方法をご紹介します。

■1:マリアナ・ロドリゲは…ボーダー柄を重ねるだけでリッチなワンピースがデイリー仕様に

ボーダー柄の色を拾った赤のルージュを差して、顔周りを華やかに。
ボーダー柄の色を拾った赤のルージュを差して、顔周りを華やかに。

2025年10月14日、帽子ブランド「Veronica Marucci Chapeaux」のローンチイベントを訪れたモデル、俳優、ジュエリーデザイナーのマリアナ・ロドリゲ。季節感漂うブラウンのワンピースは、動くたびに異なる表情を見せるツヤ素材が優雅さを醸します。

さらにレオパード柄のパンプスとフリンジバッグを添え、秋らしいクラシカルさを演出。Iラインワンピースのアレンジ力の高さを活かし、ラガーシャツのようなボーダー柄のスキッパーニットをレイヤードすれば、カジュアルダウンが叶ってデイリー仕様に。ブラウン×赤の縞模様がワンピースの色とマッチして、調和の取れた着こなしが完成しました。

■2:ニキ・ウー・ジエは…小物にこだわりトラックスーツを街着にアップデート

真っ白なスニーカーを投入して切れ味よく。
真っ白なスニーカーを投入して切れ味よく。

2025年10月6日、パリ ファッションウィークに参戦したインフルエンサーのニキ・ウー・ジエ。スポーツの秋にぴったりなトラックスーツは、落ち着いたブラウンに任せて上品さを獲得。さらにネイビーと赤の切り替えカラー、斜めになったハーフジップがお洒落心を満たしてくれます。街着として活躍させるために、シルバーのバングルやブレスレットの重ね付け、リッチ感漂うファーストールを添えてスタイリッシュにアップデート。顔周りを引き締める黒のバケットハットは、深めに被り格好良さを盛り上げました。

■3:ティファニー・シューは…あらゆる要素を絡ませてブラウンを地味にさせない

柄や異なる質感をミックスしてワンカラーがのっぺりしないように調整。
柄や異なる質感をミックスしてワンカラーがのっぺりしないように調整。

同じく2025年10月6日、パリ ファッションウィーク開催中のストリートにて、ラグジュアリー通販サイト「マイテレサ」のCBOを務めるティファニー・シューをキャッチ。ストライプ模様のシャツとネクタイで知的さを、シャカシャカ素材のブルゾンとミニスカートでスポーティさを、パンプスでレディなムードを… というように、あらゆる要素を組み合わせれば落ち着いたブラウンが地味に陥る心配がありません。またビターなチョコレートのようなこっくりブラウンをメインにして、シックにまとめ上げました。


スポーティなテイストをミックスした「ブラウン」のコーディネートをご紹介しました。色のもつイメージにない要素を補えば、簡単に新鮮さを獲得できます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香