多彩なパーティシーンに用意された昨今の「ドレスコード」は、趣向を凝らしてますます細分化。招く側も、招かれる側も想像力豊かに集う人に思いを馳せながら、エレガンスに軸をおいたとびきりのおしゃれ支度を!

雑誌『Precious』12月号の大特集【エレガンス基軸で楽しむ「ドレスコード」考】では、「Today's Dress Code─さあ、何を着る?」と題して、さまざまなドレスコードの楽しみ方を提案。

今回は、ドレスコードに合わせた7つのコーディネートをまとめてご紹介します。

■1:エレガンス基軸で楽しむ「ドレスコード」考

「ラルフ ローレン」のウエアを纏いドレスアップしたモデルの立野リカさん
カシミアのジャケット¥583,000・シルクのシャツ¥198,000・シルクのスカート¥410,300・ベルト¥81,400/参考価格・バッグ¥301,400(ラルフ ローレン〈ラルフ ローレン コレクション〉)、イヤーカフ[右耳用]¥314,600・イヤリング¥752,400・チョーカー¥9,900,000・ネックレス[上の2連]¥3,630,000・[下の2連]¥3,850,000・リング¥1,320,000(TASAKI)

凛とした女性のかっこよさを象徴するような、ジャケット着用のドレスコードでは、光沢素材を中心にシックなワントーンでまとめて、ドレスアップ感を一気に高めたい。パールを大胆に重ねることで、大人の清潔感を鮮やかに印象づけて。

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■2:「ビジネスフォーマル」にもどこか1点華やぎを!

「ニナ リッチ」のウエアを纏ったモデルの立野リカさん
シルクスカーフ付きウールのテーラードジャケット¥418,000・同パンツ¥198,000(イザ〈ニナ リッチ〉)、クラッチバッグ[チェーンストラップ付き]¥477,400(ジャンヴィト ロッシ ジャパン)、イヤリング¥726,000・リング[右手]¥7,524,000・[左手]¥2,917,200/すべて予定価格(ブシュロン)

例えば、ビジネスシーンでホスト側になる日。フォーマルなスーツでも、挨拶に来る招待客に会場のどこからでも見つけてもらえるよう、遠目にもわかる華やぎポイントをひとつつくるのがおすすめ。このクチュールテイストのジャケットは、胸元からロングスカーフが流れるようにあしらわれ、後ろ姿でも存在感を放つ。

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■3:「サムシングレッド」華やかな足元で魅せる

「フェラガモ」のウエアを纏ったモデルの立野リカさん
ドレス¥429,000・バッグ¥319,000・靴¥170,500(フェラガモ・ジャパン)、イヤリング¥3,850,000・ブレスレット¥2,915,000・リング¥1,375,000(ポメラート)

「どこかに◯◯色を」といった色をテーマにしたドレスコードも多い。そんなとき、スカーフを差し色にするのは簡単だけれど、もうひと息、磨きをかけて臨むのが、おしゃれな人のセンスの見せどころ。

こんなふうに背中の開いたエレガントな黒いドレスで視線を集めながら、大輪の花をあしらったセクシーな赤いハイヒールで魅せるのはいかが? 場を盛り上げる心意気が招く側の期待にも応えることになり、誰もがハッピーな気分に。

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■4:遊び心が求められる「モダン・カジュアル」

「エトロ」のウエアを纏ったモデルの立野リカさん
タイ付きオールインワン¥705,100(エトロ ジャパン)、イヤリング¥3,729,000・リング¥913,000(メシカ ジャパン)、バッグ¥424,600(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)

昨今のカジュアルセンスが求められるパーティスタイルで、出番が増えそうなのがオールインワン。シルク素材を選べばクラス感がアップ。ロングドレスのような華やぎもあり、なにより今どき感を印象づけられる。

クラシックな織り柄がほのかに浮かぶシルクジャカードのオールインワンは、透ける袖とボウタイが女らしさを添える一着。ビジューバッグでパーティ気分をアップして。

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■5:海外ゲストが集う格式ある「フォーマル」に

「ジルサンダー」のウエアを纏ったモデルの立野リカさん
ドレス¥877,800/表参道店限定(ジルサンダージャパン)、ピアス¥4,290,000・ブレスレット¥4,400,000・リング[左手、人差し指から順に]¥6,270,000・¥1,760,000・リング[右手]¥3,080,000(スカヴィア本店〈スカヴィア〉)

フォーマルに欠かせない高級素材として、ハリのあるシルクをたっぷりと贅沢に使ったドレスは、華やかで存在感のあるフォルムが楽しめるところも魅力。

特に海外ゲストを迎える場合など、小柄で華奢な日本女性にとって、肌見せやボディラインを気にすることなく、上品に、堂々と着こなせる。可憐な花柄のグラデーションプリントのドレスは、着物に通じる美しさが。

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■6:「カクテルアタイア」は耳元に眩い煌めきを添えて

「ハリー・ウィンストン」のダイヤモンドジュエリーを纏ったモデルの立野リカさん
ダイヤモンド・リンク・イヤリング¥5,489,000・ダイヤモンドのリング[人差し指]¥1,573,000・[薬指]¥517,000〜(ハリー・ウィンストン)、ミカドシルクのボウ付きブラウス¥220,000(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉)

「カクテル」といっても、主催者や集まる人の顔ぶれによって、フォーマルの具合はかなり異なるもの。それだけ幅広いドレスコードであり、迷いも多いなか、決め手になるのが顔周りを中心とした華やぎ。

モチーフがはっきりとしたダイヤモンドイヤリングならば、立食パーティが多いカクテルで、自由に会話を楽しみながら、視線を集め、表情も明るく照らしてくれるはず。

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■7:モード感のあるドレスで臨む「スマート・エレガンス」の夜

「グッチ」のウエアを纏ったモデルの立野リカさん
ボウタイ付きドレス¥1,265,000・ベルト¥363,000・バッグ¥363,000・ピアス¥1,485,000・靴[チェーンアンクレット付き]¥203,500(グッチ)

エフォートレスな気分を感じながら、エレガントであることがなにより大切と考えるプレシャス世代にとって「スマート・エレガンス」は、心から楽しめるテーマのひとつ。

女性らしいボディラインを生かしながら、どこかゆったりと流れるようなドレープを楽しむドレスで、モード最前線の空気を堪能。大きなホースビットのバックルベルトのインパクトも洗練されて。

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※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
藤森星児
STYLIST :
古田千晶
HAIR MAKE :
ヘア/西村浩一(VOW-VOW)、メイク/佐藤裕太
MODEL :
立野リカ(Precious専属)
EDIT&WRITING :
藤田由美
撮影協力 :
ホテル ザ・マンハッタン幕張