夫は元イングランド代表のキャプテンを務めたラグビー選手、自身も乗馬競技出身と体育会系ロイヤルとして好感度抜群なアン王女の長女、「ザラ・ティンダル」。スポーティな側面とロイヤルファミリーの立場を巧みに両立させ、その溌剌としたポジティブオーラで存在感を示しています。ロイヤルアスコットなど毎年恒例の王室イベントでみせるファッションも注目の的。ヘッドアクセサリーや乗馬ブーツ、チェックといったクラシックなトラッドスタイルをモダンに着こなすセンスも高く評価されています。そんな44歳がまとった、トレンドカラー・ブラウンの装いをスナップから紐解いていきましょう。
■1:旬色ブラウン×定番ブラックで鮮度と落ち着きのバランスを両立
2025年10月25日、チェルトナム競馬場で行われたウィリアムヒルショーケース競馬会の2日目に出席。ブラウンのベルテッドコートを主役に、インナーを黒でまとめたコーディネートです。足元はマルーン(赤茶)のロングブーツをチョイス。暖かみある秋冬カラーがトレンド感を醸し、落ち着いた黒が洗練シックなエッセンスを加え引き締めています。ベルトでウエストマークし、デニムをブーツインしたことですっきりとした印象に。ヘッドバンドがエレガンスをプラス。ベルベット素材のブラウンなので、装いから浮くことなくリッチなファイナルタッチを加えています。
■2:タンカラーでソフトに!乗馬風洗練アウトドアコーデ
2025年9月12日にコーンベリーパークで開催されたコーンベリーハウスホーストライアルに参加。ロング丈のワックスドジャケットにミディアムウォッシュのスキニーデニムを合わせ、ブーツインさせたコーディネートです。足元は膝丈のラバーブーツをチョイス。ニットやコートはタンカラーの穏やかな色味で統一しています。ジャケットとブーツは本格的なアウトドアスタイルですが、上品なカラーリングできちんと感もキープ、洗練された印象に。
■3:ファーのアクセントでリッチに。プリンス・オブ・ウェールズ・チェックのコート
チェルトナム競馬場で行われたフェスティバルに参加。ザラが着用していたのは、英国トラッドを象徴する、プリンス・オブ・ウェールズ・チェックを用いたウールコートです。グレンチェックに、大柄のチェック(オーバーペーン)を重ねた柄で、王室の格式や伝統を感じるノーブルな雰囲気が漂います。襟や袖にあしらわれたブラウンのファーが華やかなエッセンスをオン。バッグやブーツ、グローブもブラウントーンでまとめたことで、落ち着いた印象と格別な品を醸しつつ、防寒も両立したスタイルを完成。
英国のザラ・ティンダルが魅せたブラウンコーデをお届けしました。両手が自由になるクロスボディバッグを愛用するアクティブなザラ。とはいえ、実用的なだけでなく格式も感じさせ、王室メンバーらしい“場をわきまえたモード”を体現しています。秋のアウトドアシーンでぜひ参考にしてみてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子

















