ソックスをバランスよく全身のおしゃれポイントにできたら、今っぽい旬のコーディネートが完成します。3人のスナップから技ありテクニックをチェック。

■1:アナベル・ローゼンダールは…白ソックスのワンポイントがオール黒に軽やかさを加味

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バッグも黒ですが、ソフトなナイロン素材なので軽快な印象に。

2025年8月初旬、インフルエンサー、アナベル・ローゼンダールがコペンハーゲンでキャッチされたときの着こなしです。ニット&膝丈のパンツ、ロング丈のジャケットをすべて黒でまとめていました。襟なし、テーラード型のベーシックタイプが長くなったデザインは、モードさが光っています。キャップをかぶっていることから、スポーティーさが感じられアクティブなイメージにも。そして足元だけポインテッドトウのパンプス+白ソックスを投入して、旬らしさのアクセントづけに。白は全身の中でここだけなので、ひと際視線が集中するポイントになっています。Vラインのカッティングがエッジィなバックストラップ靴は、シャープさ抜群です。

■2:イリーナ・クロ・アイケは…レオパードの足元ならピンクニットのおしゃれスパイスに

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ニット帽をかぶると、背が高く見えて美スタイルが期待できます。

ここ最近スナップ界で注目を集めているソーシャライト&インフルエンサーのイリーナ・クロ・アイケ。2025年2月末、ミラノで見かけられた日は、ピンクのタートルネックニットと膝丈のクロップドパンツの上に、スエードのジャケットを羽織っていました。ほっこりしがちなピンクのニットは半端丈のレザーパンツと合わせることで、こなれたムードが漂っています。

さらにレオパード柄のソックスをセレクトしていて、おしゃれの完成度がグッとアップ。タッセルがあしらわれたモカシンもプリントソックスとの組み合わせによって軽快かつ新鮮さが際立つので、必見です。

■3:フラビア・ミレン・カイアッツォは…ブラウン系の装いも黒の引き締め効果でシャープに仕上がって

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大きめのサングラスなら顔つきがシャープに見えます。

ベルギーの雑誌制作に携わるだけでなく、インフルエンサーとしても活躍するフラビア・ミレン・カイアッツォが、2025年9月末ミラノでスナップされていました。白シャツとベージュのスカートに、ブラウンのレザーブルゾンをコーディネート。白~ベージュ~ブラウンへの知的かつ品のいいカラーリングはスマートさを十分に演出できますが、あっさりしていて印象に残らない可能性もやむを得ません。引き締まって見えるのは、ローファーとソックスを黒でまとめているおかげです。シンプルなローファーできりっと仕上げながら、ソックスでモード感を加味させるとベストバランスに。

バッグは着こなしになじむアイボリーで、女性らしく軽やかにまとめたことも、見事なチョイスです。


おしゃれソックスをパンプス、モカシン、ローファーと3種類の靴に合わせてセンスよく仕上げていた3人のファッショニスタのスナップをご紹介しました。タイツで無難にまとめるより、新鮮で印象的な足元が楽しめるので、おすすめです。

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EDIT&WRITING :
佐野有紀