ご紹介する3人が選んだのは、スエードならではのぬくもりを高め、季節感を後押ししてくれるブラウンでした。ベーシックカラーでまとめた例と差し色を加えた例をピックアップ!

■1:イヴァ・ニコリーナは…黒とのミニマルな色合わせがシックな印象を押し上げる

定番のウールよりも、ちょっぴり特別感のあるスエードコートがシンプルコーデのなかで威力を発揮。
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2025年11月5日、ミュンヘンでスナップされたインフルエンサーのイヴァ・ニコリーナ。スエードコートはステンカラーのシンプルなデザインで色はブラウン。そこに黒アイテムを掛け合わせ、ミニマルシックを実現しました。単調にならないよう、フェミニンなフレアパンツとバレエシューズを指名して、曲線を描きながら優雅さを演出。光沢感のあるシューズがさりげない立体感を実現してくれます。コートよりも明るい色味のブラウンレザーバッグを携え、程よいトーンアップを図ればツーカラーでもしっかりメリハリのある印象に。

■2:ソフィア・ガイスは…軽快な水色シャツとぬくもりスエードコートの対比がgood

ブラウンでリンクしたオーバルメガネや、モノグラムバッグのチョイスも素敵。
ブラウンでリンクしたオーバルメガネや、モノグラムバッグのチョイスも素敵。

2025年10月下旬、デジタルクリエイターのソフィア・ガイスをベルリンでスナップ。王道のトレンチコートは、ブラウンのスエード素材にアップデート。マンネリを脱却しながら、季節に見合ったぬくもりを表現しています。さらにコートとカラートーンを揃えた濃紺ワイドデニムパンツを添え、程よいカジュアル気分をミックスしあか抜けを狙って。トップスは、コートと真逆な印象の、爽やかかつ軽快な水色シャツをセレクト。緩急をつけました。インせずとも様になるショート丈が、おのずとスタイルアップに繋がっています。

■3:アマンダ・アズイテイは…たっぷりマキシ丈のコートにシャープな白を投入

グローブやフルレングスパンツで肌が見える面積を極力抑え、スタイリッシュさをアピール。
グローブやフルレングスパンツで肌が見える面積を極力抑え、スタイリッシュさをアピール。
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2025年10月下旬、ベルリンにてデジタルクリエイターのアマンダ・アズイテイをスナップ。重厚感が格好いい、ブラウンのマキシ丈スエードコートを着用していました。丈が長いぶん、グラマラスな印象が盛り上がり、マチュアなムードたっぷり。トップスと小物もビターなブラウンで統一しながら、ニットやレザーの秋冬素材を盛り込み表情に変化をつけています。

ボトムは、キレのよいシャープな白パンツをセレクトし軽重を表現。ウエストゴムのイージー仕様なため、ちょうどいい抜け感が生まれて、こなれた見た目に整いました。


海外のお洒落賢者たちが愛用している「スエードコート」の最新スナップをお届けしました。デイリーに馴染ませやすい適度なリッチ感を演出でき、トレンドの70sなレトロムードにもマッチします。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香