2025年10月4日に3人目となる女の子、ビアンカ・キャロライン・マルタを出産。娘誕生から約6週間後の11月19日にはモナコ・ナショナルデーに登場し変わらぬ美貌で魅了した、モナコ公子ピエール・カシラギの妻「ベアトリーチェ・ボロメオ」。
先祖にミラノ大司教をもつイタリア最古の貴族の出身で、ミラノの名門、ボッコーニ大学で法律を学んだのち、コロンビア大学でジャーナリズムの修士号を取得した、高貴さと知性を兼ね備えた人物です。若いころからモデルとして活躍し、人権に関心が強く、3児の母でもある——。ファッション・社会活動・家族という多面的なライフスタイルがファンをインスパイアし続ける40歳の、端正フェミニンな装いを紐解いていきましょう。
■1:クリーンでミニマル!モダンさを宿した王道ロイヤルファッション
2025年11月19日、モナコ建国記念日2025の軍事パレードに参加。詰まった襟元に長袖、ミディ丈にグレーの色味がストイックなイメージのドレスを着用しています。ベルトでウエストを締め、フレアに広がるシルエットが優雅さを強調、柔らかなトーンのグレーは、落ち着きと品格を兼ね備え、控えめながら洗練を引き立てます。胸元のブローチが程よい華やかさをプラス。黒のレザーグローブとパンプスでコーディネート全体をキリッと引き締めています。
■2:華やぎ小物で洒落感アップ!クラシカルなスカートスーツ
2024年11月19日の建国記念日では、スタンドカラーのジャケットとプリーツスカートのセットアップを選んでいます。7分袖に軽く絞られたウエストのラインがクラシカルでフェミニンな魅力を引き立てます。深みのある光沢と重厚感が同居するベルベットのネット付きベレーが格式と華やかさをプラス。アイコニックなキルティングが目を引くバッグで自分らしさを表現し、優美さ漂うロイヤルスタイルを完成。
■3:定番シルエット×モノトーンに個性を宿して
スコットランドのエディンバラにあるドラモンド城で開催されたコレクションに出席。ウエストが絞られたダブルジャケットとミディスカートのセットアップは、コントラストの効いたチェックがオーセンティックなシルエットをアップデート。横長シェイプのバッグを持ちモードなエッセンスもプラスしています。足元はリボンのあしらわれたフェミニンなヒールをセレクト。全身をモノトーンに抑えたことで、端正さをキープしながらも、ツイストの効いた着こなしに仕上がっています。
モナコ「ベアトリーチェ・ボロメオ」の知性が宿るラグジュアリーでエレガントなスタイルをご覧いただきました。上質を知るからこそ惹かれる、控えめで完成度の高い装い。格上のエレガンスを纏うワードローブづくりに、ぜひお役立てください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子

















