「リゾナーレ」4施設で楽しむ冬のディナーコース
「リゾナーレ」は、星野リゾートが国内外に展開するリゾートブランドで、“PLAY HARD”をコンセプトに、土地の魅力を生かした空間やアクティビティを通して心に残る滞在を提案しています。2025年12月開業の「リゾナーレ下関」を含め8施設を展開し、2027年には「リゾナーレ福井」も開業予定です。
下関・トマム・那須・八ヶ岳の4施設で展開しているメインダイニング「OTTO SETTE(オットセッテ)」では、地域食材とイタリア各州の郷土料理を掛け合わせた料理を提供しています。店名はイタリア語で「8」を意味する“OTTO”(リゾナーレ誕生の地・八ヶ岳)と、「7」を意味する“SETTE”(食材の生産者=7人の達人)に由来し、地域の恵みを最大限に味わってほしいという思いから誕生したメインダイニングです。
そんな各オットセッテでは、2025年12月1日(月)からは冬の旬を取り入れた、土地の個性が光るメニューが登場しています。本記事では、現在提供されている冬のコース料理をご紹介します。
■1:前菜からメインまでふぐを使用したディナーコース/リゾナーレ下関
関門海峡を望む絶好のロケーションで、行き交う船や対岸・門司港の景色を眺めながら食事を楽しめるリゾナーレ下関の「OTTO SETTE SHIMONOSEKI」。コンセプトは、イタリア語で「ふぐの魅力」を意味する「Il Fascino Di Fugu(イル ファッシノ ディ フグ)」です。
「ふぐの新たな魅力を知ってほしい」という思いから、前菜からメインまで全メニューに下関名物のふぐを使用。厚みや部位による味わいの違い、皮や骨を含めた素材そのものの旨みを多彩な調理法で堪能できます。
ふぐをイタリア料理の定番・カルパッチョに仕立て、仕上げに柑橘の軽やかな泡をまとわせた一皿は、ハーブの香りとともに、てっさとは異なるふぐの魅力を引き出します。
また、食感豊かなふぐ皮と、ふぐ料理のために作られた“ふくネギ”をピューレ状のソースに仕立て、ふぐ節をアクセントに加えた冷製パスタは、香りと旨みが重なる一品です。
メイン料理は、香ばしくムニエルにした白子と牛フィレ肉を合わせ、アンチョビ入りの焦がしバターソースで仕上げた「ふぐの白子と牛フィレ肉」。コクと調和を楽しめる贅沢な一皿となっています。
問い合わせ先
- リゾナーレ下関「OTTO SETTE SHIMONOSEKI」
- 提供期間/2025年12月11日(木)~
- 提供時間/17:00~21:30(最終入店 19:30)
- TEL:050-3134-8093(リゾナーレ予約センター)
- 住所/山口県下関市あるかぽーと4番1号
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■3:力強い蟹を中心に北海道の恵みを味わうディナーコース/リゾナーレトマム
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全8品のディナーコース ¥18,000、ワインペアリング ¥9,500 ※写真は冷前菜の「泡で包んだ蟹とフィノッキオの爽やかな香り」リゾナーレトマムにある「OTTO SETTE TOMAMU」のコンセプトは、イタリア語で「美しい組み合わせ」を意味する「Bella Combinazione(ベッラ コンビナツィオーネ)」。冬の海で身が締まった力強い蟹の旨みと、北海道ならではの食の魅力を堪能できる、全8品のイタリア料理のコースを楽しめます。
旬の蟹は身もみそもぎっしり詰まっているのが魅力。ほぐした蟹の身と甘みの強い蟹みそを甲羅に盛り付け、海産物と相性の良いフィノッキオ(イタリア語で「フェンネル」の球根部分)のピュレが上品な香りを添えます。軽やかな昆布の泡が全体をまとめ、口に入れた瞬間に蟹の旨みとフィノッキオの爽やかな香りが広がります。
パスタ:蟹の濃厚な旨みを味わう「蟹のリングイネ」温製パスタは、冬の海の恵みを凝縮した一品。イタリア・リグーリア州の郷土料理「チュッピン」(魚介のスープ料理)の調理法を取り入れ、蟹の身だけでなく殻までじっくり煮込んだ濃厚なソースを使用しています。リングイネにしっかりと絡むソースは、蟹の香ばしさと旨みを余すところなく味わえる仕上がりです。
問い合わせ先
- リゾナーレトマム「OTTO SETTE TOMAMU」
- 提供期間/2025年12月1日(月)~2026年3月31日(火)
- 提供時間/17:30~19:00(最終入店)
- TEL:0167-58-1111(代表電話)
- 住所/北海道勇払郡占冠村字中トマム
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■2:那須で親しまれる旬の野菜や乳製品を楽しめるディナーコース/リゾナーレ那須
全8品のディナーコース 大人 ¥15,730、7~11歳 ¥9,100、4~6歳¥6,500、ワインペアリング ¥8,800 ※写真は前菜の「農園のピンツィモーニオ」リゾナーレ那須の施設内の畑で育てた野菜や自家製米を取り入れ、イタリア・トスカーナの郷土料理の技法と、那須で親しまれる野菜や乳製品を組み合わせたディナーを提供している「OTTO SETTE NASU」。
農園「アグリガーデン」で収穫した野菜に、那須で生産が盛んなチーズやヤシオマスを合わせた前菜は、地域の恵みをひと目で感じられる一皿。ガラスの器に盛ったスティック野菜は手でつまんで食べるスタイルで、まるで収穫体験をするかように旬の味わいを楽しめます。
魚料理:「テガマッチョ ミントの香り」魚料理では、イタリアの燻製チーズ「スカルモッツァアフカミータ」を白身魚で挟んで焼き上げ、蕪と蕪の葉を使ったリゾットを添えています。リゾットには敷地内の田んぼで収穫した「アグリガーデン米」を使用。アマランサスやシブレット、レッドソレルなどのハーブサラダをのせ、豊かな香りと食感をプラスしています。
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赤ワインを加えたテガマッチョスープ(トマトをベースに魚を長時間煮込んで作るイタリアの伝統料理)が魚の旨みを引き立て、仕上げのミントオイルが爽やかな余韻を添えます。
問い合わせ先
- リゾナーレ那須「OTTO SETTE NASU」
- 提供期間/2025年12月1日(月)~2026年3月18日(水)
- 提供時間/17:30~、18:00~
- TEL:050-3134-8093(リゾナーレ予約センター)
- 住所/栃木県那須郡那須町高久乙道下2301
■4:フィノッキオやカーボロネロなど八ヶ岳の冬の恵みを堪能するディナーコース/リゾナーレ八ヶ岳
イタリア語で「ワインと野菜」を意味する「Vino e Verdura(ヴィノ エ ヴェルデューラ)」をコンセプトとした、リゾナーレ八ヶ岳の「OTTO SETTE」。
前菜からデザートまでこだわりの野菜を取り入れ、八ヶ岳の風土が育んだ恵みをイタリア料理として表現。料理を引き立たせるワインは、山梨ワインからイタリアワインまで約500種類、約2,000本を取り揃えています。
現在のディナーコースでは、冬に旬を迎える牛蒡やフィノッキオ、カーボロネロなど、季節の食材が重なり合う豊かな味わいを楽しめます。
メイン料理「牛肉のグリッリア ポルチーニのグラティナート」では、葡萄の搾り粕を食べて育った牛肉に、葡萄の枝や葉の薫香をまとわせて焼き上げ、旨みを一層引き立てています。芳醇な香りのポルチーニを使ったグラティナート(イタリア語で「グラタン風」)を添え、八ヶ岳らしい自然の恵みを感じられる仕上がりです。
デザートは、牛蒡の風味を生かしたアイスクリームとエスプーマに、スパイスが香る洋梨のコンポートを合わせた冬ならではの一皿。食感のよいカカオクランブルをカカオのチュイルで包み、アイスには牛蒡の実、エスプーマには焼き牛蒡の皮の香りを忍ばせ、旬の牛蒡の魅力を余すことなく味わえます。
問い合わせ先
- リゾナーレ八ヶ岳「OTTO SETTE」
- 提供期間/2025年12月4日(木)~2026年3月18日(水)
- 提供時間/17:30~20:15(最終入店)
- TEL:050-3134-8093(リゾナーレ予約センター)
- 住所/山梨県北杜市小淵沢町129-1
リゾナーレ各施設のメインダイニング「OTTO SETTE」では、下関のふぐ、トマムの蟹、那須の農産物、八ヶ岳の旬野菜など、各地の恵みをイタリア料理で表現した冬のコースが楽しめます。地域の魅力を一皿ごとに感じられる、ここだけの味わいを堪能してみませんか。
※仕入れ状況により、料理内容が一部変更になる場合があります。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部

















