2014年の退位後も、文化・慈善活動を中心に公務を続けるスペイン・ソフィア王妃。息子の妻であるレティシア王妃の義母にあたり、現在の王室を支える象徴的存在です。近年は孫で王位継承者のレオノール王女の公務デビューを温かく見守る存在としても注目され、世代交代が進むスペイン王室のなかで、豊かな経験により家族と王室を支え続けています。
1938年、アテネでギリシャ王家の王女として誕生、1962年にフアン・カルロス1世と結婚しスペインへ。1975年、夫の即位に伴いスペイン王妃に。長男は現在のスペイン国王であるフェリペ6世です。
王妃の定番ファッションは、ジャケット×ストレートパンツに、ブローチやネックレスのレイヤードで華やぎをプラスしたスタイル。現在の王室ファッションの基盤を築いた存在ともいわれる87歳の、ミニマルエレガンスを紐解いていきましょう。
■1:ブローチに込められたメッセージとは?エレガンス際立つブラックスーツ
2026年3月4日、マドリードの海軍博物館で開催された展覧会「海から来た旗。私たちを示す色彩」を視察。装いは、ノーカラーがフェミニンなジャケットのパンツスーツに白のシルクトップスを合わせ、顔まわりを明るく見せています。ラペルには、航海中のエルカノ号で王妃に贈られたイエローゴールドとダイヤモンドのブローチを。エルカノ号はレオノール王女が最近軍事訓練に参加した船で、20歳の王女への「バトンタッチ」を示す意味が込められたスタイリングです。バッグはスペインブランドのヴィンテージを選び、シックでありながら個人的なメッセージ性を感じさせる王室らしい装いに仕上げています。
■2:首元や手元のジュエリーレイヤードに注目!気品あふれるロイヤルブルー
2025年12月4日、マドリードの国立考古学博物館で開催された第4回パラルク国家賞授賞式に出席。黒のパンツが引き立て役となり、明るいブルーのジャケットの美しい色味を際立たせています。ジャケットは腰にかかる短めの丈で、バランスよくまとまるデザインです。ドロップイヤリングとブローチ、バイカラーのストラップバッグで華やかさをプラス。さらにジャケットのラウンドカラーからのぞくネックレスの重ねづけが、さりげなく華やぎを後押ししています。
■3:ネックレスの迫力を堪能!鮮やかな赤ジャケット
2025年10月8日、レアル・カジノ・デ・マドリードで開催されたマフレ財団ソーシャル・アワードに出席。印象的な赤いジャケットを主役に、白のトップスとパンツを合わせた明るくクラシックなコーディネートです。ジュエリーはネックレスを大胆に重ね、クラシカルなカラーリングにこなれ感をプラス。フラットシューズやバッグはベージュを選び、赤と白のインパクトを和らげています。シンプルながら上品で華やかな、洗練された装いにまとめられています。
スペイン「ソフィア王妃」の定番、洗練スタイルをご覧いただきました。ジャケット×ストレートパンツを軸に、ジュエリー使いでミニマルでも華やかに。クラシックと今っぽさが共存する、王室らしい優美な装いです。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子

















