「丸絎」ってなんと読む?「まるいとゆき」ではありません!
明日・3月23日は、東京の地下鉄路線の中でも中心部をつなぐ象徴的な路線である、丸の内線の現行路線が全線開通した日です。1954(昭和29)年の1月に、最初に開通した区間が池袋~お茶の水で、その後、年々開通区間を延ばしてゆき、現行路線で最後に開通したのが1962(昭和37)年3月23日、中野富士見町~方南町でした。本日は「丸」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「丸組(まるぐみ)」って何?
「丸組(まるぐみ)」という日本語一般名詞の意味として正しいものを、以下の選択肢の中から選んでください。
1:糸と糸を丸く組み合わせた組紐(くみひも)
2:江戸火消(えどびけし)の長となる組織
3:円筒形の柱を使用した和の建築工法
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 1:糸と糸を丸く組み合わせた組紐 です。

晴れの日の振袖の帯締めとして、金糸銀糸を使用した、太く豪華な「丸組」がよく使用されます。細く、金糸銀糸を入れない「丸組」の帯締めは、フォーマル用でなくおしゃれ着用、と、用途が違います。
では、2問目にまいります。
【問題2】「丸絎」ってどういう意味?
「丸絎」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:以下の画像の七五三用の帯締めのように、芯に綿などを入れ、ひもや帯を丸く棒状に仕上げるように処理したもの、また、そのひもや帯そのものを言う言葉です。

…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 丸絎(まるぐけ) です。
和裁の技法で、「縫い目が表から見えないように布端を処理する縫い方」を「絎(く)け」「絎(く)ける」と言います。「丸絎(まるぐけ)」は、七五三用や、昨今では振袖用等の帯締めに使用されることが多い和裁の修法です。
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本日は、3月23日、東京の地下鉄丸ノ内線が全線開通した日にちなんで、「丸」という字の入った日本語から、
・丸組(まるぐみ)…糸を丸く組んだ組紐
という知識と、
・丸絎(まるぐけ)
の読み方や意味、言葉の背景などをおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/メトロアーカイブアルバムホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)/photo AC
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















