『Precious』本誌をはじめ、テレビや広告、ブランドとの取り組みなど、幅広く活躍する人気スタイリストの犬走比佐乃さん。ラグジュアリーブランドからプチプラファッションまで、ファッションセオリーと遊び心を柔軟に織り交ぜながら大人を素敵に見せるコーディネートが、Precious.jp読者からも大きな反響を呼んでいます。
そんな「マダム犬走」の美意識に、さまざまな角度から触れる連載。今回のテーマは、ハンドメイドのレースアクセサリーです。コーディネートの印象をエレガントに一変させる「ジャボ」と「袖飾り」を、犬走さんならではの自由すぎる発想力で作る方法を教えてくれました。

犬走さんのアイデアが光る!簡単ハンドメイドで作るレースアクセサリー
これまでも連載でお伝えしてきたとおり、日頃から大胆かつ気軽にリメイクやハンドメイドをしている犬走さん。最近はどんなものを作ったのか尋ねたところ、2つのレース小物を紹介してくださいました。
「レースのアクセサリーは、ブラウスやシャツの胸元に添えるだけで一気にエレガントさが増すアイテム。ハンドメイドなら好みの長さやボリューム感で仕上げられるので自由度が増し、より自分らしいスタイルを楽しめます。レースは縫い目も見えにくいし内側は隠れるので、それほど丁寧に作らなくても大丈夫! 不器用さんでもトライしやすいと思います」
「意外に大変なのは、気に入った生地になかなか出合えないこと。なので、日頃から生地屋さんを訪れた際にはこまめに探すようにしています。ギャザーを寄せることを考えても30cmあれば十分なので、リーズナブルな価格帯の端切れ生地から見つけることもあるんですよ」
■1:複数のレースを重ねてふわりとボリュームをもたせた「ジャボ」
「ジャボ」とはレースや布でひだ飾りを作ったタイのこと。17~18世紀に男性のファッションとして流行したものが発祥です。レースでたっぷりギャザーを寄せた繊細なボリュームの「ジャボ」をプラスするだけで、シンプルな装いが上品に華やぎ、軽やかな抜け感を演出してくれます。
「こちらは、レースを3枚重ねてグログランと繋ぎ合わせました。それぞれのレースがずれないように気をつけながら、まずはぐし縫いのような形で端から真っ直ぐ縫っていき、最後にギャザーを寄せるイメージです。ギャザーを寄せてから縫うのではなく最初に縫ってしまうのがポイントで、あとは適当に仕上げても大丈夫」
犬走さんの手持ちのレース生地から、作り方のイメージを教えていただきました。
生地を縫い合わせたら裏側にグログランリボンを付けるのですが、犬走さんは縫うのではなく熱圧着テープや両面テープ(!)を使っているそう。グログランリボンの長さを調整して、端にゼットカンや差し込みバックルをセットすれば完成です。
■2:フリルたっぷりのシュシュでリメイクした「袖飾り」
鈴木保奈美さんがPrecious.jpのインタビューの際に着用した「袖飾り」も、実は犬走さんによるハンドメイド。エスニックな雑貨店で購入したシュシュをリメイクしたのだそう。
「とあるお店で偶然このシュシュを見つけたときに、袖飾りにしたら素敵だなと閃きました。でも髪の毛を束ねるものなので、手首にはめるにはゴムの部分が小さすぎる。それで、ゴムを全部抜いて緩いものに入れ替えたんです。
保奈美さんの撮影では、長袖のニットワンピースに合わせて手首からふわりと出るようにスタイリングしました。手元にあしらうだけなのに、表情豊かな印象に変わってよかったです。実は、お店には同じレースのシュシュがなかったので左右で少し違うのですが…、それほど気にならないし、それもまたおしゃれかなと(笑)」
「もともと出来上がっているもののゴムを入れ替えるだけなので、先ほどのジャボよりもさらに簡単。シュシュによってレースの色や柄、長さも違うと思うので、もし気になったら雑貨屋さんとかリーズナブルなヘアアクセのお店で探してみてくださいね。気負わずにプチハンドメイドを楽しんでいただけたらうれしいです」
「マダム犬走」ことスタイリスト犬走比佐乃さんの連載。今回は、「ハンドメイドで作るレースのアクセサリー」をテーマにお届けしました。次回もぜひお楽しみに!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 田中麻衣(小学館)
- WRITING :
- 河野未奈
- EDIT :
- 谷 花生(Precious.jp)

















