本格フレンチに薬膳ランチ、アフタヌーンティー!「ザ・リッツ・カールトン大阪」で多彩な食体験を
大阪・梅田の中心に佇むラグジュアリーホテル「ザ・リッツ・カールトン大阪」。18世紀の英国貴族の邸宅を思わせる優雅な空間美と、きめ細やかなサービスで知られ、国内外のゲストを魅了し続けています。
重厚感のある調度品や美術品に彩られた館内は、都市の中心にありながら静謐で落ち着いた空気に包まれ、訪れる人を非日常の世界へと誘います。客室はクラシカルな趣を基調にしながらも快適性を追求し、細部にまで行き届いたホスピタリティによって、上質な滞在を実現しています。
また、世界的なトラベルガイドであるフォーブス・トラベルガイドにおいて大阪で唯一最高評価である5つ星を獲得していることも、このホテルの大きな特長のひとつです。サービス、施設、ダイニングといったあらゆる側面において厳格な基準を満たした証であり、その品質の高さは国際的にも広く認められています。
細やかな心配りと洗練された空間が融合したこの場所は、大阪におけるラグジュアリーステイの象徴ともいえる存在です。
そんなザ・リッツ・カールトン大阪には、個性豊かな6つの魅力的なレストランとバーがあります。本記事では、その中でもミシュラン一つ星を獲得し続けているフランス料理「ラ・ベ」と、伝統的な広東料理にモダンなエッセンスを加えた中国料理「香桃」、それぞれのランチコースをPrecious.jpライターが体験。詳しくご紹介します。
9年連続ミシュラン一つ星を獲得!フレンチレストラン「ラ・ベ」のランチコース「シニャチュール」を体験
館内のフランス料理「ラ・ベ」は、ミシュランの星に輝く名店として知られる存在です。クラシックなフランス料理の技法を礎に、日本各地から厳選した旬の食材を取り入れ、季節の移ろいを一皿に表現しています。
今年『ミシュランガイド京都・大阪2026』にて一つ星として掲載され、9年連続のミシュラン獲得となりました。
深い赤を基調とした重厚感のあるクラシカルなダイニング空間に足を踏み入れると、たちまち非日常へと誘われます。記念日や特別な日のディナーにふさわしい、格調高い一軒です。
20年にわたり「ラ・ベ」の料理長を務めるのは、フランス・ブルターニュ出身のクリストフ・ジベール氏。パリの名店やミシュラン二つ星のレストランなどで研鑽を積み、最先端のフランス料理のクリエイティブなテクニックを磨き続けてきたジベール氏は、素材のハーモニーを活かした独創的な料理を表現しています。
今回いただいたのは、全5品のランチコース「シニャチュール」。フォアグラやオマール海老など、豪華食材を使った内容です。
カナッペはフィンガーフードが3品。ボタンエビのタルタルにバジル風味のクリームを重ねパート・ブリックで包んだものとと、フレッシュチーズとオニオンのペーストをのせたサブレ、愛知県の絹姫サーモンをディルや山椒でマリネしてタルタルに仕上げたタルト。この順番で食べるのがシェフのおすすめだそうです。
アミューズは、オシェトラキャビアとカンパチのマリネ。マリネは白いドーム状のレフォール(西洋わさび)のムースに包まれています。黒くパラパラとかかった粉は海苔のパウダー。
白いムースの周囲を囲むグリーンは、キュウリやオクラを使ったヴィネグレットソースです。多層的な食感や味わいに舌鼓。おいしくペロリといただけました。
焼きたてのフランスパンとパン・オ・ブ―ルも登場。フランスのブルターニュから取り寄せたという無塩のボルディエバターを塊から削って、パンと共に提供してくれます。その場で潰して香りをたてたコショウと、フランス産のフルール・ド・セル、海藻入りの有塩バターも添えて。お好みでつけながらいただけます。
続いては、フォアグラのテリーヌをパンデピスという生姜やはちみつの香るパウダーと、様々な食感の根セロリの付け合わせと共に楽しむ一品。カシスやブルーベリーのコンフィチュールも添えられています。果物や野菜の甘みと酸味と、濃厚でコクのあるフォアグラのコラボレーションが楽しめます。
フランス産のホワイトアスパラガスのバターソテーをフランス・ジュラ地方のヴァン・ジョーヌという白ワインの香りを添えたコンソメでいただく一品も。コンソメの底には洋風の茶わん蒸しのようなフランが潜んでいます。
そしていよいよ、ラ・ベのシグネチャーであるオマールブルーをココットで蒸しあげたメインディッシュが登場しました。調理前に特別に見せていただいたオマールブルーは、その名の通り青みがかった黒でしたが、ブランデーと柑橘、海藻とともにココットの中で蒸しあげたあとのオマールブルーはきれいなオレンジに。
蒸したオマールブルーは、海老の甘みを感じられるよう、中はややレア感を残したそう。
エビの出汁にクミンやマドラスなどのアジアンスパイスを加えたシェフのスペシャリテソースと、エビの濃厚な味噌を用いたビスクソースの2種をかけていただきます。スパイシーなソースが海老の甘みをより引き出していました。
赤い大根をソテーして海苔と紫蘇の香りを添えた付け合わせは、さっぱりといただけて味変にもぴったりです。
さらに、小皿で提供されたのはオマールブルーのはさみの部分。バターソテーしたものを、ビスクソースとベアルネーズソースでいただきます。こちらもしっかりとオマール海老の肉感が感じられ、満足感たっぷりでした。
デザートは3品から選べます。今回セレクトしたのは、ラ・ベオリジナルのクレープフランベ。オレンジリキュールのグランマルニエでフランベする様子を間近で見られるため、ライブ感のあるデザートとしてぜひオーダーしたい一品です。
バニラビーンズをたっぷり使ったバニラアイスクリームと、食感のアクセントにラングドシャを添えて提供されます。
オレンジの風味が効いた香り高いクレープフランベは、もちもち食感がやみつきになる味わいでした。わりとボリュームのあるデザートながら、重たくならずに最後までいただけます。
もうひとつは、いちごをいろいろな形で表現したデザート。
フレッシュないちごはもちろん、マリネしたもの、シャーベットにしたもの、さらにいちごのソースをかけて。一緒に、レモン風味のメレンゲやバジルの香りのゼリーなどを組み合わせて清涼感たっぷりです。いちごを上品に、多角的に楽しめるデザートでした。
デザートタイムはまだ終わりません。最後に登場したのは、8種類ものプチデザートが並ぶプティフールワゴンです。全種類選んでも大丈夫だそうですが、大体3種類ほど選ぶ方が多いそう。
ワゴンの左手から、黒糖とペカンナッツを使ったケーキ、中にライムソースが入ったプラリネチョコレート、木苺とバラの香りをつけたギモーヴ(マシュマロ)。その奥がコニャック風味の生チョコレート、隣のグラスに入っているのがマカダミアナッツのチョコボール2種類。右手前の木製の台にのっているのは、刻んだヘーゼルナッツや柚子風味のキャラメルソースをはさんだサブレクッキーと、ペールエールというフルーティーなビールをフレーバーに使ったロクム(トルコの伝統菓子)です。
今回は、せっかくなので全種類ひとつずつをいただきました。見た目にも美しく、様々な味わい・食感のお菓子が並び、飽きずに楽しめるプティフールワゴンは、好みのスイーツを探すのも楽しい時間ですよね。最後の一口までワクワク感が続くようなコースは、大満足の一言でした。
フランス料理と聞いて誰もが頭に浮かべるであろう食材がすべて使われていると言える、ラ・ベの贅沢なランチコース「シニャチュール」。ランチは今回いただいたコースのほかに2種類、ディナーも全3種類のコースが展開されており、それぞれ違ったメニューが楽しめます。
9年連続ミシュランの星に輝いた本格フレンチを、ぜひ味わってみてくださいね。
問い合わせ先
- ザ・リッツ・カールトン大阪 フランス料理「ラ・ベ」
- 営業時間/ランチ 11:30~15:00(ラストオーダー13:30)、ディナー 17:30~21:00(ラストオーダー19:30) ※不定休
- TEL:06-6343-7020(レストラン予約 10:00~19:00)
中国料理「香桃」初の“医食同源”ランチコース「季節の薬膳ランチ“和漢”」
「ラ・ベ」と同じく5階にある中国料理「香桃」は、伝統的な広東料理にモダンなエッセンスを加えた中国料理をいただけるレストラン。
こちらでは2026年1月より、広東料理をベースにした繊細な味わいに、薬膳のエッセンスを取り入れたランチコース「季節の薬膳ランチ“和漢”」が提供されています。2025年5月から「医食同源・医茶同源」をテーマとしたイベントを3シーズン計9回開催し好評だったことから、平日限定のランチコースとして通年で登場することになったのだそう。
春・夏・秋・冬に土用を加えた「五季」と、五行思想に基づく色の概念「五色」を組み合わせた、中国の「五季五色」という考え方をべースに、季節や体調に寄り添う食材を選び抜き、身体の内側から整えることを意識した構成が特徴です。
料理長の皆上敬司氏が手掛けるお料理は、薬膳と聞いて思い浮かべるようなクセをまったく感じさせることなく、自然なおいしさを感じるバランスに仕上げられています。高級茶藝師・高級評茶員・国際薬膳師の小田純也氏が厳選した季節の薬膳茶と共にいただく、全6品のコースです。
今回いただいたのは、春の薬膳のコース。春は五色では「青」、自然界で「陰の気」から「陽の気」に入れ代わる季節です。体内では五臓のうち「肝」が活発に働くため、肝臓の働きをサポートするような食材を使った料理が登場します。
コースは、小田氏が厳選した薬膳茶からスタート。春は、清らかな香りの青茶(四季春)をベースに、クコの実と菊花をブレンドした「枸杞菊花青茶(くこきくかせいちゃ)」です。
前菜は、ジャスミン茶で煮込んだ鶏肉や、レモン酢で和えたきゅうりとセロリなど5品。さっぱりしていながら食欲をそそる味わいで、コースの始まりにぴったりです。
料理長の皆上氏いちばんのおすすめだというコラーゲンスープは、6時間以上かけてすっぽんの滋味と栄養を丁寧に引き出した出汁に、上湯(一番出汁)を合わせて仕上げた一品です。季節の食材があわせられていますが、今回は浅利と花椎茸、クレソンで食べ応えも。
ナツメや乾燥人参も入っていて、美容にもよさそうなのが女性には特にうれしいところ。体の隅々まで染み渡るような奥深い味わいに、身体も心も温まります。
続いての魚料理は、ふっくらと蒸しあげた鰆。揚げた筍や山菜とともに、中国を代表する緑茶である龍井(ロンジン)茶で作ったソースをからめていただきます。
鰆にあわせて、龍井茶が提供されました。龍井茶のソースでいただく魚料理とのペアリングはもちろん抜群。
小皿にのせられて登場したのは、龍井茶の茶葉です。釜で押し付けながら炒ることで扁平型に仕上げているそうで、この形が龍井茶の茶葉の特徴なのだそう。小田氏が龍井茶にまつわる歴史的エピソードも交えながら教えてくれました。
季節の食材の効能やお茶についての豆知識を教えていただきながらおいしい料理が楽しめるところも、こちらのランチコースのうれしいポイントです。
続いても海鮮で、イカのバジル炒め。ぷりっとしたイカを、ほうれん草やにんじん、アスパラとともに炒めたお料理。不足した血液を補うとされる松の実も入っています。中華らしい味わいの一品です。
最後のお料理は「海老と法蓮草の翡翠炒飯」。刻んだほうれん草とごはんを炒め合わせて鮮やかな翡翠色に仕上げられた炒飯はパラパラで美味。油っぽくなく、量も控えめなので、コースの終盤でもペロリといただけます。
締めのデザートは、「うすい豆餡のミルフィーユ蒸しカステラ」と「よもぎと落花生の焼き団子入りココナッツミルク」の2品。
もともと春の食材ということで蓬を使いたかったそうで、草餅のようなイメージでデザートに仕立てたそう。蓬と落花生、カスタードを使って焼き団子を作り、ココナッツミルクに浮かべた一品です。蓬の爽やかさがありながらしっかりした甘さが感じられ、もっちりとした食感で食べ応えも。
全6品のコースは大満足ながらお腹がいっぱいになりすぎず、身体にも心地よいものでした。もっと食べたいという方は、オプションで「北京ダック」(1枚 ¥2,500)、「点心料理長 王のおすすめ点心三種盛り合わせ」(¥1,600)も用意されていますので、ぜひチェックしてみて。
問い合わせ先
- ザ・リッツ・カールトン大阪 中国料理「香桃」
- 「季節の薬膳ランチ“和漢”」
- 提供時間/月~金 11:30〜15:00
- TEL:06-6343-7020(レストラン予約 10:00~19:00)
季節のアフタヌーンティーやブッフェにも注目!
また、同ホテルの魅力のひとつが、季節ごとに趣向を凝らしたアフタヌーンティーとアフタヌーンブッフェです。
現在、1階「ザ・ロビーラウンジ」では、日本茶とスイーツの融合をテーマにした「アーリーサマーエレガンス ウィズ ジャパニーズティー」を提供。フランス出身のソムリエ、ステファン・ダントン氏主宰の日本茶専門店「おちゃらか」の多彩なティーセレクションとともに、それぞれの個性を引き立てるスイーツやセイボリーが用意され、茶葉の香りや余韻を楽しむ繊細なティータイムが広がります。
ほうじ茶の香ばしさとダークチョコレートの深みを重ねた一品や、煎茶の清涼感に果実の酸味を合わせたグラスデザートなど、和と洋が調和した軽やかな味わいが印象的です。
一方、イタリア料理「スプレンディード」では、アフタヌーンブッフェ「ストロベリー ベリー~ベリーが奏でるアンサンブル~」を開催。ストロベリーに加え、ラズベリーやブルーベリー、ブラックベリーなど、多彩なベリーを贅沢に使用したスイーツが並び、甘みと酸味が織りなす豊かなハーモニーを堪能できます。
さらに、2種のフレッシュストロベリーの食べ比べも楽しめるなど、素材そのものの魅力をダイレクトに味わえるのも魅力。彩り豊かなスイーツの数々は視覚的にも華やかで、初夏にふさわしい軽やかなブッフェ体験を演出します。
問い合わせ先
- ザ・リッツ・カールトン大阪「ザ・ロビーラウンジ」
- 「アーリーサマーエレガンス ウィズ ジャパニーズティー」
- 期間/~2026年6月17日(水)
時間/12:00~19:00 - ザ・リッツ・カールトン大阪 イタリア料理「スプレンディード」
- 「ストロベリー ベリー~ベリーが奏でるアンサンブル~」
- 期間/~2026年6月24日(水)
- 時間/14:30~17:00(90分制/最終入店15:30)※14:30~14:45 撮影タイム、14:45~ ブッフェスタート
- TEL:06-6343-7020(レストラン予約 10:00~19:00)
美食の選択肢が豊富に揃うザ・リッツ・カールトン大阪。フランス料理、中国料理、そして華やかなティータイムまで、多彩な食の魅力を堪能できるこの場所で、心満たされるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
問い合わせ先
- ザ・リッツ・カールトン大阪
- TEL:06-6343-7000
- 住所/大阪市北区梅田2-5-25
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- TEXT :
- Precious.jp編集部

















