芸術一家に生まれた女性が手掛ける、繊細で晴れやかなジュエリーブランド
女王蜂やてんとう虫、そしてハート…。愛らしいモチーフが印象的なファインジュエリーブランド「サラ ウェインストック」をご存知でしょうか。
北カリフォルニアの芸術一家に育ったというサラ・ウェインストックさんが、40歳のときに創業。2008年に自身の名を冠したコレクションを発表後、パリでの展開を皮切りにキャリアをスタートし、現在では世界中のセレブリティたちに愛される存在としても知られています。
先日、サラさんが来日されたのを機にインタビューを敢行。「女性の個性や自立心、そして女性らしさを自由に表現できるように」という想いから誕生したジュエリーは、身につけるだけで幸せな気持ちに包まれそうですが、サラさん自身も、太陽のように輝く、ハッピー・マインドの持ち主。まさにPrecious世代のロールモデルとしてふさわしい、素敵な女性でした。

あるがままの自然の美しさを写実的に、でも愛らしく伝えたい
──「サラ ウェインストック」は、女性の生き方や気持ちに寄り添うブランドとのことですが、デザインにはどう反映しているのでしょうか。
サラさん(以下敬称略) ブランドを代表する、ハチのコレクションがわかりやすいかしら。女王蜂とハニカムをモチーフにしていますが、女王蜂は、コミュニティに献身する最も力強い女性の象徴。そしてほかのハチが協力し合って社会を維持する、“愛の関係の成り立ち”に感銘を受けました。
自分自身を愛するだけでなく、ひとつのコミュニティのために、ときには自己犠牲も必要だという、メッセージを込めているんです。
──女王蜂のほかにもてんとう虫など、どのモチーフもかわいらしい印象ですが、写実的にも描かれていますね。
サラ こだわりに気づいてくれて、うれしいわ! デザインは、まず手描きのデッサンから始めて、それをCADで設計し直すのですが、この段階でかなりシビアに判断をします。
女王蜂もてんとう虫も本当に繊細な形をしているので、たとえば脚が少し太いだけで、怖く見えることも。私は自然そのままの美しさや尊さを表現したいから、写実的なデザインにしていますが、かわいらしさや女性らしさを失わないバランスについては、かなり気を使いますね。職人の熟練した技術や高品質の材料など、クオリティも大事にしています。
──サラさんのものづくりは、自然が軸となっているんですね。ちなみに感覚を研ぎ澄ませるために、日頃から何かしていることはありますか?
サラ 意図的に、毎日していることはないんですけど、旅からは大きなインスピレーションを受けますね。特に自然が生み出す造形美には、とても刺激を受けていて。昨日、代々木公園を散歩していたときも、大きな樹が覆いかぶさるように生えていたのが、誰かをハグしているみたいで、とても素敵でした。
──日本でもいい体験をされたなんて、うれしいです!
サラ 昨年は、友人たちとインドネシアのパプアという場所を訪ねて、ダイビングに挑戦しました。実は海の中に入るのは怖かったのですが、どうしてもチャレンジしたくて。毎日練習して、なんとか成功できたんです! 人の手が加えられていない海の中は素晴らしくて、天然な状態の生き物やサンゴの様子に、心を揺さぶられました。
そこで今年のコレクションはパプアをテーマにして、旅で感じたことをすべて詰め込んだんです。そんなふうに仕事から解放されて、自由を楽しむ瞬間を、みなさんにもジュエリー通して感じてほしいですね。
──旅で見て、感じたことすべてがクリエイションへとつながるわけですね。それでは最後に、Precious読者に向けて、おすすめのジュエリーを教えていただけますか?
サラ やはり、ハチのコレクションはシンプルなので身につけやすいのではないかしら。なかでもハニカムのパーフェクトな六角形には特別な思いがあって、そこから着想を得た、ハートのモチーフもあるんですよ。
──あ、だからこのハートは角張ったフォルムなんですね!
サラ 手持ちのジュエリーに合わせやすいシンプルさも意識しています。人生の節目ごとにコレクションする楽しみも味わってほしいですね。それから、自分自身にプレゼントできる価格帯であることもポイントです。
──サラさん自身は、毎日ジュエリーをどうコーディネートされているんですか?
サラ とにかく、もう楽しんでいるだけ! ルールはまったくなくて、みなさんにも、つけていて自分が安心する組み合わせを見つけてほしいです。周囲からどう思われるか心配…という気持ちも、ひょっとしたらあるかもしれないけれど、そういうことは気にせずに、“Have fun!”と、ただ楽しんでもらえたら。
──なるほど(笑)
サラ 私はいつも洋服選びがコンサバになってしまうんですけど、日本の女性のファッションを見ていたら「そういう組み合わせもいいのね!」と、多くの気づきがありました。私も彼女たちみたいにかっこよくなりたいって。
そうやって自分としては少し踏み込んでいると思うファッションも、お互いに刺激し合って、みんなでサポートしながら楽しむことって素敵ですし、そういったメッセージは、これからも発信していきたいですね。
※掲載した商品の価格は、すべて税込みです。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 湯口かおり
- EDIT :
- 谷 花生(Precious.jp)

















