「Fashion Is Art」のドレスコードのもと、造形美や幻想性をまとったルックが続出したメットガラ2026。彫刻のようなシルエットや絵画を思わせる色彩、そして大胆な表現力。創造性あふれる装いをぜひご覧ください。

■1:アン・ハサウェイは…動くアート!60時間かけて手書きされたドレス

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ジュエリーは「ブルガリ(Bvlgari)」のもの。
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マイケル・コース(Michael Kors)によるカスタムガウンで登場。ジョン・キーツの詩『ギリシャの古壺のオード(Ode on a Grecian Urn)』からインスパイアされています。アーティストのピーター・マックガフ(Peter McGough)が60時間以上かけて、白黒の絵画をドレスの生地に直接手書きで施したデザイン。前面には鳩へと伸ばされた手、背面にはギリシャの平和の女神であるエイレーネー(Eirene)が描かれ、「平和・美・調和」への願いが込められています。

■2:マーゴット・ロビーは…オールドハリウッドの気品と現代的なミニマリズムを融合

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内側から発光するようなブロンズとゴールドのツヤ肌に仕上げられたヘアメイク。

艶やかな輝きを放つラメゴールドのドレスは、パリのアトリエで761時間をかけて丹念に制作されたもの。背面にはグラデーション状の花びらや羽をあしらったゴールドのフラワーなど、約1,100点もの豪華な刺繍パーツが施されています。

■3:アナ・ウィンターは…ターコイズと羽が躍る!定番ボブ&サングラスのコンビネーション

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首元にはヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)のハイジュエリーを。

2026年のドレスコード「Fashion is Art」のトップバッターを飾った、メットガラを主導するアナ・ウィンター。鮮やかなターコイズブルー(シーフォームグリーン)とブラックの手刺繍が施されたガウンに、同色のドラマティックなフェザージャケットを羽織っています。

■4:ニコール・キッドマンは…娘との晴れ舞台に選んだ「愛の赤」

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手元には1982年製のアーカイブであるオメガ(Omega)のダイヤモンドウォッチを合わせています。

映画『ムーラン・ルージュ』を彷彿とさせる、鮮やかでドラマティックな深紅(クリムゾンレッド)の装いを披露。パリのアトリエで800時間をかけて制作されたドレスには、全面に煌びやかなスパンコールが刺繍され、腰元と袖口には繊細なフェザーがあしらわれています。

■5:ジュリアン・ムーアは…名画『マダムX』をオマージュ!計算された「落ちる肩紐」の美学

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鮮やかな赤リップを合わせ、大人の洗練された色香を漂わせて。

ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)のカスタムドレスと、美しいシルクオーガンジーのストールをまとい登場。1916年からメトロポリタン美術館に所蔵されている名画、ジョン・シンガー・サージェントの『マダムXの肖像』をオマージュし、肩からあえて滑り落ちるようにデザインされたストラップ(裏地のアイボリーが見える仕様)で、発表当時に物議を醸した歴史的ディテールを再現しています。

■6:ナオミ・ワッツは…ドレスから髪、爪先まで花づくし!オランダ静物画を宿した優美なスタイル

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絵画の世界を表現したハイクチュール。

ディオール(Dior)のカスタムガウンを着用。17世紀の画家ヤン・ダヴィッツ・デ・ヘームによるオランダの静物画からインスパイアされた一着は、深い黒のベルベット地に鮮やかな立体フラワーモチーフが散りばめられています。ドレスの絵柄に合わせ、髪にはシルク製の手描きフラワーを編み込み、爪先にも3Dフラワーネイルを施すことで、「まるで暗い湖に落ちて花まみれで浮かんできたよう」な幻想的な美を体現。

■7:ジジ・ハディッドは…身体をキャンバスにした大胆シアードレス

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ヘアメイクは、アイラインをあえて引かない引き算メイク。

ミュウミュウ(Miu Miu)のカスタムシアードレスを着用。サテンの下着をあえて透けさせたネイキッドドレスを披露しました。この衣装はガラのわずか2日前に、ホテルでジジの身体に直接パッチをあてて構築されたもので、1998年春夏のシースルー感と2011年春夏の炎や花の刺繍モチーフを融合させています。

■8:マドンナは…レッドカーペットを席巻!圧倒的ダークな世界観

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ガウンの上に重ねられたヴァイオレットのシフォンベールを、レースの目隠しを着用した7人のアテンダントに裾を持たせる演出です。

サンローラン(Saint Laurent)のカスタムガウンに身を包み、ダークでゴシックな魔女の装いで登場しました。シュルレアリスムの女性画家レオノーラ・キャリントンの絵画『聖アントニウスの誘惑』から着想を得ており、頭上に戴いた巨大な「幽霊船(海賊船)」のハットと、手に携えた金管楽器(フレンチホルン)で超現実的な世界観を表現しています。

■9:ケイト・モスは…ブーツを合わせてロックに!ネイキッドドレスで魅せる自分流ドレスアップ

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煌めくダイヤモンドと赤リップでファイナルタッチを。

サンローラン(Saint Laurent)のカスタムドレスをまとい、2023年以来となるメットガラのレッドカーペットへ復帰。ブラックの総レースのボディスーツの上に、床まで届くシアーな同色のドレスを重ねたトレンドのネイキッドドレスを独自の気品で着こなしています。足元にはあえてアンクルブーツを合わせ、彼女らしい「ロック・シック」な魅力を放ちました。

■10:シャルロット・ゲンズブールは…芯のある自信を表現!クールなレザードレス

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媚びないフェミニンさが魅力のサンローランのカスタムレザードレス。
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2019年以来となるメットガラのレッドカーペットへカムバック。黒のレザーで仕立てられたミニドレスにトレーンを組み合わせ、シンプルながらもドラマティックなシルエットを披露しています。ゴールドのビジューベルトを無造作に腰に巻き、足元にはシャープなスティレットヒールを合わせることで、気取らないパリジャン・シックを完成。


「メットガラ2026」でのセレブリティの装いをピックアップしてご覧いただきました。アートとファッションの境界を軽やかに行き来しながら、それぞれの個性と美意識を映し出した今年のレッドカーペット。創造性に満ちた“着る芸術”を、大人セレブたちが自由に楽しむ姿が印象的でした

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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子