今こそ手元に迎えたい「最新ラグジュアリーウォッチ」図鑑|軽やかに進化する定番から、魅惑のコンプリケーションモデルまで…2026年に発表された新作時計を網羅
端正なサイズ、鮮やかな色、装いに響く造形、そして確かな機構。今年の新作ウォッチには、各メゾンが磨き続けてきた技術と美意識が、より自由で豊かな選択肢として、軽やかに表れています。今の気分とこれからの日常を共に重ねる、最愛の一本との出合いを!
FRANCK MULLER(フランク ミュラー)『トノウ カーベックス マジェスティック』
1930年代のアメリカン・アール・デコに着想を得た、上へ向かう精神を映す小ぶりなトノウ形ウォッチ。ダイヤモンドをあしらったPG製のケースが華やぎを支え、ダイヤルに刻まれた放射状のサンレイ ギョウシェが光を放つ。アクアブルーのクロコダイルストラップが、構築的な造形を明るく引き立て、甘さに寄らない前向きなムードへ導く。
ダイヤモンドが縁どる6時位置のスモールセコンドを起点に、放射状のギョウシェが12時方向へ視線を導き、縦の軸を際立たせる。
上へ向かう意志を光と造形に託して、縦軸に描かれたアール・デコの精神
アール・デコ建築が空へ伸びる力を時計の造形へ。「フランク ミュラー」の『トノウ カーベックス マジェスティック』は、1930年代のアメリカン・アール・デコに着想を得た新作です。6時位置のスモールセコンド、時分針、ロゴ、12時位置のビザン数字を縦軸上に整えた構成が、視線を自然に上へ導きます。
そこに重なるのは、トノウ形ケースの曲線と、ダイヤモンドを配したピンクゴールドの華やぎ。時分針の根元から放射するサンレイ ギョウシェは、エンパイア・ステート・ビルに象徴される垂直性や構造美を、光の表現へと昇華しています。
6時位置にも同じ装飾を施し、ダイヤモンドの円が小さな地球を思わせます。アクアブルーのクロコダイルストラップが、澄んだムードを軽やかに引き立てて。装飾の甘さではなく、未来を見上げる姿勢をデザインへ。小ぶりなサイズに、しなやかで前向きなエネルギーを宿す時計なのです。
※掲載商品の価格は、税込みです。
※文中の表記は、PG=ピンクゴールド、DIA=ダイヤモンドを表します。
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- 池田 敦(CASK)
- STYLIST :
- 関口真実
- EDIT&WRITING :
- 安部 毅、安村 徹(Precious)
















