出張やスピーチなどで、夏でもジャケットは手放せない存在。見た目の印象が仕事に影響しやすいキャリア女性に必要なのは、ここぞという場面で自信を授けてくれるきちんと感と、無難に終わらないおしゃれ感が両立したデザイン、そして、暑い季節も涼やかに過ごせる、快適な着用感を備えたものが一番。

そこで本記事では、夏に使えるジャケットを10着、着こなし解説とともにご紹介します。以下の10種類の涼感ジャケットを着用すれば、どんなに暑くてもオフィシャルシーンには自信をもって臨めるはず。ぜひ、ここぞというときのために、勝負の一着を入手しましょう!

一着あると心強い「爽やか夏用ジャケット」10選

■1:ひんやりクールな知的ブルーを選ぶと、ダブルジャケットも軽やかに!

重厚感がありつつ、はおるという表現がぴったりの軽量な着心地。フロントを開けると、さわやかなブルーにピュアな白が際立ってこなれ感がアップ。Vゾーンをシャープに見せる6つボタンなので、留めて着こなしてもかっこよく決まり、キートンの真骨頂である、体にしなやかに沿う、極上の着心地を堪能できます。ジャケット¥400,000・ブラウス¥118,000・スカート¥85,000(キートン)、ピアス¥540,000・リング¥700,000(シャンテクレール 東京店)、時計¥1,100,000(フランク ミュラー ウォッチランド東京)、靴¥101,000(JIMMY CHOO)

ビジネスでの信用度を上げるダブルのテーラードジャケットは、トレンド的にも注目のアイテム。特に重役会議など重要なシーンでも着映える一着を狙うなら、キートンの最新モデルがパーフェクト! ナポリ仕立てのクラシカルなつくりに、今どき感のある、やや長めの丈と涼を呼ぶブルーの小紋柄が、クリーンな印象をもたらします。ウエスト位置を高く、細めにシェイプしたシルエットは、スタイルアップ効果も抜群です。

■2:透け感ジャケットでスマートさも快適な着心地も手に入れる

ニットでもこんなにエレガント! ひとつボタンのVネックジャケット。タイトフィットなシルエットにきちんと感がある一方で、ニット素材ならではの、柔軟な動きやすさが魅力。下に着た、シルクのノースリーブブラウスのシャンパンゴールドと素肌が格子状に透けることで、ノーブルで端正な抜け感が生まれます。ジャケット¥380,000・ブラウス¥120,000・パンツ¥113,000(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ピアス¥370,000・ネックレス¥998,000・バングル¥390,000・リング¥395,000(TASAKI〈M/G TASAKI〉)

平年以上の暑さに見舞われている2018年の夏。正直、ジャケットを敬遠してしまう日もありそう…。そんな憂鬱な気分も一気に晴らす救世主を、ジョルジオ アルマーニで発見。透かし織りでチェック柄を浮かび上がらせた一枚仕立てのニットジャケットは、酷暑でも涼しい顔でいられるサマージャケットの新定番として大活躍、間違いなし! クラス感の漂うダークネイビーが、着こなしをスマートに仕上げます。

■3:モードなジャケットは、ホワイトのシアサッカー素材で

上品なベージュに合わせて、モードなジャケットをたおやかに。ベージュのトップスとワイドパンツのセットアップを合わせ、色調としなやかな雰囲気をジャケットにつなげるようにまとめた着こなしは、かしこまりすぎないエレガンスが魅力。ジャケット¥109,000(イーストランド〈ヴィクトリア ヴィクトリア・ベッカム〉)、ブラウス¥17,000・パンツ¥24,000(エストネーション)、ベルト¥16,000(yoshie inaba)、バッグ¥486,000(モワナ メゾン GINZA SIX)、ピアス¥1,290,000・リング¥1,670,000(ダミアーニ 銀座タワー)、時計¥540,000(オメガ)、靴¥84,000(JIMMY CHOO)

ヘルシーな華やぎを狙うピークドラペルの辛口な表情と、清涼感のあるシアサッカー素材によるリラクシングなシルエットがモードなこなれ感を生むロング丈のジャケット。全身のブライトアップに効くピュアなホワイトなら清潔感のある女らしさが香って、ビジネスシーンでも好印象に!

■4:心地よくエレガントをかなえてくれる、サルヴァトーレ フェラガモの軽量シルクジャケットを指名買い

シンプルな美しさが際立つ濃紺のシングルジャケット。ビジネスシーンで万能に使えるオーソドックスな表情に、シルエットやディティールで、今っぽく洗練させたつくりが魅力のテーラードジャケットは、着こなしを一気にあか抜けさせる実力派。黒に近いネイビーで、色味に奥行きをもたらす、気品に満ちたシルクの艶も美しい。後ろ身ごろにセンターベントが入り、動きやすさもしっかり確保。ジャケット¥210,000(フェラガモ・ジャパン〈サルヴァトーレ フェラガモ〉)

堅苦しく見えないきちんと感があり、かつ、カーディガンのようなコンフォートな着心地を実現したジャケットは、働くすべての女性におすすめしたい名品! シルクのダブルフェースの生地が流れるようにしなやかで女性らしいラインを構築します。一枚の布地のような軽やかさがありながら、肩パッドを入れた立体的なつくりで、着ると、凛と映える着姿をかなえます。

■5:ノーカラーでもフレッシュ! 美発色グリーンのジャケットは着回し力も抜群

チノクロスのパンツを合わせた、鮮度高めのきれいめカジュアル。インナーや小物で白を随所に効かせて抜け感をつくると、夏らしく清々しい着こなしに。ジャケット¥379,000(アクリスジャパン〈アクリス〉)、カットソー¥13,000(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、パンツ¥30,000(アングローバル〈イレーヴ〉)、サングラス¥50,000(ケリング アイウエア ジャパン〈トーマス・マイヤー〉)、ピアス¥113,000・ペンダント¥39,000・ブレスレット¥138,000・時計¥580,000[予価](ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ¥179,000(トッズ・ジャパン)、靴¥141,000[オーダー価格](J.M. WESTON 青山店)

一歩間違えると老けて見えがちなノーカラージャケットは、夏こそクールなきれい色でアップデートしてみては? 透明感のあるジェイドグリーンのウールリネンのジャケットは、経営者や一流企業のエグゼクティブポジションで活躍するキャリア女性のワードローブを支えるブランドアクリスのもの。やや短めのレングスがモダンな印象を与え、カジュアルなスタイリングにも応用がきくオールラウンダーです。

■6:ほんのりピンクのミリタリーデザインで、ジャケットのおしゃれを幅広く積極的に楽しむ

Aラインスカートを合わせた、大人のグッドガール風スタイルです。ミニマルなシルエットと、小ぶりなスタンドカラーがすっきりと知的な印象に導くジャケットは、裏地なしの仕様で軽快な着心地。ジャケット¥160,000・スカート¥80,000(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、ブラウス¥29,000(showroom SESSION〈サヤカ デイヴィス〉)、ピアス¥220,000・リング¥185,000(ダミアーニ 銀座タワー)、時計¥1,230,000(フランク ミュラー ウォッチランド東京)、バッグ¥296,000(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)

単調になりがちな夏のオフィススタイルも、ひとくせある個性的なジャケットが、おしゃれの偏差値アップに効果を発揮! このジャケットは、仕立て映えする、やや硬さのある上質なコットン生地を使用し、ペールピンクとコンパクトなサイズ感でフェミニンさを強調した、ミリタリーテイストに魅了されます。

■7:夏でもマストな黒ジャケットは、クロップド丈&リネン混素材を選ぶのが正解

フェザー柄のセットアップを黒ジャケットで端正に着こなして。本格派のメンズテーラーファクトリーに、ストラスブルゴがオーダーしたオリジナルのジャケット。緩やかなカーブを描くラペルが、女性らしい表情です。ジャケット¥59,000(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、ブラウス¥27,000・スカート¥47,000(コロネット〈エアロン〉)、ベルト¥19,000(wb)、ピアス¥57,000・リング¥350,000・バングル¥138,000・時計¥435,000[予価](ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ¥172,000(JIMMY CHOO)、靴¥93,000(セルジオ ロッシ)

ベーシックアイテムとして活躍度の高い黒のジャケットこそ、今年らしさを意識したセレクトを! アリクアムのダブルブレストは、やや短めの着丈で重くならず、艶やかなグレーのシェルボタンも夏にぴったりのディティール。リネンをベースにテンセルなどをブレンドした生地は、薄すぎずハリがあるので、きちんと感を演出します。

■8:合わせやすく仕立てのいい、ベーシックなジャケットを探すなら、ボリオリに急行!

サルトリアーレの手法が息づくトラディショナルなジャケットたち。オンスタイルからデニムカジュアルまで、幅広い着こなしになじむ、万能なスタイルがそろうボリオリ。すべて、そでのみに裏地を付けた着脱のしやすさと、涼やかな着用感を両立した、一枚仕立てのライトウェイトジャケット。[左]ブルー×白のストライプ柄の、さわやかなコットン・シアサッカー素材。¥108,000・[中]右と同型。やや起毛感のある、やわらかなウールベース素材。¥118,000・[右]ノッチドラペルの定番的な3つボタンモデル。¥98,000(コロネット〈ボリオリ〉)

裏地や芯地などを極力使わない、ソフトな風合いが特徴のアンコンストラクテッドな仕立て…。いわゆる「アンコンジャケット」で、おしゃれな男性たちから圧倒的な支持を得るボリオリ。メンズのスタイルを女性のサイズ感で仕上げたジャケットは、クラシカルでいて、タイトなフィッティングが色っぽく、モダンな佇たたずまいをかなえます。

■9:ストレスフリーに過ごせる、wbの出張ジャケットに注目

1着のジャケットを3通りに着回し。ジャケット¥36,000(wb)、【左】カットソー¥10,000(アングローバル〈イレーヴ〉)、パンツ¥24,800(showroom SESSION〈サージ〉)、サングラス¥30,000(モスコット トウキョウ〈モスコット〉)、帽子¥53,000(ボルサリーノ ジャパン)、靴¥141,000[オーダー価格](J.M. WESTON 青山店)/【中】カットソー¥18,000(コロネット〈アバティ〉)、スカート¥43,000(showroom SESSION〈サヤカ デイヴィス〉)、スカーフ¥7,000(ADORE))、ピアス¥92,000・リング¥155,000(showroom SESSION〈マリハ〉)、バッグ¥27,000(wb)、靴¥89,000(トッズ・ジャパン)/【右】トップス¥17,000(wb)、スカート¥29,000(ADORE) ピアス¥16,000・ネックレス[短]¥43,000・[長]¥72,000(チェルキ〈ミッレ〉)、バングル¥124,000(ストラスブルゴ〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ¥220,000(トッズ・ジャパン)、靴¥95,000(セルジオ ロッシ)

動きやすさや機能性を重視し、出張シーンにフォーカスしたアイテムで構成する、wbの『wb BUSINESS TRIP』ラインから登場したカノコ調のジャージージャケット。吸湿性に優れた、シワになりにくい素材感で、手洗いできるのもうれしいポイントです。明るめの杢グレーは、出張先で着回しのきく優秀カラー。

(写真左)オフの時間はハイウエストデニムで最旬カジュアルを堪能
フォレストグリーンのカットソーとブルーデニムの装いに、ボタンなしのジャケットをカーディガンのようにはおって小粋に。

(写真中)現地の視察へ。黒とのシャープな配色でミニマルに仕上げて
今年らしい量感がありながらも、すらりとした縦長シルエットを描くセミロング丈ジャケットを、黒のタイトスカートで引き立てて。

(写真右)ミーティングで。清潔感を意識した上品なスカートスタイル
ジャケットと共布のトップスとそろえで着ることで、きちんと感をアップ。白のミモレ丈スカートに、グレーパールで品よくまとめて。

■10:こなれ感の演出が功を奏す場面には、チェック柄のテーラードジャケットで勝負

ソフトなボリューム感のジャケットをシャツ感覚で。グレーのリネンスラブの細糸にウォッシュド仕上げを施し、チェック柄をコクのあるオレンジ色でプリントしたサマージャケット。ライニングを取り除いて軽やかに仕上げた、涼感のあるエスニック調のファブリックに、白のTシャツを合わせて小気味よく。極小のボールチェーンをあしらった胸ポケットが、洒脱なアクセントに。ジャケット¥276,000・カットソー¥43,000・パンツ¥99,000・ネックレス¥129,000(ブルネロ クチネリ ジャパン)

カジュアルな場所での社交など、T.P.O.しだいでは、ジャケットスタイルでも、あえてラフな雰囲気で臨むことが成果につながる場合もあります。そんな場面で活躍してくれそうなのが、適度なきちんと感とこなれた表情を併せもつ、ブルネロ クチネリのウインドーペン柄の軽やかなリネンジャケット。打ち解けやすい雰囲気を醸し出すので、フランクなビジネストークも弾みそう!

爽やかなジャケットが一着あれば、変なプレッシャーも吹き飛ぶこと間違いなし。上記の着こなしをオフィスコーデの参考にしてみましょう。

PHOTO :
熊澤 透(人物)、小池紀行(パイルドライバー/静物)
STYLIST :
白井艶美
HAIR MAKE :
川原文洋(UM)
MODEL :
RINA
EDIT :
下村葉月、小林桐子(Precious)