銀ブラついでに立ち寄れる「オトナの公園」誕生!
銀座といえば、で思い浮かべる象徴的なスポットも、時代に沿ってあらたな展開を見せています。2018年8月9日には、あのソニービル跡地にニュースポット「Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)」がついにお目見え!工事中の様子からは「いったい何ができるんだろう?」と謎めいていた全容を確かめるべく、一足お先に内覧会へおじゃましてきました。
東京メトロ銀座駅の地下通路にも直結している銀座ソニーパークは、地上階から地下4階にわたって構成される「垂直立体型」の建物。3つの通りに面した「グラウンドレベル(GL)/ 地上階」のガラスの建物部分から「ローワーパーク(Lower Park)/ 地下階」と呼ばれる4つの階層は吹き抜けでつながっており、中に入ってみると、外の明かりがやわらかに差し込む、オープンな空間が広がっています。
かつてのソニービルを思い起こさせる、特徴的な構造はそのまま残しつつ、あらたな息吹を加えて現代に蘇ったこのスポットには、過去へのリスペクトと愛がたくさん詰め込まれています。
商品を実際に触って体験することができるショールームや取り揃えの豊富な店舗施設というよりも、あくまで「ソニーとは何か?」というブランドの世界観を楽しめる場所といった感じ。青々と茂る芝生や砂場があるいわゆる“公園”ではなく、そこで「何をするかは各自の自由」といった、余白の広さが印象的!
ちなみにこのビル、2022年までには地上階も進化する予定だそう(どんな形になるかはまだわからないようですが)。今回のお目見えでこのような「新旧の共生」スタイルを決めたのは、新たに建て替えるアイディアは出たものの「ソニーらしさとは何か?」を突き詰めた結果、みんながやっていないこと、他とは違うことをやろう、いうソニーの魂を再確認するためでもあったんだそう。
ソニービルができた当時も「街に開かれたプラットフォームたれ」というコンセプトがあり、想いを受け継ぎつつも「変わり続ける公園」として再生するにあたって、銀座の「街」と「人」が交わるいくつもの仕掛けが用意されているんです。
どんなことが楽しめるの?
都心にふと現れた「未来のオアシス」のような広々とした空間では、「ソニー」や「パーク」をテーマとした体験型イベントやライブが、これから順次開催されていくそう。なんと当日に出演者が発表されるというライブイベント、期間限定のポップアップストア、夏の期間にはアクアリウムやローラースケートが楽しめるフロアも!
「公園」というだけあって、お店がみっしり詰まっているというよりも上下にゆる~くお散歩しながら、目のあった気になるゲーム、建築物の構造、展示されたアート、アイテムに触れてみたり、ついつい美味しそうなおやつをつまみたくなったり…銀ブラついでに、待ち合わせに、どんな方でもフラっと立ち寄れる気軽さがナイス。
ちなみに…銀座駅周辺って意外とお手洗いがなくて右往左往した経験のある方も多いのでは。銀座ソニーパークには、館内全部で10か所もお手洗いがあり、車いす対応トイレはB1、ベビールームはB3にひとつずつ設置されています。園内で使える無料Wi-Fiも飛んでいて、人混みの喧騒からちょっと離脱したいとき、次のアポまでの気分をリセットしたいときなど、色んな使い方ができそうですね。
せっかく行くならここ!インスタスポットをピックアップ!
■1:GL(地上階)|Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)
TOKYO FM | Ginza Sony Park Studio
こちらはTOKYO FMのサテライトスタジオ。ゲストを招いての公開放送やイベントなども開かれる予定とか。銀座の似合うゲスト、どんな方がいらっしゃるのか楽しみですね~。
[Pop-up Store]トラヤカフェ・あんスタンド
「トラヤカフェ・あんスタンド」のポップアップストアでは人気の「かき氷」がいただけます!館内B3にある店内でつくられた『あんペースト』を使った、銀座ならではのメニューが楽しめます!
「あんペーストかき氷」「アルコール入りかき氷」にはそれぞれ2つのフレーバーが用意されています。銀座限定の「アルコール入りかき氷<ラム>」を試食してみたところ、ラムのコクと少し甘味控えめなこしあんが氷の滑らかさとマッチして美味しい。ちょっとした休憩の相棒にちょうどいいサイズ。「あんペーストかき氷<いちご練乳>」はオトナの甘味という感じ。全然甘ったるさもなく、サクサクとしたのどごしであっという間に完食です。大人な取材班はやはり、アルコールかき氷に興味津々でした。一度は試してみてほしい一品です!
■2:B1(地下1階)|Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)
THE CONVENI
ディレクターに藤原ヒロシ氏を迎え、コンビニエンスストアをコンセプトにしたショップ。ここでしか手に入らないユニークなアイテムがぞくぞくセレクトされていく予定。初めて目にするようなものに出会えそうですね。
MIMOSA GINZA
香港ミルクティーやエッグタルトなどを提供する、ミシュラン星獲得店のティースタンド。ここでピックアップしたドリンクやおつまみを片手に、パーク内の居心地の良い場所を見つけて休憩する…なんて、粋な過ごし方もできます。
主なメニュー:香港ミルクティー 450円、チャイニーズビネガーソーダ 450円、エクストラバターティー 500円、Chinese “Foam” Tea Seasonal tea ジャスミン、プーアル、中国紅茶 450円、料理業界で話題のカカオのシェイク 550円、肉まん 350円、エッグタルト 200円、大根餅 300円、焼き花巻とブラッターチーズ 400円(価格はすべて税抜)
■3:B3(地下3階)|Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)
トラヤカフェ・あんスタンド
"「あん」のある生活"を提案する「トラヤカフェ・あんスタンド」。こちらでは、限定販売のオリジナル・ミニサイズ『あんペースト』などがピックアップできます。
■4:B4(地下4階)|Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)
"BEER TO GO" by SPRING VALLEY BREWERY
代官山・横浜・京都で人気の「SPRING VALLEY BREWERY」プロデュースによるクラフトビール&デリが楽しめるスタンドもあります。このB4/地下4階では、毎週金曜日など不定期にライブが開催されるとあって、お酒とおつまみ片手にふらりと楽しめる注目のスポットになりそう!どんな方がゲストに来るのかは当日の朝にならないとわからないという、ゲリラ的な発表方針も気になるところ。ソニーパークでは、その日の偶発的な出会いを楽しんでほしいからなんだとか。知らないものを知ったり、好きだったものに再び出会えるのかも!
※詳しくはPark LiveページもしくはGinza Sony Park公式Instagram(https://www.instagram.com/ginzasonypark/)にて
いろんなシチュエーションで、いろんな人との楽しみ方ができそうな、オトナの公園。この空間の独特な開放感はぜひ一度体験してみてほしいスポット。おひとりさまでも、家族でも。新しい銀座めぐり、おススメです!
店舗概要
- 住所:東京都中央区銀座5-3-1
東京メトロ 丸の内線・銀座線・日比谷線「銀座駅」B9番出口直結
JR 山手線・京浜東北線「有楽町駅」中央口 徒歩約5分
※駐車場はありません。駐車場のご利用は「西銀座駐車場」が便利です。(有料:30分ごと300円)
※パーク内の喫煙はご遠慮ください。盲導犬、介助犬、聴導犬をのぞき、ペットのご同伴はご遠慮ください。
開園時間:5:00 - 24:30(予定)
※地上部から東京メトロ 銀座駅コンコースへの開放時間です。
※パーク内の店舗営業時間やイベント開催時間はそれぞれ異なります。
※B1インフォメーションの営業時間は10:00 - 20:00です。 - ※開園日初日、2018年8月9日(木)の開園時間は13:00からとなっています。詳しい情報は公式WEBをご確認ください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部