商品そのものよりもサービスや体験に価値を感じる人が増え、「モノ消費からコト消費へ」がメディアに取り上げられる機会が増えている昨今。しかし、さまざまな情報があふれる現代では、本当に価値ある「コト消費」を見つけることが難しいのも事実です。

そこで、Precious.jp編集部は価値ある「コト消費」との出合いを探しに、2018年7月にオープンしたばかりのラグジュアリーリゾート「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 宜野座(THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 宜野座)」へと向かいました。沖縄の美しい海を舞台に美食とともに過ごす、真の「何もしない贅沢」をご紹介します。

「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 宜野座」とは?

「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 宜野座」のエントランス
「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 宜野座」のエントランス

「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 宜野座」を展開するひらまつは、正統派フランス料理を提供する「レストランひらまつ」や、フレンチの巨匠の名を冠した「ポール・ボキューズ」などを全国に展開している老舗レストラン。「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 宜野座」では、沖縄の美しい海や研ぎ澄まされたサービスはもちろん、ひらまつならではの贅を尽くしたこだわりの料理を楽しむことができます。

到着とともに始まる、ラグジュアリーな体験の数々

敷地全体を見渡せるエントランス
敷地全体を見渡せるエントランス

所在地は、沖縄本島のほぼ中央、東海岸側に位置する宜野座村。南国ならではの自然が残り、あの阪神タイガースのキャンプ地としても有名な場所です。現地へ到着したら、まずは敷地全体を見渡せる高台のエントランスへ。木々の緑の向こうには赤瓦の屋根と美しい海がのぞき、リゾート内へと進んでいく高揚感を感じるスポットとなっています。

専用カート
専用カート

ひと休みしたのち、チェックインのため少し離れたレセプションラウンジ棟へと向かう際は専用のカートで移動。少し歩くだけでも汗をかいてしまう暑い夏も、快適に移動することができます。ウェルカムドリンク&デザートをいただきながらチェックインの手続きを済ませたら、いよいよ本日のお部屋へ。

広大な敷地に客室は19室だけ。あなただけのプライベート空間がそこにあります

「エグゼクティブツインルーム」の内観
「エグゼクティブツインルーム」の内観

「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 宜野座」の客室は、プライベートプールとジャグジーが付いた戸建てのヴィラが2棟、ジャグジー付きの戸建てヴィラが2棟、その他、テラスにジャグジーを有するツインルームとダブルルームが14室の全19室で構成されています。いずれの客室もオーシャンビューで、のんびりと過ごすことのできる広々としたテラス付き。青い空と海の絶景が広がり、宜野座の豊かな自然を身近に感じられるプライベート空間です。

「エグゼクティブツインルーム」のエントランス
「エグゼクティブツインルーム」のエントランス

本日滞在するお部屋は、目の前に広がる青い空と海を望む「エグゼクティブツインルーム」の106号室。戸建てのヴィラはもちろん、こちらのお部屋もエントランスがそれぞれ独立しているため、プライバシーを十分に確保。ほかの宿泊者を気にするなく、まるで別荘のようにゆったりと寛ぐことができるのです。

美しい海を望むリゾートだけに許された、この上なく贅沢なインフィニティプール

インフィニティプール
インフィニティプール

限られた宿泊者だけのプライベートな空間は、お部屋だけではなく敷地内にも数多く用意されています。

そのひとつが、「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 宜野座」の中央に位置し、宜野座の美しい海を眺めることができるインフィニティプール。シンガポールの「マリーナベイ・サンズ」のアイコンとしても知られるインフィニティプールは、縁部分にまで水を流し、水面を海と並行にしたデザインが特徴。これにより、はるかに望む水平線とプールがつながっているかのように見え、まるで大海原を泳いでいるかような開放感を味わうことができるのです。プールサイドには庇つきのリクライニングチェアも用意されているので、インフィニティプールで泳がずとも、贅沢な眺めを堪能することができます。

手つかずの美しいビーチ
手つかずの美しいビーチ

「せっかく沖縄に来たのなら海も楽しみたい!」という方もご安心を。インフィニティプールから続く階段を下っていくと、静かなビーチへとたどり着きます。こちらのビーチはあえて整備されておらず、それゆえに自然のままの美しい砂浜が広がっています。

浜辺で出会ったヤドカリ
浜辺で出会ったヤドカリ

砂浜や階段にはたくさんのヤドカリたちが行き交い、穏やかな時間が流れています。宜野座ならではの手つかずの自然の美しさを存分に感じながら、ビーチ散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。

軽食やドリンクが提供されるカフェ
軽食やドリンクが提供されるカフェ

屋外でのアクティビティーを楽しむ合間には、チェックイン時に訪れたラウンジ1Fのカフェにも立ち寄ってみては。こちらでは、フリーフローのドリンクをはじめ、クロワッサンやサンドイッチなどの軽食もいただくことができます。ちょっと小腹がすいたときや、泳ぎ疲れて喉が渇いてしまったときにおすすめのスポットです。

スパ
スパ

また、同じフロアにはリゾート地ならではのスパも併設。東洋思想の五行説に基づいたオリジナルのプログラムが、日ごろの疲れを癒してくれること間違いなし。

これぞ「ひらまつ」。極上フランス料理のフルコースを存分に味わう

レストランの内観
レストランの内観

夜の帳が下りたら、いよいよお待ちかねのディナータイム。レセプションラウンジそばのレストランへと向かいます。

天井が高く開放的なレストランは、宜野座の海を望むシートやテーブル席だけではなく、周りを気にすることなく食事を楽しめる個室も4部屋用意されています。もちろん、数々の有名レストランを展開しているひらまつだけに、提供されるお料理は贅を尽くしたものばかり。厳選された素材を使用してシェフが丁寧に仕立てた、極上のフランス料理をいただくことができます。

「黒トリュフのスープ」
「黒トリュフのスープ」

この日のメニューは、小鳩のグリエがメインとなったフランス料理のフルコース。なかでも“ひらまつファン”の心をくすぐるのは、「黒トリュフのスープ」ではないでしょうか。

こちらのスープは、2018年の今年、多くの人に惜しまれながら亡くなったフレンチの巨匠、ポール・ボキューズ氏へオマージュを捧げたもの。ボキューズ氏は、1975年にフランスの料理人として初めてレジオンドヌール勲章を受勲。その際にエリゼ宮で開かれた午餐会で、当時のヴァレリー・ジスカール・デスタン大統領のために用意したのが、この「黒トリュフのスープ」だったのです。ひらまつが展開するレストラン「ポール・ボキューズ」のスペシャリテとしてもおなじみの逸品を、ここ「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 宜野座」でも楽しむことができます。

敷地内が幻想的にライトアップされる夜。そして…

夜間は敷地全体がライトアップされる
夜間は敷地全体がライトアップされる

敷地内がライトアップされる夜間は、日中とは趣きの異なる表情を見せる「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 宜野座」。全客室に設置されているジャグジーも、せっかく楽しむなら断然夜間がおすすめです。

全客室に設置されているジャグジー
全客室に設置されているジャグジー

ジャグジー自体のライトアップとともに、まばゆい光に包まれる敷地内の幻想的な風景を独り占め! 遠くに響く潮騒を聞きながら、「何もしない贅沢」を存分に堪能してみてください。

水平線から顔を出した太陽
水平線から顔を出した太陽

翌朝は、少し早めに起床してインフィニティプールのプールサイドへ。夜明け前の薄明かりのなか水平線の向こうを眺めていると、ゆっくりと太陽が顔を出します。眼下に広がる海と水面が繋がったインフィニティプールにまで光が射し、目の前が神々しい輝きに包まれます。

エッグベネディクトやヴィシソワーズなどがそろう朝食
エッグベネディクトやヴィシソワーズなどがそろう朝食

美しい日の出を眺めたあとは、朝食をいただきにディナーで訪れたレストランへ。さすがはひらまつ、朝食にはエッグベネディクトやヴィシソワーズなどがそろい、最後までそのクオリティーとこだわりにはぬかりがありません。

「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 宜野座」の客室キー
「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 宜野座」の客室キー

ひらまつならではの美食とともに、宜野座の美しい自然のなかで過ごすことのできる「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 宜野座」。

リゾート開発が進んだ沖縄本島の西海岸側とは異なり、手つかずの自然が残る東海岸側だからこそ楽しめる、真の「何もしない贅沢」。大人にふさわしい贅沢な時間の使い方を、ここ宜野座で存分に堪能してみませんか?

THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 宜野座 の詳細・Web予約(一休.com)はこちら >>

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この記事の執筆者
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EDIT&WRITING :
難波寛彦