レディースワイドパンツ着こなしまとめ。定番の黒ワイドパンツからベージュやネイビー、チェック柄、さらには赤ワイドパンツまで、大人の女性にぴったりな着こなしを19選ご紹介します。秋の装いにふさわしい着こなしで、日々のおしゃれを楽しんでみてください。

【目次】

秋のレディースワイドパンツコーデ


【1】グレーワイドパンツ×グレーニット×グレーコート

【1】グレーワイドパンツ×グレーニット×グレーコート
パンツ(デペッシュモード恵比寿本店〈ディウカ〉)、コート(エンフォルド)、ニット(ドゥロワー 青山店〈ドゥロワー〉)、ファーストール(ADORE)、ピアス・ネックレス・リング(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

主役のパンツは上質なタスマニアウールを混紡したソフトツイル生地を使用。ハイウエストに深めのタックが新鮮です。コートのボリューム感に負けないボトムの存在感で、流れるような優雅な印象に。質感が微妙に異なる淡いグレーのグラデーションが大人好みです。

【2】カーキワイドパンツ×ゴールドベージュニット

【2】カーキワイドパンツ×ゴールドベージュニット
エス マックスマーラのニット・スポーツマックスのパンツ(マックスマーラ ジャパン)、バッグ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バングル(ケイテン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious9月号』小学館、2017年

カーキ色の優美なフレアパンツに、繊細なラメがきらめくゴールドベージュのニットをなじませた配色。「色合わせ」の妙が目を引くスタイリングは、ウエストインで脚長効果を強調しましょう。アイレット(鳩目)付きバッグやパテントパンプスは黒で統一して、全体をコンパクトに引き締めたのがポイントです。

【3】白ワイドパンツ×グレーブラウス×ファージレ

【3】白ワイドパンツ×グレーブラウス×ファージレ
パンツ(エンフォルド)、ジレ(アオイ〈マルゴン〉)、ブラウス(キートン)、ヒロタカのピアス・マリハのリング(showroom SESSION)、バッグ(アオイ〈マウロ ゴヴェルナ〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

主役のパンツはドレープ性に優れた暖かみあるウール素材。股上が深く、ウエストは高位置で、タックがなくすっきりしています。グリーンのラインがアクセントとなった、シアリングファーのジレとハイウエストのボトムスで、全体をロング&リーンなシルエットに仕上げましょう。

【4】グレーワイドパンツ×白ブラウス

【4】グレーワイドパンツ×白ブラウス
ブラウス(サン・フレール〈レ・コパン〉)、パンツ(プルミエ アロンディスモン/NEWoMan新宿)、ブローチ(yoshie inaba)、時計(パテック フィリップ)、ベルト(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バッグ(マイケル・コース ジャパン〈マイケル マイケル・コース〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2017年

端正な白のボウタイブラウスを今の気分で着こなしたいときは、ワイドパンツがおすすめです。ペンシルストライプのグレーボトムなら、オーセンティックなブラウスもたちまち新鮮な顔立ちに。バッグのシルバーチェーンに合わせ、ブローチも時計も色を統一すると、ぐっと洗練されます。

【5】グレーワイドパンツ×黒ニット×ハット

【5】ワイドパンツ×黒ニット×ハット
ニット(サン・フレール〈レ・コパン〉)、パンツ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈エンポリオ アルマーニ〉)、帽子(ヘレンカミンスキー表参道ヒルズ店〈ヘレンカミンスキー〉)、ネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ (ブルーベル・ジャパン〈ランカスター パリ〉)、靴 (ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2018年

ワイドパンツのウエスト部分にあしらわれた、シルバーボタンを生かし、ニットをイン。ネイビーに映える、ボールペンダントで胸元にリズムをつけましょう。

【6】カーキワイドパンツ×ネイビーニット

【6】カーキワイドパンツ×ネイビーニット
ニット(ブラミンク)、パンツ(Theory luxe)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、ネックレス・バングル(TASAKI)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2017年

カーキの装いの幅を広げるネイビーとの色合わせが新鮮。ともにユニフォームカラーなので、知的できちんと感のある表情が手に入ります。アンバー(琥珀)が少々入ったような深みのあるカーキと濃紺が、こっくりと洒脱な雰囲気に。小物でパールホワイトやアイボリーカラーを差して、上品な軽やかさを演出しましょう。

【7】カーキワイドパンツ×ベージュブラウス×ストール

【7】カーキワイドパンツ×ベージュブラウス×ストール
ブラウス(VINCE 表参道店)、ストール(オルドス ファッションジャパン)、パンツ(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、バッグ(アマン〈ペリーコ〉)、ネックレス・ブレスレット(ケイテン)、ブレスレット(アルテミス・ジョイエリ)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious9月号』小学館、2017年

ベージュのニュアンスを含んだカーキを軸に全体を柔和な配色でまとめて。最愛のクリーミーグラデーションにクールなカーキが加わることで、ぐっと今っぽい装いにグレードアップできます。

【8】デニムワイドパンツ×グレーニット×ストール

【8】デニムワイドパンツ×グレーニット×ストール
デニム(showroom SESSION〈サージ〉)、ニット(三喜商事〈バンフォード〉)、ストール(ウィム ガゼット 青山店〈ファリエロ サルティ〉)、ピアス・リング(ステディ スタディ〈トムウッド〉)、時計(IWC)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/土山大輔(tron) BY:『Precious10月号』小学館、2018年

生地を天然の花オイルに漬け込むことで、自然なアタリ感としなやかさを実現したジーンズ。ざっくりニットを合わせてもすっきりとまとめる、適度にルーズなワイドシルエットが魅力です。

秋のレディース黒ワイドパンツコーデ


【1】黒ワイドパンツ×白ブラウス×黒コート×スカーフ

【1】黒ワイドパンツ×白ブラウス×黒コート×スカーフ
パンツ(コロネット〈グレイジェイソン ウー〉)、コート(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ブラウス(ヴァルカナイズ・ロンドン〈ゴート〉)、スカーフ(エルメスジャポン)、ピアス・リング(マルコ・ビチェゴ ジャパン〈マルコ・ビチェゴ〉)、バッグ(オンワードグローバルファッション〈マルベリー〉)、靴(ファビオ ルスコーニ六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

主役のパンツは落ち感のあるシルキーな素材ながら、センタープレス入りできりっとした雰囲気も。カシミヤのダブルフェースコートを軽やかにはおって。インを白にすることで表情も華やかになります。

【2】黒ワイドパンツ×黒カーディガン

【2】黒ワイドパンツ×黒カーディガン
バッグ・カーディガン・パンツ・ピアス・ブレスレット・靴(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2018年

立体的なボタンが輝くドルマンスリーブのカーディガンとワイドパンツのコーディネート。エコファーのレオパードバッグで、大人の遊び心をトッピングしましょう。

【3】黒ワイドパンツ×黒ニット×グレーブルゾン

【3】黒ワイドパンツ×黒ニット×グレーブルゾン
パンツ(アオイ〈マントゥ〉)、ブルゾン(ヴァルカナイズ・ロンドン〈カール ドノヒュー〉)、ニット(ブラミンク)、ピアス・ブレスレット・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

フォーマルシーンに活用する黒ボトムこそ、何シーズンも更新しないのは野暮! 足首を意識したバランスが、今は新鮮です。

秋のレディースベージュワイドパンツコーデ


【1】ベージュワイドパンツ×パープルニット×ストール×帽子

【1】ベージュワイドパンツ×パープルニット×ストール×帽子
ニット・パンツ・ストール・ブーツ(ブルネロ クチネリ ジャパン)、帽子(ボルサリーノ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

冬の定番服は、素材そのものにスタイルがあるから、コーディネートしやすく、表情も豊かに。ローゲージならではのメランジュニットや、コーデュロイパンツなどもその例です。ほんのり赤みを差したメランジュ編みの味わい深さ、そして、ボーイッシュなかわいさのあるコーデュロイパンツが、上級センスの要になります。

【2】ベージュワイドパンツ×白ニット×カーディガン×スヌード

【2】ベージュワイドパンツ×白ニット×カーディガン×スヌード
マックスマーラのスヌード・パンツ・バッグ・エス マックスマーラのカーディガン・ニット(マックスマーラ ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/川田有二 BY:『Precious10月号』小学館、2017年

白に近いオフグレージュ~ライトグレージュでまとめたロング&リーンシルエットのワイドパンツスタイル。そこに顔映えするミンクスヌードでエレガントな美人オーラを授けましょう。ファーは艶やかな毛並みを陰影豊かなグレージュに染め上げたミンクにグレーニットの組み合わせ。肩下まで覆うほどたっぷりと幅があるのでコート感覚で活躍します。

【3】ベージュワイドパンツ×黒ニット×グリーンコート

【3】ベージュワイドパンツ×黒ニット×グリーンコート
パンツ(プルミエ アロンディスモン)、コート(ドゥロワー 青山店〈ドゥロワー〉)、ニット(三喜商事〈アリュード〉)、手袋(アマン〈アルポ〉)、イヤリング・リング(デペッシュモード恵比寿本店〈ドナテラ・ペリーニ〉)、バッグ(オンワードグローバルファッション〈マルベリー〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

主役のパンツは深めタックのワイドシルエットで、スカートのような優雅さを実現しています。ロング丈のコートも足首見せですっきり。ボリュームあるポケットと襟元のファーで視線を上に逃すのもテクニックです。

秋のレディースネイビーワイドパンツコーデ


【1】ネイビーワイドパンツ×ライトブルーシャツ×ネイビージャケット

【1】ネイビーワイドパンツ×ライトブルーシャツ×ネイビージャケット
 ©Afro BY:『Precious9月号』小学館、2018年

ジャケットの袖からのぞくカフスの長さやスタンドカラーが絶妙。メンズっぽくなりすぎず、古臭くならない高度な技に脱帽です!

【2】ネイビーワイドパンツ×白ブラウス×ネイビーカーディガン

【2】ネイビーワイドパンツ×白ブラウス×ネイビーカーディガン
ブラウス・パンツ(ADORE)、カーディガン(三喜商事〈アリュード〉)、ミッレのピアス・ネックレス・ルーナのネックレス(チェルキ)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

主役のパンツは太いベルト幅に白いボタンが印象的。深いタック入りで、ハイウエストに仕立てられたエレガントなデザインです。白いインナーをボトムインして、ウエスト位置を明確に。さらにボトムと同色のロングカーディガンが額縁効果を発揮します。

秋のレディースチェックワイドパンツコーデ


【1】グレーチェックワイドパンツ×オレンジブラウス×白ジャケット

【1】グレーチェックワイドパンツ×オレンジブラウス×白ジャケット
ジャケット(アクリスジャパン〈アクリス〉)、パンツ(レリアン)、ブラウス(エストネーション)、ネックレス・ブレスレット(バーニーズ ニューヨーク〈サスキア ディアス〉)、バッグ(ジャンニ キアリーニ)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2017年

今季も引き続き流行のワイドパンツは、主役のジャケットに品よくなじむ配色をセレクト。オレンジブラウスを差し色に加えることで、スーツとは異なる、カジュアル&モードな仕事スタイルが楽しめます。

秋のレディース赤ワイドパンツコーデ


【1】赤ワイドパンツ×アイスブルーブラウス

【1】赤ワイドパンツ×アイスブルーブラウス
ブラウス(IZA〈ロッセーラ ヤルディーニ〉)、パンツ・ベルト(エンフォルド)、ネックレス・バッグ(ブルガリジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2017年

トレンド色を組み合わせることで、王道のボウタイブラウスもたちまちフレッシュな印象に。ワイドパンツと合わせるときは、ダイヤモンドがきらめくゴージャスなネックレスやチェーンバッグ、艶めき素材のサンダルで、意識的にエレガントな要素を加えましょう。

【2】赤ワイドパンツ×ボルドーブラウス

【2】赤ワイドパンツ×ボルドーブラウス
パンツ(アマン〈ベルウィッチ〉)、ブラウス(キートン)、ピアス(ケイテン)、ベルト(yoshie inaba)、バッグ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2017年

秋色カラーを代表するボルドーは、仕事で通用するカラーパンツの代表格。ウエスト周りにボリュームのあるタック入りのワイドテーパードは、ジャケットをはおらない日ほど活躍させて! 艶やかなシルクブラウスの華やぎを味方につけて、おしゃれ偏差値の高さも見せつけてしまいましょう。