「黒スカート」は、働く女性のワードローブの核となるアイテム。何枚あっても大活躍しますよね! だからこそ、旬の気分を映す新作のなかから、自分らしい一着を見つけて、着こなしをブラッシュアップしたいもの。
そこで、素材やシルエット、ディティールに絶妙なさじ加減の華やかさを授けた「ワザあり黒スカート」に注目。その中から、ビジネススタイルでの着映えに効果を発揮する黒スカートだけを、探し出しました。
どれもシックだけれど豪華でセンスが光るので、1枚で奥行きのあるおしゃれが叶います。
オフィスで着映えるおしゃれな「ワザあり黒スカート」6選
■1:黒に映える白のステッチが、縦ラインをすっきりと強調する「ホワイトステッチ入りラップスカート」
ひとつめは、すとんと落ちるストレートラインにエフォートレスな雰囲気が漂うラップスカート。程よいハリとコシを備えたバックサテン生地は体の線を拾いにくく、快適な着用感を約束。生地の重なる部分はボタンフライ仕立てなので、座ったときもスリットが開きすぎず安心できます。白のステッチとボタンが施された大きめのパッチポケットが、気になるもも周りをカバーしてくれるところがポイントです。
■2:だれからも好感を呼ぶ、フェミニンな女らしさのある「両サイドプリーツのフレアスカート」
次は、両サイドのポケット下からすそにかけて、シフォン素材でやわらかなプリーツを施した、ミモレ丈のAラインスカート。ポケットとプリーツの立体的ディティールが、体型カバーに貢献。ビスコースサテンのグロッシーな光沢感とのバイマテリアル使いで、黒スカートを表情豊かに。歩くたびにやわらかなシフォン素材のプリーツが揺れて、可憐な女性らしさを印象づけることができます。
■3:クチュールライクなワザが、レディなムードを醸し出す「スラントヘムのトラペーズスカート」
こちらは、切り替えを入れ、スカーフのようなフォルムの共布を合わせて、アシメトリーな動きを表現したスカート。クチュールの手法を得意とするブランドならではの、エレガンスと遊び心が共存するたたずまいに魅了されます。腰周りはフィット、すそにゆとりを出したシルエット。生地のやわらかなドレープ感、スクエアなすそのシャープ感が、キレのいい女っぷりを授けてくれます。
■4:シンプルなのに、細部にスマートな個性が宿る「段違いヘムのボタンダウンスカート」
アシメトリーヘムのスカートに定評のあるエアロンらしい一着は、段違いにしたうえ、斜めにカッティングしたすそのエッジィなラインが、歩くときの脚を美しく見せます。縦方向に直線的にあしらったボタン飾りも、下半身をほっそりと見せる、優秀ディティール。トップスはインでもアウトでも合わせやすい、すとんとしたシルエット。5つのボタンがおしゃれのポイントです。
■5:シンプルシルエットに際立つ、煌きや透け感が表情豊かな「シークインツイートのAラインスカート」
ダークシルバーのスパンコールやラメ糸を織り込んだ、ウールアルパカの混紡糸によるニットツイード生地を、パネル使いしたデザイン。シンプルトップスを合わせるだけでも、十分な華やぎが手に入ります。ウエストは、やわらかいゴムバンド仕様で楽ちんな着心地。透け感のあるシルクオーガンジーを土台に、ツイード地をパネル使いした立体的なつくりが、オフィスでの着映えを約束します。
■6:スタイリングの幅を広げる、程よくモードな変形デザインの「ハイウエストのアシンメトリースカート」
ハイウエスト&アンクルレングスのバランス感と、構築的なシルエットでひねりを加えたラップスカート。シワになりづらいきれいめな素材が使用され、きちんと感のある表情をしっかりキープします。高さのあるウエスト部分は外側に折って着こなすと、また違った表情を楽しむことが可能。マット黒のバックルが、シックなベルテッドディテール。長めのストラップも表情をつくります。
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今、キャリアシーンを素敵に魅せるのはワザあり黒スカートの新戦力。上記のスカートなら、自分らしく輝けて、おしゃれのセンスも確実に上がります。新しいスカートを買うタイミングにぜひ選んでみましょう。
- PHOTO :
- 小池紀行(パイルドライバー/小物)
- STYLIST :
- 戸野塚かおる
- EDIT :
- 下村葉月、小林桐子(Precious)