岡田将生さん主演のドラマ『昭和元禄落語心中』(NHK総合)の第2話が10月19日に放送され、ネットで大きな話題になっています。

NHKドラマ『昭和元禄落語心中』第2話が「神回」と話題

人気落語家・八代目 有楽亭八雲の過去が明かされる

若き日の有楽亭八雲
若き日の有楽亭八雲

原作は累計200万部を超える雲田はるこさんの人気漫画で、激動の時代を生き抜いた昭和の落語家たちの熱い友情や絆を描く、ミステリー要素も含んだヒューマンドラマです。

第1話では、岡田将生さんが50代の有楽亭八雲を色気たっぷりに演じて話題に。第2話では、若き日の八雲(前座名・菊比古)と、同じ師匠に同日に弟子入りした、永遠のライバルであり親友の有楽亭助六(前座名・初太郎)の出会い、そして切磋琢磨しながら共に修行に励む日々が描かれました。

白塗り姿の八雲
白塗り姿の八雲

昭和10年代に落語の世界に飛び込んだふたりが、前座として寄席に出たとき、日本は戦争の真っただ中。世相を慮っていくつかの演目が「禁演落語」となったり、徴兵におびえるなど、不安な日々を送る中、菊比古は空襲で疎開することに。師匠の七代目八雲と初太郎は満州へ行くことになり、親友のふたりは別れ別れとなってしまうのです。

そして昭和20年、終戦のときを迎え、空襲を免れた八雲の家に戻り、座敷で落語をして家を守っていた菊比古のもとに、八雲と初太郎が生きて帰ってきました。寄席も再開し、ふたりは前座から二つ目に昇進。八雲の家を出て安アパートで暮らし始めたのでした。

菊比古と助六がイチャイチャする姿に視聴者が悶絶!

若き日の有楽亭助六
若き日の有楽亭助六

SNS上では、第2話に登場した助六を演じる山崎育三郎さんのハマりっぷりを称える声はもちろんのこと、若き八雲=菊比古と、助六=初太郎の、兄弟弟子としての仲良しぶりに悶える人が続出!

「じゃれているのをずっと見ていたい」「キャッキャしてる男子たち、可愛すぎか」「ふたりの時間、尊い」「神回」「爆萌えドラマすぎる」「若いふたりのイチャつきっぷりが最高」などの絶賛の声が多数、上がっていました。

菊比古と初太郎
菊比古と初太郎

繊細な菊比古に対して、豪快であけすけな初太郎と正反対の性格でありながら、同日に入門して同じ釜の飯を食べ、お互いの稽古に付き合ったりしながら、兄弟のように育ったふたり。

落語も、努力家の菊比古に、天才肌で客を一瞬で引き付ける初太郎と対照的で、ときに菊比古は初太郎の才能に嫉妬しながらも憧れの気持ちを抱き、ふたりは絆を育てていきます。そんな若きふたりが枕を並べて寝床でじゃれ合ったり、狭いお風呂に一緒に入ったりするなど、仲睦まじさが爆発していたのです。

とくに裸をタオルで隠そうとする菊比古の姿に対して、興奮を抑えきれないツイートを投稿する人が満載。色白美少年が親友の前で恥ずかしそうにモジモジする姿は、悶絶級の破壊力。タイプの違う美少年ふたりの入浴シーンが素晴らしすぎて、中には思わず画面の前で拝む女性ファンも。

第2話はこのほかに、戦争が終わり帰国した初太郎と菊比古が再会して抱擁するシーンや、その後寄席が再開し、初太郎の羽織の紐を菊比古が結んであげるシーンなど、原作で描かれていた感動的な場面も、忠実に再現。そのため、「超ハイレベルな三次元を見た」「八雲と助六がとてもとても原作に近い」など、原作ファンからも好評価を得ています。

うぶな菊比古
うぶな菊比古

10月26日に放送予定の第3話では、若手落語家としてどんどん人気者になっていく助六に、伸び悩む菊比古がコンプレックスを募らせる様子が描かれます。

また、大政 絢さん演じる芸者のみよ吉が登場。みよ吉は、八雲と助六の運命を変える女性。彼女が現れることで、また一波乱ありそう。ふたりの関係性がどう変化していくのか……、見逃せません!

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この記事の執筆者
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WRITING :
こばやしあさみ