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「モノトーン」コーデに合わせる


一般的に「モノトーン」と言えば、白と黒(グレー・ネイビー)の組み合わせを指します。たとえば普通の黒ワンピに白のバッグを合わせて…たったこれだけで完成する、至ってシンプルなコーディネートです。この永遠の定番を、さらに格上げするのが「ベージュ」のバッグ。いつものモノトーンコーデに、白のバッグを合わせたくなるところを、敢えて「ベージュ」のバッグに変えてみて。白より柔らかな「ベージュ」は、色と色とを自然に繋げ、また、女性らしくまろやかな雰囲気を演出します。

×「ベージュのバッグ」で作る、自然なモノトーン

ベージュ小物を差し色に彩度をプラスし軽やかに抜け感を演出

ワンピース(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、ネックレス・チャーム・チェーンネックレス(アルテミス・ジョイエリ)、バッグ(TASAKI〈TASAKI por RELIQUIAE〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2018年
ワンピース(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、ネックレス・チャーム・チェーンネックレス(アルテミス・ジョイエリ)、バッグ(TASAKI〈TASAKI por RELIQUIAE〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2018年

ピンクゴールドのネックレスで華やぎを、ベージュの靴とバッグで地味にならないよう、明るく軽快に。

「全身黒」スタイルは清涼感がすべて。必ずどこかに”透け感”を取り入れて

ダークブラウンの麻のシャツ(マディソンブルー)、パンツ(Theory)、サングラス(グローブスペックス エージェント〈ロバート・マーク NYC〉)、ネックレス(チェルキ〈ギャレッタ〉)、時計(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、サンダル(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
ダークブラウンの麻のシャツ(マディソンブルー)、パンツ(Theory)、サングラス(グローブスペックス エージェント〈ロバート・マーク NYC〉)、ネックレス(チェルキ〈ギャレッタ〉)、時計(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、サンダル(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

濃色の「麻のシャツ」に合わせるボトムは、本場のイタリア男性のおしゃれ哲学にならって白のくるぶし丈パンツに。ダークトーンのボトムに頼りがちな人こそ、逆転配色に挑戦してみると格別の洗練度に気がつくはず! 辛口なダークトーンが顔周りの印象を引き締め、ボトムの白が全身にリッチな明るさを与えます。しっかりと出したデコルテは最高のアクセサリーですが、オンスタイルではパールネックレスで白い艶を足すとフェミニンさが増します。

×「ピンクベージュ」のバッグ

メリハリのきいたシルエットが優美な印象に導くデニムスタイル

ブラウス(ブラミンク)、デニム(カイタックインターナショナル〈ヤヌーク〉)、ピアス・ネックレス(TASAKI)、バッグ(カオス新宿〈ザンケッティ〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2020年
ブラウス(ブラミンク)、デニム(カイタックインターナショナル〈ヤヌーク〉)、ピアス・ネックレス(TASAKI)、バッグ(カオス新宿〈ザンケッティ〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2020年

メリハリのきいたシルエットが、優美な印象に導く、ネイビーブラウス×グレーデニムのスタイリング。パフスリーブとコットンシルクで華やかさを出したシャツをフロントタックインで合わせたのは、グレーのストレートデニム。ヴィンテージの趣を醸し出すニュアンスカラーが、着こなしに奥行きをもたらします。小物はグレーと同じ中間色のベージュ系でなじませて。

ブラウス・パンツ・バッグ・靴(クロエ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2020年
ブラウス・パンツ・バッグ・靴(クロエ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2020年

知的でシンプルなバンドカラーのブラウスを、艶やかなダークネイビーのパンツで引き締めて、たとえば仕事先でのパーティへ。小物はクリーミーなブラウスに合わせ、ニュアンスカラーで優しく。

×「グレージュ」のバッグ

パンツ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)、カーディガン・ニット(スローン)、ネックレス(ボン マジック)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(アマン〈イルサンダロ オブ カプリ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2018年
パンツ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)、カーディガン・ニット(スローン)、ネックレス(ボン マジック)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(アマン〈イルサンダロ オブ カプリ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2018年

「甘×辛ミックス」の最もシンプルな方法は、装いに品格を加える黒のアンサンブルニットと、颯爽としたムードを添える白のスティックパンツを合わせること。さらに小物で端正なハンドバッグと華やかなトングサンダルを合わせたら、きちんと感も抜け感もある着こなしが完成します。

コート(バーバリー・ジャパン〈バーバリー〉)、トップス(三喜商事〈バンフォード〉)、パンツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、ストール・バッグ(バーバリー・ジャパン〈バーバリー〉)、靴(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年
コート(バーバリー・ジャパン〈バーバリー〉)、トップス(三喜商事〈バンフォード〉)、パンツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、ストール・バッグ(バーバリー・ジャパン〈バーバリー〉)、靴(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

ベージュを重ねたシックトーン配色で大人っぽく。サイドライン入りパンツやスリッポンで仕上げたスポーティな着こなしも、艶やかなブラックサテンのコートがあれば、カジュアルになりすぎず品よくまとまる。

フェミニンさを象徴するワンピースに「洗練グレージュ」をワンポイントで!

撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年
撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年

ベージュを重ねたシックトーン配色で大人っぽく。サイドライン入りパンツやスリッポンで仕上げたスポーティな着こなしも、艶やかなブラックサテンのコートがあれば、カジュアルになりすぎず品よくまとまる。

×「キャメル」のバッグ

ワイドパンツやベージュ小物でドレスシャツをキリリと見せて

シャツ(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、パンツ(マディソンブルー)バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、バングル(カオス丸の内〈キャッツ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2019年
シャツ(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、パンツ(マディソンブルー)バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、バングル(カオス丸の内〈キャッツ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2019年

クラシカルな華やぎを秘めたピンタックの白シャツには、フェミニンなスカートよりもパンツを合わせてスマートに着こなすのがおすすめ。ネイビーのリネンパンツなら、都会のシーンに映えるこなれた雰囲気が生まれて。端正なバッグはナチュラルカラーを、足元にはヌーディ靴を選んで、春らしい軽やかなムードを演出。

応用その1:トップスやボトムスの白も、一段落ち着いたニュアンス色に。それだけで、さらにこなれた着こなしに

タイトシルエットと辛口配色で極めた真夏のクールビューティ

トップス・スカート・サングラス・ネックレス・バッグ・靴(ランバン ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2017年
トップス・スカート・サングラス・ネックレス・バッグ・靴(ランバン ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2017年

ネイビー×白でつくるメリハリ配色はあたりまえ。トップスを艶のあるオフベージュにすることで、こんなにも端正な女らしさが漂うなんて。さらに、ミッドナイトネイビーのタイトスカートに深く入ったスリットが女度をアップ。シンプルな組み合わせなのに、印象に残る着こなしが完成。

ヨーロッパマダムが好むシックな配色に徹して洗練されたカジュアルを完成

パンツ(マディソンブルー)、シャツ(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、ベルト(エストネーション〈メゾン ボワネ〉)、スカーフ(エルメスジャポン)、バングル(ホアキン・ベラオ)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(アパルトモン 青山店〈ブレンタ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2020年
パンツ¥66,000(トッズ・ジャパン)、ブラウス¥75,000(アクリスジャパン〈アクリス〉)、ストール¥31,000(三喜商事〈イレブンティ〉)、ピアス¥52,000(アパルトモン 青山店〈アグメス〉)、バングル¥21,000(HAUNT代官山/ゲストリスト〈フィリップ オーディベール〉)、バッグ¥132,000(J&Mデヴィッドソン 青山店)、靴¥66,000(トッズ・ジャパン)

サファリムードが漂う、ベージュのハーフパンツはストレッチのきいたハリのあるコットン混素材で着心地も良好。ともすればラフになりがちなハーフパンツだからこそ、マホガニー色のハイネックブラウスやグレージュ小物でシックな雰囲気に。切り替えのないミニマルな先細トウで、肌になじむベージュスエード素材のスリッポンが、ひざ下を長く見せるポイントです。

グレージュを基調にバランスよく配した黒が小粋なエレガンスを表現

ジャケット(ゲストリスト〈アッパーハイツ〉)、ニット(ブラミンク)、スカート(ebure)、サングラス(オリバーピープルズ 東京ギャラリー〈オリバーピープルズ〉)、バングル(ヴァンドームヤマダ〈ロバート リー モーリス〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2017年
ジャケット(ゲストリスト〈アッパーハイツ〉)、ニット(ブラミンク)、スカート(ebure)、サングラス(オリバーピープルズ 東京ギャラリー〈オリバーピープルズ〉)、バングル(ヴァンドームヤマダ〈ロバート リー モーリス〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2017年

ライダースのインに黒のタートルニットを着て、波打つような艶をたたえたタイトスカートを合わせた装い。配色でコントラストを効かせつつも、アイテムの組み合わせでも緩急をつけると奥行きが生まれておしゃれ感倍増。

応用その2:『モノトーン』をベースに、きれい色を重ねる

鮮やかなコントラスト配色でキレのいい女力を感じさせて

カーディガン(トラデュイール)、ワンピース(アクリスジャパン〈アクリス〉)、バッグ(アマン〈エレメ〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
カーディガン(トラデュイール)、ワンピース(アクリスジャパン〈アクリス〉)、バッグ(アマン〈エレメ〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

王道のエレガンスが香る黒のワンピースに肩がけして、こなれ感を演出。ライトベージュのショルダーバッグで抜け感を演出するのが、軽やかに見せる決め手です。トラデュイールのカーディガンは、肩がけしたときにも美しく見えるつくりに注目。ラグランスリーブは肩に自然に収まり、短めのそで丈のおかげで、ルーズに見えないなど、細部にまで気が配られています。

「ワントーン(白・ベージュ・ブラウン)」コーデに合わせる


茶系~ベージュ~白(グレー)が描く、柔らかな色彩のグラデーション。「ベージュ」のバッグは、これら同系色とも相性抜群です。上記の色を重ねた『ワントーン』コーデは、深みのある、洗練された印象にまとまります。たとえば白のトップスと茶系のボトムス。そこに色のつなぎとして「ベージュ」のバッグを投入すれば、一目置かれるこなれた装いが完成します。

×「ベージュのバッグ」で作る、洗練のワントーン

フェミニンなリボンとワイドパンツの甘辛コンビですっきり見せを可能に

ブラウス(ストラスブルゴ〈アントネッリ〉)、ワイドパンツ(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ)、バングル(エストネーション〈グーセンス パリ〉)、バッグ(J & M デヴィッドソン 青山店)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2017年
ブラウス(ストラスブルゴ〈アントネッリ〉)、ワイドパンツ(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ)、バングル(エストネーション〈グーセンス パリ〉)、バッグ(J & M デヴィッドソン 青山店)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

ハリのあるコットンブラウスは、一枚でメリハリ美人へと導く、リボンベルト付き。肉感を拾わない、地厚なワイドパンツと組み合わせることで、期待以上の脚長効果も発揮! ブラウスにはサイドスリットが施されているため、すそをアウトにしても重たく見えない。

ブラウス・スカート・バッグ『ピーカブー エッセンシャリー』・別売りのプレキシガラス付きショルダーストラップ・靴(フェンディ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年
ブラウス・スカート・バッグ『ピーカブー エッセンシャリー』・別売りのプレキシガラス付きショルダーストラップ・靴(フェンディ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

トラペーズフォルムのミニバッグを、ショルダーストラップでカスタマイズして。

ニュアンス色×黒でこなれ感のあるカジュアルに

撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2018年
撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2018年

マディソンブルーのリネンシルク・シャツは、秋の街に溶け込むベージュでニュアンスをつけて。フェンディの『ピーカブー』はグレージュに、エルメスのバンダナ柄ストールは黒で、色味をそろえて、品よくシックに。抜け感や軽やかさを出したいときに活躍するのが、白のレザースニーカー。きちんと感があるので、大人でも楽しめます。手元には、お守りのような存在のカルティエの『タンク』と『LOVE ブレスレット』を。

ブラウンの分量を多めにカジュアルリッチな配色を

シャツ・スカート(ebure)、ブレスレット(チャン ルー ジャパン ショールーム)、バッグ(showroom SESSION〈モダン ウィーヴィング〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2020年
シャツ・スカート(ebure)、ブレスレット(チャン ルー ジャパン ショールーム)、バッグ(showroom SESSION〈モダン ウィーヴィング〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2020年

ボーダーとフリンジをあしらったスカートは、上品なグレーをカジュアルに楽しめるアイテム。合わせるのは、ブラウンのシャツ。クラッチ風に持ちたい大ぶりバッグときれいめシューズで、かっこよく仕上げて。

ほんのり日に焼けた肌に映える濃厚ブラウン&爽快ホワイトで小粋なパンツカジュアルに

パンツ(rag&bone表参道店)、シャツワンピース(エスケーパーズオンライン〈ブーリエンヌ〉)、Tシャツ(三喜商事〈イレブンティ〉)、ネックレス(アダワットトゥアレグ)、バングル(チェルキ〈ラクア〉)、バッグ(HAUNT代官山/ゲストリスト〈パロロサ〉)、靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2020年
パンツ(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉)、シャツワンピース(showroom SESSION〈サヤカ ディヴィス〉)、Tシャツ(スリードッツ青山店)、ストール(三喜商事〈イレブンティ〉)、バングル(アパルトモン青山店〈ベン アミュン〉)、バッグ(showroom SESSION〈モダン ウィーヴィング〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2020年

カシュクール仕立てのシャツワンピースをゆるりと結び、Tシャツ&パンツの合わせにレイヤードするだけで、洒脱な夏の装いへと進化。清潔感のある白のパンツは、ウエストゴムの仕様でエフォートレスな装いが楽しめます。小物もブラウン~ベージュのトーンでシックにまとめて。

上質素材だからこそサマになるベージュのワントーンで大人のカジュアルを実現

カーディガン・トップス(サン・フレール〈レ・コパン〉)、パンツ(Theor y)、ストール(チェルキ〈アンドレ マウリーチェ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ウールン商会〈ペセリコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年
カーディガン・トップス(サン・フレール〈レ・コパン〉)、パンツ(Theor y)、ストール(チェルキ〈アンドレ マウリーチェ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ウールン商会〈ペセリコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

カジュアルなコーディネートをあまりしない人には、日常スタイルの延長として着られる、淡いワントーンの洗練カジュアルがお似合いです。単調にならないように素材選びに気をつければ、簡単に真似できるのもいいところ。ただし足元だけは今風にスニーカーを選んで。

コート・パンツ(ブラミンク)、シャツ(アングローバル〈イレーヴ〉)、サングラス(アイヴァン PR)、スカーフ(ラ・フォンタナ・マジョーレ 丸の内店)、ブレスレット(チェリーブラウン)バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M.WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2020年
コート・パンツ(ブラミンク)、シャツ(アングローバル〈イレーヴ〉)、サングラス(アイヴァン PR)、スカーフ(ラ・フォンタナ・マジョーレ 丸の内店)、ブレスレット(チェリーブラウン)バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M.WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2020年

そで口をさりげなくロールアップ。トラッドテイストの着こなしが「学生風」にならないようにジュエリーを効かせる。襟元にネイビーのスカーフを指して顔周りを引き締め、知的で女らしい印象を際立たせる。こなれたひと技の合わせで、トレンチコートの着こなしを上級者に!

×「ピンクベージュ」のバッグ

ワンピース(wb)、バッグ(ジョルジオ アルマーニジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、スカーフ(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、靴(セルジオ ロッシ カスタマーサービス)、ネックレス(シャンテクレール 東京店)、サングラス(ルックスオティカジャパン〈プラダ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年
ワンピース(wb)、バッグ(ジョルジオ アルマーニジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、スカーフ(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、靴(セルジオ ロッシ カスタマーサービス)、ネックレス(シャンテクレール 東京店)、サングラス(ルックスオティカジャパン〈プラダ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年

赤みブラウン『クローブ』のワンピースを、ピンクベージュのバッグ&靴でなじませグラデーションに。バッグと靴は微妙にトーンが違いますが、両者の色をつなげる柄スカーフを活用。

春服の明るい色調に美しく溶け込んで着こなしの完成度を高める!

ジャケット(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、スカート(キートン)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、サングラス(シャネル アイウェア事業部)、ネックレス(Theory luxe〈Kong qi〉)、ストール(チェルキ〈カングラ〉)、靴『ジャンヴィト』(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年
ジャケット(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、スカート(キートン)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、サングラス(シャネル アイウェア事業部)、ネックレス(Theory luxe〈Kong qi〉)、ストール(チェルキ〈カングラ〉)、靴『ジャンヴィト』(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

白のブルゾンスカートスタイルに、ヌードベージュの靴・バッグ・ニットを配したまろやかなコーディネート。胸元に大胆なビジューのアクセサリーを添えて、上半身のシルエットがストレートに見えないよう、ぼやかすのがポイントです。スエード靴の軽やかなポインテッドトウとすらりと伸びたヒールが、着こなしをフレッシュに彩って。

こなれ感と洗練を生むニュアンスホワイト

ジャケット・パンツ/ともに店舗限定(Theory luxe)、ブラウス(ドゥロワー 丸の内店〈ティー マット マサキ パリ〉)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、バングル(バーニーズ ニューヨーク〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZASI X)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年
ジャケット・パンツ/ともに店舗限定(Theory luxe)、ブラウス(ドゥロワー 丸の内店〈ティー マット マサキ パリ〉)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、バングル(バーニーズ ニューヨーク〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZASI X)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年

コンパクトな肩幅やそで周りが、ロングシルエットのジャケットをすっきりと印象づける、オフホワイトのセットアップ。薄手のウールストレッチ素材で落ち感がよく、体にしなやかに沿うのはThery Luxeならでは。上下白こそ、プリントのブラウスやサングラスなどで、奥深さを漂わせるのが成功の鍵。

膨張色なのにすっきり見えるワントーンの色マジック

ジャケット(トラデュイール)ボクーのニット・トモウミオノのパンツ(チェルキ)、バッグ(モワナ メゾン GINZASIX)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2019年
ジャケット(トラデュイール)ボクーのニット・トモウミオノのパンツ(チェルキ)、バッグ(モワナ メゾン GINZASIX)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2019年

オフ白~グレージュでまとめた好感度の高いカジュアルは、全体をピンクがかったニュアンス色でそろえることが成功のポイント。まずはインナーのタートルとパンツをピンクがかったオフ白でつなげて、縦を強調。そこに一段濃い、ピンクみの強いグレージュ系のムートンジャケットをプラス。そで口に配したファーの色が、インのニットやパンツとリンクしているから、全体のまとまり感は完璧です。

×「グレージュ」のバッグ

パンツ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、トップス(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、ネックレス(デペッシュモード恵比寿本店〈ドナテラ・ペリーニ〉)、ストール・靴(キートン)、バッグ(八木通商〈ジェローム ドレフュス〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2017年
パンツ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、トップス(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、ネックレス(デペッシュモード恵比寿本店〈ドナテラ・ペリーニ〉)、ストール・靴(キートン)、バッグ(八木通商〈ジェローム ドレフュス〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

秋を意識した、晩夏のお出かけスタイル。白に合わせるニュアンスカラーも、初夏に活躍したライトベージュから、落ち着きのあるグレージュへとシフト。小物のこっくりとしたグレージュが、あいまいな色合いを引き締めて。エレガントなボディラインがかなうガウチョパンツは、ヒールではなくフラットサンダルを合わせることで、旬のボトムバランスへと近づいて。

足元の着映えにも効く!日本人の肌になじむピンクゴールド

ニット(ドゥロワー六本木店〈ドゥロワー〉)、パンツ(マディソンブルー)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、ストール(HAUNT代官山/ゲストリスト〈ジョンストンズ×ハウント〉)、バッグ(アマン〈ザネラート〉、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ニット(ドゥロワー六本木店〈ドゥロワー〉)、パンツ(マディソンブルー)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、ストール(HAUNT代官山/ゲストリスト〈ジョンストンズ×ハウント〉)、バッグ(アマン〈ザネラート〉、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

白~ベージュのグラデーション配色に、ピンクメタリックのパンプスが映えるクリーミー配色の着こなし。ジョンストンズの厚手のチェック柄ストール、ザネラートの落ち着いた色味のバッグが、確かな審美眼を感じさせます。

揺れるマントと艶めき小物で、優雅な女らしさを強調!

カシミアのマント・フード付きストール・パンツ・サングラス(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、カシミアのニットチュニック(マックスマーラ ジャパン〈エス マックスマーラ〉)、パールネックレス(チェルキ〈ミッレ〉)、時計(ソーウインド ジャパン〈ジラール・ペルゴ〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2017年
カシミアのマント・フード付きストール・パンツ・サングラス(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、カシミアのニットチュニック(マックスマーラ ジャパン〈エス マックスマーラ〉)、パールネックレス(チェルキ〈ミッレ〉)、時計(ソーウインド ジャパン〈ジラール・ペルゴ〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

フリンジ付きのカシミアマントは、シンプルな装いにさらりとはおるだけで、センスアップできる一枚。色も質感もこっくりと重ねながら、足元にはヒールパンプスで、程よい緊張感を。

応用その1:「グレージュ」のバッグをつなぎ役にすると、濃色のアイテムも自然に馴染む

スニーカーの白とジュエリーの硬質な輝きでつくる効果的なコントラスト

ニット(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉)、パンツ(三喜商事〈イレブンティ〉)、バッグ(エストネーション〈ザネラート〉)、ストール(ボーダレス〈ベグアンド コー〉)、バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2017年
ニット(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉)、パンツ(三喜商事〈イレブンティ〉)、バッグ(エストネーション〈ザネラート〉)、ストール(ボーダレス〈ベグアンド コー〉)、バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2017年

グレージュでそろえたニットとバッグ、グレーのストールとパンツで全体をニュアンストーンでまとめた装いに、クリアな白のスニーカーとゴールドジュエリーを効かせて。少量でも印象深いメリハリが生まれる。

ニット(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)、パンツ(Theory)、イヤーマフ・ミトン(showroom SESSION〈カール ドノヒュー〉)、バッグ(モワナ メゾンGINZA SIX)、靴(シシ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2019年
ニット(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)、パンツ(Theory)、イヤーマフ・ミトン(showroom SESSION〈カール ドノヒュー〉)、バッグ(モワナ メゾンGINZA SIX)、靴(シシ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2019年

フェアアイル柄のニット&フランネルのテーパードクロップドパンツというワンツーフィニッシュの着こなしに、小物使いでしっかり防寒。ともすると幼く見えがちなミトンやイヤーマフは、カール ドノヒューのグレーの上質なトスカーナラムのものを合わせて、大人っぽくシックに。

コート(ウィム ガゼット 青山店〈アンノウン〉)、ニット(スローン)、パンツ(サザビーリーグ〈マザー〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、サングラス(コロネット〈カレン ウォーカー〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2019年
コート(ウィム ガゼット 青山店〈アンノウン〉)、ニット(スローン)、パンツ(サザビーリーグ〈マザー〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、サングラス(コロネット〈カレン ウォーカー〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2019年

ムートンコートと大判ストールの合わせ技で、アクティブな日の寒さ対策を施した、ベージュグラデ×濃グレーの細身パンツコーディネート。ストールは大判サイズでも素材がしなやかなので、きゅっと巻けるのがうれしいポイントです。

応用その2:『ワントーン』をベースに、きれい色を重ねる

ベージュ~ホワイトの繊細グラデーションを顔映えスカーフで印象的に

コート(バーバリー・ジャパン〈バーバリー〉)、スカーフ『ジュ・ドゥ・ポワ』(エルメスジャポン)、バンフォードのジレ・ピアッツァ センピオーネのパンツ(三喜商事)、ニット(ADORE)、バングル(ファンエンパイヤ)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年
コート(バーバリー・ジャパン〈バーバリー〉)、スカーフ『ジュ・ドゥ・ポワ』(エルメスジャポン)、バンフォードのジレ・ピアッツァ センピオーネのパンツ(三喜商事)、ニット(ADORE)、バングル(ファンエンパイヤ)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

白トップスに白いパンツ、白いジレ…とホワイトトーンでまとめた着こなしに、コートをはおって品よく引き締めて。上品だけれどおとなしい印象にならないように、顔周りにペールトーンのスカーフを小さく効かせて小粋に。

「きれい色」コーデにも違和感なく馴染む


×ベージュのバッグで作る『モノトーン』や『ワントーン』のコーデ。この上に重ねて、『きれい色』のアイテムを主役にするのもおすすめです。優しい色味がベースとなるので、普段使わないようなカラーも、違和感なく馴染みます。

『モノトーン』×きれい色

ニット(オーラリー)、パンツ(ブラミンク)、帽子(Theory luxe)時計(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)バッグ・バッグチャーム(トッズ・ジャパン)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2020年
ニット(オーラリー)、パンツ(ブラミンク)、帽子(Theory luxe)時計(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)バッグ・バッグチャーム(トッズ・ジャパン)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2020年

セージグリーンのニットの優しげな印象を引き立てるように、バッグとスニーカーはニュアンス色でまとめた、休日のお買い物コーデ。

『ワントーン』×きれい色

淡いブルーと白の軽妙なハーモニーで、都会に似合うすっきりとした装いが完成

シャツ・スカート・ベルト(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ネックレス(シャンテクレール 東京店)、バングル・リング(ジョージ ジェンセン ジャパン)、バッグ(ブランドニュース〈メアリ オルターナ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2018年
シャツ・スカート・ベルト(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ネックレス(シャンテクレール 東京店)、バングル・リング(ジョージ ジェンセン ジャパン)、バッグ(ブランドニュース〈メアリ オルターナ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2018年

白のピンストライプが施されたタイトスカートには、サイダーのように爽快なブルーシャツを取り入れて、おしゃれを更新。比翼シャツはゆったりとしたドルマンスリーブ、スカートにはフロントにラッフルが施され、きちんと感をキープしながらも、ほんのり旬が楽しめるデザインに。

決めては少量の白!「ベージュ×春色」のリッチ配色レッスン

ブルゾン(三喜商事〈マレーラ〉)、ノースリーブニット(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、パンツ(アクリスジャパン〈アクリス〉)、時計(パテック フィリップジャパン)、リング(TASAKI)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈カルヴェン〉)、靴(ピエール アルディ 東京)、ノートカバー・ノート(モワナ メゾン GINZA SIX) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2018年
ブルゾン(三喜商事〈マレーラ〉)、ノースリーブニット(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、パンツ(アクリスジャパン〈アクリス〉)、時計(パテック フィリップジャパン)、リング(TASAKI)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈カルヴェン〉)、靴(ピエール アルディ 東京)、ノートカバー・ノート(モワナ メゾン GINZA SIX) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2018年

ベージュにブルーを合わせ、奥行きを出した配色コーディネート。パンツと小物をベージュ系グラデーションでまとめ、白ニットとブルーのレザーストラップウォッチで抜け感を出して。「ベージュ×淡色」のコーディネートを成功させる鍵は、実は少量の白にあります。

「ダークカラー」のコーデには差し色で


「ベージュ」自体も落ち着いたカラーではありますが、服装がそれより一段暗い色なら、差し色としても使えます。たとえばグレーやカーキでまとめたコーデに、「ライトベージュ」のバッグを合わせて。ビビットカラーを投入するより、自然な雰囲気で全体をトーンアップし、上品な印象に仕上がります。

『ダークカラー』のコーデ×ベージュのバッグ

カジュアルな装いも、素材の豊かさで大人の風格を備えて

ニット・Tシャツ(ザロウ)、パンツ(セリーヌ)、バッグ(エルメス)、靴(ドルチェ&ガッバーナ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2018年
ニット・Tシャツ(ザロウ)、パンツ(セリーヌ)、バッグ(エルメス)、靴(ドルチェ&ガッバーナ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

「リラックス感のあるたっぷりとしたニットに、センタープレスを効かせたワイドパンツできちんと感をアピール。バッグと靴にレザーの艶をプラスして、リッチ感のある大人のカジュアルスタイルに」

艶やかなシルクブラウスをハンサムに仕上げるカジュアルベージュ

スカート(ebure〈ebure〉)、ペンダント(ebure〈キャス〉)、ブラウス(Vince表参道店)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、スニーカー(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
スカート(ebure〈ebure〉)、ペンダント(ebure〈キャス〉)、ブラウス(Vince表参道店)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、スニーカー(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

シックカラーのシルクサテンのブラウスは、ワイドなカフが優雅さを引き立てて、パーティにも対応できる一枚。チノ風のカジュアルなひざ下スカートでデイリーなワークスタイルにしたら、人気の厚底スニーカーを合わせて、ハンサムなコーディネートが完成。スカートも小物もベージュトーンでまとめれば、スニーカーも上品に。

ジャケットのそで口をロールアップして大人の余裕を表現

時計(ヴァシュロン・コンスタンタン)、ジャケット・ワンピース(マディソンブルー)、ポケットチーフ(ドレイクス 銀座店)、ピアス( TASAK〈I TASAKI〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年
時計(ヴァシュロン・コンスタンタン)、ジャケット・ワンピース(マディソンブルー)、ポケットチーフ(ドレイクス 銀座店)、ピアス( TASAK〈I TASAKI〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年

パールボタンが大人かわいいカーキベージュのコットンジャケットに、フォレストグリーンのフィット&フレアワンピースの組み合わせ。アクセサリーに頼らなくても絵になる着こなしだから、そでをロールアップしてメンズライクな本格時計で、ラグジュアリー感を小粋に表現。洗練された見せ方で、大人の余裕を感じさせて。

おしゃれ上手を印象づけるシックなオリーブグリーン

コート(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ニット(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、スカート(トラデュイール)、ネックレス(アルテミス・ジョイエリ〈マッティオリ〉)、グローブ(キートン 銀座店)、バッグ(ハイブリッジ インターナショナル〈ファビオ ルスコーニ〉)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ニット(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、スカート(トラデュイール)、ネックレス(アルテミス・ジョイエリ〈マッティオリ〉)、グローブ(キートン 銀座店)、バッグ(ハイブリッジ インターナショナル〈ファビオ ルスコーニ〉)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

女らしいオリーブグリーンのプリーツスカートも、キャメルコートを合わせれば、ぐっとモダンに。