冬山の登山に対応する機能的なスポーツウエアとして誕生したダウンジャケットが、タウンウエアとして愛されるようになってから、長い時間が経つ。機能的でカジュアルな表情も備えたダウンウエアは、ファッションの潮流とともに進化した、世界で人気のアイテムである。

クラシックスーツに合わせたいラグジュアリーなダウンジャケット

贅沢なファーをアクセントにしたダブルのロングコート『MORRIS(モーリス)』

打ち合わせの仕様をダブルにしたムーレーの定番モデル『シーロ』を基に、着丈を長くデザインしたのが『モーリス』だ。ナチュラルなベージュの表地は、形状安定ポリエステルにはっ水加工を施した素材のため、シワになりにくく汚れにも強い。襟元の最高級のラビットファーが贅沢なポイントだ。サイズ48で着丈86cm。¥190,000(ムーレー 銀座店)
打ち合わせの仕様をダブルにしたムーレーの定番モデル『シーロ』を基に、着丈を長くデザインしたのが『モーリス』だ。ナチュラルなベージュの表地は、形状安定ポリエステルにはっ水加工を施した素材のため、シワになりにくく汚れにも強い。襟元の最高級のラビットファーが贅沢なポイントだ。サイズ48で着丈86cm。¥190,000(ムーレー 銀座店)

2006年、イタリア・ヴェローナで創業したラグジュアリーなアウター・ブランドのムーレー。もともと、家業としていたダウンジャケットの製造を、モレーノ・ファッチンカーニ社長が受け継ぎ立ち上げたのである。軽さと高い保温性を両立した、最高レベルのフィルパワーを持つホワイトグースダウンのみを素材にし、ジャケットやコートなど、ラグジュアリーなアイテムを幅広く展開する。

トラッドなスタイルに似合う洒落たピーコートタイプ『BOLGI(ボルジ)』

カシミヤ混紡のウール素材を表地に使った、ダブル6つボタンのピーコートタイプ。ムーレーの上質なダウンは、取り外しが可能なインナーに用いているため、一見しただけでは、ダウンジャケットに見えないのがポイント。トラッドなスタイルを楽しみ、暖かな着用感も兼ね備えている。サイズ48で着丈78cm。¥250,000(ムーレー 銀座店)
カシミヤ混紡のウール素材を表地に使った、ダブル6つボタンのピーコートタイプ。ムーレーの上質なダウンは、取り外しが可能なインナーに用いているため、一見しただけでは、ダウンジャケットに見えないのがポイント。トラッドなスタイルを楽しみ、暖かな着用感も兼ね備えている。サイズ48で着丈78cm。¥250,000(ムーレー 銀座店)

軽快でスポーティなブルゾンは大人気のベストセラーモデル 『CATALDI(カタルディ)』

着ていることを感じさせない、超軽量のダウンブルゾン。鮮やかブルーは、カジュアルなスタイルとの相性がいい。シルクのような滑らかなタッチに加工した、表地の極薄ナイロン素材が絶品だ。アウターとして楽しめるほか、インナーダウンとして着用すれば、コーディネートも多彩だ。サイズ48で着丈62cm。¥128,000(ムーレー 銀座店)
着ていることを感じさせない、超軽量のダウンブルゾン。鮮やかブルーは、カジュアルなスタイルとの相性がいい。シルクのような滑らかなタッチに加工した、表地の極薄ナイロン素材が絶品だ。アウターとして楽しめるほか、インナーダウンとして着用すれば、コーディネートも多彩だ。サイズ48で着丈62cm。¥128,000(ムーレー 銀座店)

なかでも、注目のデザインが写真の3着。ラビットファーを襟元に使った『モーリス』。軽快でスポーティな『カタルディ』。洒落たピーコートタイプの『ボルジ』。どれも、巧みな縫製はもちろん、オリジナルのボタンやファスナーを使い、細部の隅々にまでこだわり抜いたダウンジャケットである。

ムーレーのダウンジャケットにクラシックなスーツを合わせ、洒脱な伊達男のスタイルを楽しみたい。

※2018年秋号掲載時の情報です。※価格はすべて税抜です。

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MEN'S Precious編集部 
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MEN'S Precious2018年秋号極上ダウンジャケットの矜持より
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
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撮影/小池紀行(パイルドライバー) スタイリスト/武内雅英(code)構成・文/矢部克已(UFFIZI MEDIA)
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