辛口なだけでなくエレガントなムードも両得するのなら、エミリー・ラタコウスキーの選んだレザーコートが参考になります。ここ数年、オーバーサイズで抜け感のあるコートが主流でしたが、エミリーはきりっと端正に整うジャストシルエットのコートを指名。さらに共布ベルトできゅっとウエストマークできるかどうかもポイントのようです。
■1:ファースリーブがアクセントのレザーコートにシックな黒を添えて
2023年10月2日、NYの街中を息子のシルベスター君と歩くエミリー。この日は、テラコッタカラーのレザーコートを着用していました。ぴりっと辛口なレザー素材も、親しみのあるソフトなテラコッタカラーならハードに傾きすぎず、チャレンジしやすいです。さらに袖元のファー切り替えで、立体感たっぷり。共布ベルトでウエストマークしくびれを強調しつつ、インには黒のニットプルオーバーとサテンスカートを合わせ、引き締めながらシックなムードを高めました。足元にはテラコッタと相性が良いブラウンのスウェードロングブーツを迎え、季節感満載に。
■2:カットソーとデニムスカート合わせでドレスダウンすればちょうどいい
2023年10月20日、愛犬コロンボとのお散歩姿をキャッチされたエミリーは、スパイシーな黒のレザーコートを活用していました。きりっとタフな印象の黒レザーコートも、白カットソーとブルーデニムスカートでカジュアルダウンすれば、ちょうどいいテイストミックススタイルに。デニムアイテムはパンツではなく、スリットスカートを選ぶことでフェミニンをキープ。そこにモカブラウンのサテンロングブーツを組み合わせ、しなやかにまとめあげました。
■3:リラックススタイルにレザーコートを重ねて都会派カジュアルを楽しむ
2023年10月22日、NYのウエスト・ヴィレッジでキャッチされた際には、赤みブラウンのレザーコートを愛用していました。黒レザーよりも抜け感がありながら、明るく華やかな印象のブラウンレザーコートで、着映えを実現。白カットソーにベージュワイドパンツ、そしてスニーカーのリラックスルックも、辛口かつ優雅な面持ちのレザーコートを重ねれば、都会派カジュアルに着地します。
エミリー・ラタコウスキーの「レザーコート」スタイルを3選お届けしました。トラッドで着回しやすいチェスターコートや愛らしいボアコートなども素敵ですが、ときには辛口コートでモダンさを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香