「度胆」ってなんと読む?「どたん」ではありませんよ!

明日、5月14日は『温度計の日』です。日付は水銀温度計を発明したドイツの物理学者ファーレンハイトの生誕日にちなんでいます。ファーレンハイトの考案した温度は「華氏温度」と呼ばれ、単位「℉」で表します。日本が現在使用している温度の単位「摂氏温度」「℃」の基準は「水が氷る温度…0℃」「水が沸騰する温度…100℃」ですが、華氏温度はこれより古くに考案され、海水が凍る温度や体温などを基準とした上で、改正も行われているため、摂氏温度とは、同じ温度を示す数値がだいぶ異なります。たとえば、摂氏0℃は華氏32℉、摂氏20℃は華氏68℉…となります。

【問題1】「摂氏」「華氏」って、もともと何?

温度の基準「摂氏」「華氏」が意味しているものとして正しいものを、以下の選択肢の中から選んでください。

1:人名

2:地域名

3:0度の基準となったもの

「摂氏」「華氏」は、もともと何を表す言葉?
「摂氏」「華氏」は、もともと何を表す言葉?

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 1:人名 です。

詳しくは以下の解説をお読みください。
詳しくは以下の解説をお読みください。

「華氏」は、考案者「ファーレンハイト」を中国で訳した際に「華倫海」という漢字があてられたところに、頭文字「華」+苗字に付ける「氏」…という構成の言葉です。「摂氏」は、「摂氏温度」の考案者であるスウェーデンの物理学者セルシウスに関して、同じように中国語訳した際の頭文字「摂」+苗字に付ける「氏」…という構成です。つまり「華氏=ファーレンハイト氏(の考案した)温度」「摂氏=セルシウス氏(の考案した)温度」を意味しています。

さて、2問目は「温度」の「度」という字の入ったクイズです。

【問題2】「度胆」ってなんと読む?

「度胆」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:この言葉の「度」は接頭語です。

<使用例>

「オーディエンスの度胆を抜くような演出を考案してください」

かな3文字です。
かな3文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 度胆(どぎも) です。

「度肝」とも表記します。

この場合の「度」は「うしろに付く言葉を強める接頭語」で、「度胆」は「『きも』を強めた言葉。肝っ玉」という意味です。「忘れ」などと同じ使い方です。

***

本日は、5月14日『温度計の日』にちなんで、

・「摂氏」「華氏」…人名

という豆知識と、

・度胆(どぎも)

の読み方、言葉の背景などをおさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/東京新聞ホームページ/tenki.jpホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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小出 真朱