シミやくすみ、たるみなど…、大人の女性を悩ませるエイジングサインを、人気ヘア&メイクアップアーティスト・長井かおりさんが、その経験と知識、独自のテクニックをフルに生かし、メイクだけでスッキリ解決する連載企画です。大人の肌や骨格の悩みをなかったことにする、極秘テクニックは必見!
ファンデーションでカバーしきれないクマやくすみを厚塗り感なくカバーする方法とは?
■お悩み1「クマやくすみなど、肌の色ムラが気になる」
目の下や小鼻のワキのくすみなど、肌の色ムラが気になる佐藤さん。厚塗り感なく、均一な肌色に整えるにはどうしたら…?
■A.「均一な透明肌に仕上げるには、寒色系のコントロールカラーとパウダーが必須です」(長井さん)
「肌の状態は日々変わっていきますし、ベースメイクアイテムも毎シーズン進化しています。肌悩みが少ない学生時代と同じベースメイクのままでは、肌のアラを隠しきれないのは当然のこと。最新のベースメイクにアップデートすることがマストです。
それから、ファンデーションだけでカバーしようとしないこと。赤みや黄ぐすみカバーに効果的な明るめグリーンのコントロールカラーと、パープルのパウダーを取り入れることで、厚塗り感のない均一で透明感のある肌を演出することができます」(長井さん)
【均一透明肌をつくるベースメイクアイテムはこちら】
【厚塗り感ゼロの均一肌に仕上げるベースメイクプロセス4】
1.明るめグリーンのコントロールカラーを目の下に広げる
明るめグリーンのコントロールカラーを小豆ひと粒分手の甲にとり、目の下にオン。その後、くすみが気になる目の下〜小鼻のワキにかけて、二等辺三角形に広げる。
2.フェースラインと生え際を残しファンデーションを塗る
クリームファンデーションをスポンジにとり、肌にオン。コントロールカラーがヨレないように、ポンポンと置き塗りするのがコツ。生え際やフェースラインは、あえてファンデーションを塗らない。こうすることで、自然な陰影が生まれ、グッと小顔に!
3.ローズのクリームチークで血色感を仕込む
ローズカラーのクリームチークをスポンジにとり、手の甲で余分なチークを落としてから頬の高い位置に横長にオン。スポンジを滑らせずにポンポンと起き塗りすることと、左右交互に同時進行で少しずつ色みを足していくのが自然に仕上げるコツ。くすみの多い大人の肌は、ベースメイクの段階で血色感まで仕込んでおくのがポイント。
4.パープルのフェイスパウダーで透明感をプラス
パウダーを含ませたパフをしっかりと揉み込む。まずはパフを山折にしてテカリを抑えたい小鼻のワキに圧をかけながらたたオン。そのままパウダーをつけ足さないで、優しいタッチでパフをのせると、ふんわりパウダーをまとうことができる。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
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- 岩谷優一(vale./人物)、田中麻以(静物)
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与