人気ヘア&メイクアップアーティスト長井かおりさんが、シミやくすみ、たるみなど…、プレシャス世代を悩ませるエイジングサインを、長井さんの経験と知識、独自のテクニックをフルに生かし、メイクだけでお悩みをスッキリ解決します。大人の肌や骨格の悩みをなかったことに…!
第3回目のテーマは「大人が似合うトレンドメイク」です。
マンネリしがちな大人のメイクには、トレンドカラーを上手に取り入れ上品な旬顔に!
■お悩み3.ポイントメイクがパターン化してマンネリ。大人でも痛く見えないトレンドの取り入れ方を知りたい
ベーシックなベージュorブラウンのナチュラルメイクもいいけれど、長年メイクのアップデートができていないままで、メイクがマンネリしている人、多数…。マンネリしがちな大人のメイクには、トレンドのカラーをポイントで取り入れるのがおすすめ。

学生時代からメイクのアップデートができていないという佐藤さん。目元はなんとなくベージュのシャドウをのせるナチュラルメイクがお決まりに。「トレンドメイクにも挑戦したいのですが、痛く見えたり、若作りに見えるのが嫌で、ワンパターン化してしまっています。大人でも痛く見えないトレンドメイクを教えてください」。
■A.「トレンドカラーのイエローとベリーを、嫌味なく目元とリップに取り入れるテクニックをお教えします」(長井さん)
「今シーズン注目を集めているのが、イエローのアイシャドウとベリーカラーのリップ。目元にイエロー?とギョッとする方もいらっしゃると思いますが、黄みを帯びた日本人の肌なら実はなじみやすいカラーです。 シアーな発色のバームタイプをセレクトすれば、より自然な仕上がりに。ベリーカラーのリップは、セミマットな質感のものを選ぶのが上品に仕上げるポイント」
【大人のトレンドメイクにマストなアイテムはこちら】

【シアーイエローなアイメイクプロセス5】
1.アイホールにベージュで陰影をつける

ゴールドベージュのチークをアイホールからややオーバー気味に広げ、まぶたに自然な陰影を仕込んでおくのがポイント。付属のブラシを使ってラフに広げるのがコツ。
2.目の下のキワにベージュを細く入れる

1で使用したチークをアイライナーブラシにとり、目の下のキワに伸ばす。下まぶたに色を挿すことで、くっきりとした色気のある目元を演出することができる。
3.シアーなイエローをアイホールにオン

イエローのバームを指先にとり、アイホールに広げる。ベージュでつけた陰影よりも少し内側にとどまらせるとなじみやすく、スッキリとした印象に。
4.目尻のみにアイラインをプラス

目尻のみまつげの沿線上にアイラインをプラス。黒ではなくディープブラウンを選ぶことで、まぶたのイエローとのなじみもよく、品よく優しい仕上がりに。
5.上下まつげにマスカラを塗る


マスカラもアイラインと同じブラウンで統一して優しい印象に。上まつげは根元からブラシを左右に動かしながら、下まつげはブラシを縦にして塗る。
【抜け感ベリーリップのメイクプロセス4】
6.リップライナーで上の山から輪郭をとる

上唇の山からラインどりを。両方の山を描いたら口角にペンシルを置き、山の終点に向けてペンシルを動かしラインを繋げていく。
7.下唇はややオーバーラインに

上唇より薄い下唇は、ふっくら見えるように、唇のやや外側にラインをとる。その後、同じペンシルで輪郭の内側を塗りつぶせば、口紅と併用するよりもリップメイクが長持ち。
8.指先で唇をタッピング

塗り終わったら、唇全体を指でポンポンとタッピング。こうすることで、リップカラーが唇に定着し、色を均一になじませることができる。
9.仕上げに綿棒で輪郭をぼかす

綿棒の先端で輪郭をこすり、くっきりとしたラインを少しぼかしておく。このひと手間でコンサバ感が弱まり、グッとこなれた印象に!
【BEFORE→AFTER:グッと洗練された雰囲気に変身!】


問い合わせ先
- Amplitude TEL:0120-781-811
- シャネル TEL:0120-525-519
- THREE TEL:0120-898-003
- セルヴォーク TEL:03-3261-2892
※掲載した商品の価格はすべて税抜です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 岩谷優一(vale./人物)、田中麻以(静物)
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与