大好評!人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんの連載、第8回目です。
シミやくすみ、たるみなど…、大人の女性を悩ませるエイジングサインを、長井さんの経験と知識、独自のテクニックをフルに生かし、メイクだけでお悩みをスッキリ解決。大人の肌や骨格の悩みをなかったことに…!
今回の課題は、左右で形が違う眉を左右対称に描くためのテクニックです。
左右で形が違う眉は「美人見え」する方に合わせて描くのが正解です!
【セルフメイク→長井メイク】
ネイリスト、アイリストとして経験を積み、現在はサロン経営を手掛けている小田倉さん。職業柄、美容トレンドには敏感で情報収集もしっかり行なっているそう。
「年齢を重ねてからは、今のナチュラルメイクに落ち着きましたが、たまにマンネリ感を感じることも…。意外と時間を要するのが眉。左右で形が違うので、なかなか左右対称にならなくて困っています」
そんな小田倉さんの悩みを解消する、長井さん直伝のアイブロウテクニックとは?
■A.「左右で形が違う眉は、まず左右どちらの眉に合わせると『美人見え』するのかをチェックすることから始まります。『美人見え』するほうの眉を基準にして、反対側の眉の足りない部分を描き足していけばOK」(長井さん)
「左右で眉の形が違う場合、漠然と左右対称に描こうとしても、なかなか揃わないものです。まずは、どちらの眉に合わせるのかを決めることが大切。
片方ずつ手で顔を隠し、半顔の状態でどちらが『美人見え』するのかをチェック。美人見えするほうの眉を基準にして、反対の眉の足りない部分を描き足していくと、形が決まりやすくなります」
【左右対称な眉に必要なアイブロウ4アイテム】
【左右対称な美人眉に仕上げるプロセス7】
1.左右どちらの眉に合わせるのかを決める
片方ずつ顔を手で隠し、左右どちらの顔が「美人見え」するのかをチェック。小田倉さんの場合、左側のほうが右側よりも優しげに見え、眉そのものの形も整っているので、左側の眉を軸にします。
2.眉頭の高さを合わせる
左右の眉頭を比べて、右側の眉に足りない上側をリキッドアイブロー(SUQQU)で描き足していきます。「眉を生やすように1本1本プラスしていくのがコツ」と長井さん。
3.眉尻側も描き足す
眉頭同様に、左眉を見ながら右眉に足りない部分に1本ずつ描き足していきます。
4.軸にした方の眉を整える
軸にした方の眉も薄い部分や太さを出したい部分にのみ、眉を描き足していきます。
5.パウダーアイブローで隙間を埋める
大きめのアイブロウブラシ(ADDICTION/長井さん私物)にパウダーアイブロー(エレガンス)を含ませ、眉頭側から眉尻側に向けてブラシを動かし、隙間を埋めていきます。
6.ペンシルアイブローで微調整を
眉尻や細かい部分の微調整は、芯が細めのペンシルアイブローで描き足して形を整えます。
7.アイブローブラシでとかして完成
ペンシルアイブローの反対側についているアイブローブラシで毛流れに沿って眉をとかします。毛流れを整えるほか、描いた眉をなじませ定着させる効果も。
【完成!左右対称な美人見えするなだらか眉に】
問い合わせ先
※掲載した商品の価格はすべて税抜です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 永谷知也(will creative)
- HAIR MAKE :
- 長井かおり
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与