この秋は「グレー×ベーシックカラー」も、脱地味! 気品と華ある女らしさを薫らせて
今季もベースカラーになる予感のグレー。「グレーはますます表情豊かになっています。一見静かな印象でも、実際に着て動くと華がある。そんな大人を美しく魅せるグレーに注目して」と、色使いの達人、スタイリストの大西真理子さんは言います。
最愛のシックな「グレー×モノトーン」の装いは、「マット×シャイニー」、「透け感×温もり感」など素材やテイストをミックスするのが鉄則です。そのスタイリング実例を7パターン、実際に見ていきましょう。
■1:「濃淡グレー×白」
色味と素材の異なるグレーを重ねたら、豊かな美しさが生まれ、断然、印象的に
知的でクリーン。それでいてリラックス感もある。新しい気分のグレースタイル
濃淡グレーと白を重ね、奥行きのあるワントーンを実現。歩くたび揺れるパンツも、ニュアンスを深めてくれます。
問い合わせ先
- ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03-6274-7070
- 三喜商事/ストラネス TEL:03-3470-8231
- ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク TEL:0120-488-712
- トッズ・ジャパン TEL:0120-102-578
- セルジオ ロッシ カスタマーサービス TEL:0570-016600
■2:「グレー×プリーツスカート」
色味を抑えても、ハッとするほどドラマティック!そんな大人好みの華やかさは、プリーツスカートで
注目したい大人向けのプリーツスカートで、グレーの装いを躍動的に
プリーツの幅がグラデーションになったスカートは、歩き姿まで優雅に見せてくれる一着。トップグレーのブラウスと合わせるだけで、しなやかな女らしさを演出します。
問い合わせ先
- チェルキ TEL:03-6418-6779
- 東レ・ディプロモード/セブンティ TEL:03-3406-7198
- ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク TEL:0120-488-712
- JIMMY CHOO TEL:0120-013-700
- アマン/ペリーコ TEL:03-6418-5889
■3:「グレー×シルク、カシミヤ、アルパカ」
グレーベースの着こなしを"今"にするのは、素材のニュアンスから生まれる、豊かな美しさ
シルク、カシミヤ、アルパカ…。重ね着の少ない季節にも素材を重ねて
透け感のあるシルクブラウス、温もり漂うアルパカ混のパンツに、ふんわりとしたカシミヤのストールを重ねます。さらにシルバージュエリーの光を加えたら、ハッとするほど印象的に。
問い合わせ先
- 三喜商事/アニオナ TEL:03-3470-8236
- ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク TEL:0120-488-712
- パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL:03-3255-8109
■4:「トップグレー×ニュアンスベージュ」
やわらかな「トップグレー×ニュアンスベージュ」は、この秋鉄板の洗練配色
表情を添えるグレーのストールや、コクを加えるモカブラウンのバッグも投入。優しい色は、重ねることでニュアンスが深まります。
艷やかな白パールの効果で、華やぎを加え、ニュアンスベージュでまろやかに仕立てています。
問い合わせ先
- トラデュイール TEL:06-6313-7903
- Vince 表参道店 TEL:03-6804-1224
- エストネーション TEL:0120-503-971
- TASAKI TEL:0120-111-446
- LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス TEL:03-3575-5861
- チェルキ TEL:03-6418-6779
- モワナ メゾン GINZA SIX TEL:03-5537-3600
- J.M. WESTON 青山店 TEL:03-6805-1691
■5:「グレー×アイボリー」
「ブルーグレー×アイボリーホワイト」で、クリア感のある上品スタイル
秋の初めの仕事シーンで活躍する、グレーの薄手ニットとスカートの着こなしは、ともすると地味な印象になりがち。アイボリーホワイトを投入したら、グレーの美しさを生かしながらも、クリーンで優しい印象に。足元は軽やかなクリア素材×黒のパンプスで引き締めてメリハリをつけます。
問い合わせ先
- ebure TEL:03-5412-1871
- プレインピープル丸の内 TEL:03-5218-2218
- JIMMY CHOO TEL:0120-013-700
- ジャンヴィト ロッシ ジャパン TEL:03-340-5564
■6:「ミドルグレー×ブラック」
「ミドルグレー×ブラック」なら、辛口でかっこいい着こなしが完成
黒の占める割合を増やし、グレーの着こなしをハンサムに。全体の印象が辛口になりすぎないよう、はおる気分で着るシャツワンピースなど、装いのなかにしなやかに揺れるアイテムを用いています。たっぷりとしたシャツも、表情を豊かにしてくれます。
問い合わせ先
- ebure TEL:03-5412-1871
- コロネット/アバティ TEL:03-5216-6515
- コロネット/エアロン TEL:03-5216-6518
- ケリング アイウエア ジャパン カスタマーサービス TEL:0800-555-1001
- ラリック ジャパン TEL:0120-505-220
- JIMMY CHOO TEL:0120-013-700
■7:「チャコールグレー×モカベージュ」
「チャコールグレー×モカベージュ」で、リッチな品格を際立たせて
今年の注目色、モカベージュを濃いめのグレーに合わせたら、ベーシックカラーだけの装いがこんなにも新鮮に。シックカラーが軽やかに映るのは、肌がほんのり透けるシルクブラウスや、動きのあるアシメトリーのスカートの賜物。ベルトマークして仕上げると、シルエットが引き締まって粋に。
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※掲載した商品はすべて税抜です。
以上、秋のベースカラーとなる「グレー」と、ベーシックカラーの着こなしを7パターン、ご紹介しました。落ち着きがありながらも、地味になりすぎない「グレー」の着こなしを、秋の服選びの参考にしてみてください。
- PHOTO :
- 水田 学(NOSTY/人物)、佐藤 彩(静物)
- STYLIST :
- 大西真理子
- HAIR MAKE :
- 福沢京子
- MODEL :
- 未希
- COOPERATION :
- 丸の内二重橋ビル 三菱地所
- EDIT&WRITING :
- 川村有布子、濱谷梢子(Precious)