ブラジャーは大きくワイヤー入りとノンワイヤー(ワイヤーなし)に分けられます。「ワイヤー入りはしっかりバストメイクができ、ノンワイヤーは楽ちんだけれどバストメイク力はなし……というのが定説でしたが、その状況に変化が現れ始めたのが、2016年頃」と教えてくれたのは、下着のプロであるランジェリー・ライター川原好惠さん。

ノンワイヤーでありながら、きれいなバストラインを作る構造のブラが各ブランドから出始め、それらは「サードウェーブブラ」などと呼ばれるようになり、「ワイヤー入りブラのバストメイク力と、ノンワイヤーの楽さを兼ね備えたブラ」という、新たなカテゴリーができあがったそうです。

ノンワイヤーブラには「バストメイク型」と「楽ちん追求型」の2つがあり。それぞれ、使い分けしたほうがいいんです

ランジェリー姿の女性
適切なブラジャー選びが美しいバストメイクへと導く鍵

ノンワイヤーで「バストメイク」できるブラジャーは「服のシルエットが重要」なときに

ノンワイヤーでもバストメイクできるブラジャーのポイントは、以下3つのいずれかを満たしているか?がポイント。

●ワイヤーは入っていなくても、ワイヤー入りブラと同じように、バストの輪郭がしっかりあるカップデザイン

●モールドカップと呼ばれる、カップがウレタンなどで形作られているブラの場合は、そのカップが立体的

●カップ部分にシートなどが内蔵され、バストを支える構造になっている

さらにアンダー部分がある程度、しっかりしていることも大切です。ハードな1日や体調がいまいち優れないなど「リラックスした着け心地がいいけれど、服を着た時のシルエットは、シャープさを保ちたい」。そんなときに、バストメイク型ノンワイヤーブラが活躍します。

ノンワイヤーで「楽ちん追求型」なブラジャーは「くつろぎタイム」に

それに対し、タンクトップやキャミソールをバスト下で切ったような「ハーフトップ」や、カップ部分が三角で水着のような「トライアングルブラ」は、カップも薄く、楽ちん追求型ノンワイヤーブラといえそう。

バストメイク力はほとんどありませんが、家でくつろぐときや長時間の乗り物移動時、軽いストレッチをするときなどにはおすすめです。

楽ちんだけじゃ物足りない!欲張り女子におすすめしたい「シックなデザインのノンワイヤーブラ」3選

今秋は、シックなデザイン&カラーのバストメイク型ノンワイヤーブラが豊富にラインナップ。そのなかから、おすすめしたい3点をご紹介します。

■1:あの「天使のブラ」からも、ノンワイヤーブラが登場!

トリンプの天使のブラ ノンワイヤーブラジャー
天使のブラ ノンワイヤーブラジャー¥4,900/トリンプ・インターナショナル・ジャパン

バストメイクブラの代名詞的存在「天使のブラ」からもノンワイヤーブラが登場。ソフトなポリウレタンのモールドカップで、自然なバストの丸みを演出します。

しかも、ストラップを背中でクロスにできるので、ストラップが落ちやすい「なで肩さん」にもおすすめ。カップ全体に手刺しゅうしたような、エンブロイダリーレースがエレガントです。

■2:バストを中心に寄せて、デコルテもボリュームアップ

プラデリスのブラデリスミー フローラ
ブラデリスミー フローラ¥5,800/ブラデリスミー (ゴールドフラッグ)

“育乳ブラ”で知られる「ブラデリス」のノンワイヤーシリーズが「ブラデリスミー」。その中でもバストメイク力が高いのがこのブラです。

独自の補整機能でバストの横広がりを防ぎ、中心に寄せてデコルテもボリュームアップ! 着けることで、ワイヤーが入っているような安心感を感じることができます。レースは光沢感のあるラメ糸入りで、シックなカラーでも華やかさを演出してくれるのが魅力的。

■3:安定感を与えバランスを整える、見た目も麗しいブラ

ランジェリークのノンワイヤーブラジャー
ノンワイヤーブラジャー¥14,000/ランジェリーク(カドリールインターナショナル)

ヨーロピアンランジェリーのような繊細さと、日本ブランドならではのていねいなつくりが魅力の「ランジェリーク」。

ワイヤーの代わりに切り替えを作ってバストを支え、脇にはバストが横へ流れないように、ボーンを内蔵。バストに安定感を与え、バランスを整えます。コットン混のリバーレースが上品さと優雅さを演出し、胸元を飾ります。


ノンワイヤーでもバストメイクできたり、ワイヤー入りブラでもとても軽い着け心地だったり、ブラジャーの機能はボーダーレスに進化中。先入観にとらわれることなく、あなたの心と体にフィットするブラを見つけてみてくださいね。

※掲載した商品はすべて税抜です。

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この記事の執筆者
文化服装学院卒業後、流通業界で販売促進、広報、店舗開発を約10年経験した後、フリーランスとして独立。下着通販カタログの商品企画などを経て、現在はランジェリーを中心に、雑誌、新聞、ウェブサイトなどで執筆・編集を行なう。モットーは「ラグジュアリーからプチプラまで」。国内外の展示会・店舗を幅広く取材する。
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PHOTO :
AFLO(Image)
WRITING :
川原好恵
EDIT :
石原あや乃