最強のバディが難事件を解決！フジテレビ系月９ドラマ『シャーロック』とは？
ミステリー小説『シャーロック・ホームズ』シリーズ（アーサー・コナン・ドイル著）を原作とし、舞台を現在の日本に置き換え、ドラマ化された月9ドラマ『シャーロック』（フジテレビ系で放送中）。
主人公であり、名探偵シャーロックにあたる誉獅子雄をディーン・フジオカさんが演じ、シャーロックの相棒であるワトソンにあたる若宮潤一を人気グループ「EXILE」「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」としても活躍中の岩田剛典さんが演じています。
原作中で、会話などで触れられるものの、事件の全容については明らかになっていない“語られざる事件（＝アントールドストーリーズ）”を題材としているとあって、シャーロック・ホームズ初心者から原作の熱狂的なファンである「シャーロキアン」の間でも話題になっているドラマです。
犯罪コンサルタントである獅子雄が、若宮を勝手に助手扱いしたところから、バディとして動き始めたふたり。当初は、いやいや獅子雄のサポートをしていた若宮でしたが、第4話では若宮も事件解決のため積極的に動く姿が描かれ、ふたりの関係性からも目が離せない展開となっています。
オレンジ色の傘の謎を追う！４話のストーリーをおさらい
＊ネタバレを含みますので、気になる方は飛ばして次回のあらすじをお楽しみいただければと思います。
ボクシングの世界チャンピオンである梶山裕太（矢野聖人さん）の防衛をかけた重要な試合を観戦していた誉獅子雄（ディーン・フジオカさん）と若宮潤一（岩田剛典さん）。ですが、梶山は一向にその場に姿を現しません。
獅子雄が強引に梶山の控え室へ押し入り、ボクシングジムの会長・石橋卓也（金子ノブアキさん）に「梶山を出せ」と迫っていると、刑事の江藤礼二（佐々木蔵之介さん）が登場。「梶山は近くで起きた殺人事件の重要参考人だ」と言い放つのでした。
殺された男は過去に公園で故意にアスレチック用具を切断して被害者を出し、懲役を受けた男でした。
獅子雄は、梶山の控え室にあったファンからのプレゼントの中に女物のオレンジ色の傘に目をつけ、この傘が事件の引き金になったと考えます。
失踪した梶山と殺された男の関係性を探るうちに、男の起こした事件によって負った怪我がもとで死亡してしまった女性・細谷優子（小島藤子さん）の存在にたどり着きます。彼女には父親のわからない中学生の息子・潤（小林喜日さん）がいました。潤は梶山と同じボクシングジムに入門していました。
潤は母親を殺されて動機があると、疑いの目を向ける獅子雄。若宮は元精神科の医師として犯罪心理学を学んでいた経験を活かし、捜査に乗り出します。
優子が暮らしていた実家を訪れた若宮は、そこに梶山の控え室にあった傘と同じものを発見します。優子が梶山の高校の教師であることを知り、ふたりが密かに恋人関係で、潤の父親は梶山なのではと推理する若宮。梶山には、殺害の動機があると獅子雄に告げるのでした。
ですが、獅子雄は女物の傘が梶山の控え室にあった理由にはならないと一蹴します。
そして再びボクシングジムを訪れた獅子雄は、会長の石橋に梶山から届いたという一通の手紙を見せられます。そこには、「死んで詫びる」と遺書のような内容が書かれていました。
獅子雄は石橋を伴って後楽園ホールに向かいます。そこで待っていた江藤に石橋は梶山からの手紙を渡し、知っていることをすべて話し始めるのでした。
石橋は優子の学生時代の友人でした。実は梶山を石橋に託したのは優子だったのです。梶山はジムに入門し、めきめきとボクシングの才能を開花させたのでした。梶山との子を宿した優子は、ボクサーとして名を上げ始めた梶山の邪魔をしないために、石橋に口止めした上で梶山には何も言わず彼の前から姿を消したのです。
のちに潤がジムに来たことによって、彼の素性を調べて優子の死を知った石橋は、チャンピオンにまでのぼり詰めた梶山に事実を告げます。
石橋は、きっとそれが梶山の復讐のきっかけだったのではと話します。
するとその場に、遺書を残して消えたままだったはずの梶山が現れます。梶山は、傘に添えられていた「母の恨みを晴らす」といった内容の紙を読み、凶行を止めるために試合前に姿を消したのでした。
梶山の遺書は、石橋をだますために獅子雄が書いたものでした。そして、傘の手紙は石橋が書いたもの。つまり、石橋が梶山を陥れるために仕組んだ罠だったのです。ここで優子を死に至らしめた男に復讐した真犯人は、石橋ということが判明。
そして石橋がずっと梶山に抱いていた複雑な胸中が語られたのです……。
岩田さんのツンデレ＆積極的に捜査し始める姿に胸キュン！
いよいよ積極的に捜査に参加するようになった若宮。第4話では、事件の推理をする姿も描かれ、SNSでは「ノリノリで推理していてかわいい！」との声が続出。
推理が少し外れていたことを獅子雄に指摘され、さらに無駄足を踏まされたことを知ると「もう本当に手伝わない！ 本当に手伝わないからな……手伝わないからな！」と拗ねる姿も。これには「岩ちゃんかわいすぎる」との声が寄せられました。
また、そんなことを言いつつも獅子雄を手伝ってしまう姿に「ツンデレ、最高！」「たくさん笑った〜」とふたりのやりとりや関係性にみなさん癒されている様子。だんだん凸凹バディとしてハマってきたふたり、コミカルなシーンも増えてきました。若宮が獅子雄に熱々の液体をかけられるシーンは、やはり定番になりそうですね！
今回の舞台はボクシングジムとのことで、ボクシングジム会長・石橋役を演じた金子ノブアキさんとディーンさんのボクシングシーンも公開！ 「おディーン様、カッコ良すぎる！」との声で湧いていました。岩田さんとディーンさんそれぞれの見どころがたっぷりあり、「堪能した」と視聴者も大満足した回だったようです。
舞台は令和の日本、ロケ地の予想も楽しめます！
ドラマ『シャーロック』の舞台は令和の東京とあって、撮影場所を予想する視聴者もいらっしゃるよう。第4話のバイオリンシーンは「東京ドームでは？」と予測する声が上がっただけでなく、「もんじゃ焼き屋はどこなんだろう？」と撮影地が気になる声がちらほら。
ロケ地などの細かい部分まで楽しんで観ることができるのも、このドラマの魅力のひとつと言えそうです！
さて、次回はどんな難事件を解決するのでしょうか？ 気になる第5話のあらすじをフジテレビさんご協力のもと、ご紹介します！
歩く死体の謎を追う、『シャーロック』第５話のあらすじを紹介！
若宮潤一（岩田剛典さん）と同居しているにも関わらず、家賃も生活費も1円たりとも払っていない誉獅子雄（ディーン・フジオカさん）。そのことについて、若宮は不満を漏らします。「細かいことを言うな」と耳を貸さない獅子雄に手を焼いていると、そこに刑事の江藤礼二（佐々木蔵之介さん）がやってきます。
例のごとく不可解な事件の解明を獅子雄に委ねたい様子の江藤。今回も、奇妙な事件が起こったのです。
彼氏の留守中、部屋を訪れた女性からの110番通報で警察が駆けつけると、そこはスプラッター映画のような惨状になっていたと言います。室内に残されていたのは、大量の血液と破れたシャツ、バスルームには血塗れのタオルと、凶器と思われる包丁とノコギリ。
しかし、そんな状況にも関わらず被害者が見当たらないと言うのです。周辺での目撃証言だけでなく、その場から運び出された痕跡もありません。部屋の持ち主である町田卓夫（永井大さん）を江藤と小暮クミコ（山田真歩さん）が取り調べますが、本人は「知らない」と一点張り。
そんな中、部屋の持ち主である町田が政治家の息子だと判明したことで、江藤は上層部から町田を解放するよう指示されてしまいます。しかし、なんとかして事件を解明し、町田の鼻を明かしたい江藤は、獅子雄を焚き付け捜査に協力させようとします。
捜査協力費用を目当てに若宮も調査に加勢！ 事件の状況を知った若宮は「死体が歩いたのかも」と言いますが、獅子雄は「死体は誇り高い。生きてる人間みたいにウロチョロしない」とすかさず否定。そして、ふたりは“歩く死体”の謎解明に乗り出すことになります。
現場に残されていたシャツには、町田と同じ会社で働く乾貴之（葉山奨之さん）のイニシャルが確認されていました。貴之は2日前から行方不明になっており、捜索願も出ているとのこと。
貴之の母・千沙子（若村麻由美さん）から、「息子は町田のパワハラを受けていた」と事情を聞く江藤。他の社員たちは、町田のパワハラを否定しますが、獅子雄はそのときの町田の不自然さに気づいており……。
獅子雄に翻弄されながらも捜査を行うようになった若宮。若宮と獅子雄の距離がだんだん近くなり、関係性に変化が生まれているところにも注目してご覧いただければと思います。
謎の解明は、11月4日（月）午後9時から！ ぜひ、歩く死体の謎を推理しながらお楽しみ下さい。
番組詳細
- シャーロック
- 11月4日（月）午後9時スタート予定、フジテレビ系
