「ハムストリングス」とは、太もも裏にある筋肉の総称で、歩いたり走ったりするとき、膝を曲げる動きで使われる筋肉です。ここが硬く縮んでいると、骨盤が下に引っ張られて歪む、姿勢が悪くなる、下腹がぽっこり出るなど、「老け見え」が起こります。
さらに、股関節や膝の動きにも悪影響を及ぼし、O脚などの足が歪みや腰痛の原因にも…。見た目の問題だけでなく、体全体の老化を加速させてしまうので、柔軟にしておくのは大事なことなのです。
「ハムストリングス」を柔軟にするためには、ストレッチでも効果はありますが、結果が出るまでに時間がかかる…。村木さんのメソッドなら、座ったままテニスボールで刺激するだけだから簡単だし、何よりも即効性が高いのです。
ケア次第で、骨盤は正しい傾きをキープできるようになり、自然と背すじは伸び、脚をスムーズに動かせるため、歩き姿も若々しく! 下半身の歪みを治して美姿勢になれるのだから、このメソッド、やらない理由はありませんよ。
座ったまま、骨盤&脚の歪みを正す!太ももほぐしメソッド
■Step1:はじめに、圧をかける場所を確認
ハムストリングスがある太ももの裏、計6カ所をテニスボールで刺激をしていきます。赤丸で示した場所以外も、硬くなっているところは刺激するといいでしょう。
■Step2:テニスボールを太もも裏に置き、膝を曲げ伸ばしする
椅子に座って背筋を伸ばし、足首を90度にして床に置く。この姿勢のまま、テニスボールを太もも裏に置き、かかとを90度にキープし、テニスボールの圧を感じながら膝を10回曲げ伸ばしする。そしてStep1で示した8カ所にボールの位置をずらしながら同様に行い、ハムストリングスにまんべんなく圧をかける。これでマッサージ完了!
【まとめ|骨盤&脚の歪みを正す!太ももほぐしメソッド4か条】
1. 太もも裏にある筋肉「ハムストリングス」は加齢や疲労によって硬化しやすい。
2.骨盤が下に引っ張られて歪む、姿勢が悪くなる、下腹がぽっこり出るなど、「老け見え」に。
3.股関節や膝の動きにも悪影響を及ぼし、O脚などの足が歪みや腰痛の原因にも。
4.解決策は椅子に座りテニスボールで深く刺激するだけ。即効でハムストリングスがほぐれ、結果、美姿勢に。
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以上、骨盤&脚の歪みを正す!太ももほぐしメソッドを教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は11月16日の更新です。お楽しみに!
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子