正解は… 燥(はしゃ)ぐ です。
「乾燥」の「燥(そう)」で「燥(はしゃ)ぐ」と読むとは、意外ですよね?
しかし「燥ぐ」という言葉、「乾燥する」という意味での使い方もできるのだそうです。島崎藤村の小説『破壊』に「めずらしくはしゃいだ、風の無い日」という表現が出てきます。この場合の「はしゃいだ」は「乾燥した」天気を指しているのが明白でしょう。
現代では「燥(はしゃ)ぐ」というと楽しいイメージを連想しますが、昔は「浮ついた」とか「空虚に騒ぐ」など、もっぱら良くない騒ぎ方のイメージが先立つ言葉だったのかもしれませんね。
これから年末年始のパーティーシーズンが近づいて参りますが、燥ぎすぎて弊害を出さないよう、気をつけてまいりましょう(笑)。
さて、2問目は、「かわく」つながりのクイズです。
【問題2】
「渇る」という日本語の読み方をお答えください。
※スクロールすると、ヒントがあります。
ヒント1:意味は「ひどく欲しがる」などです。
ヒント2:使用例:「彼は仕事をリタイアしたあと、いままでやりたくても時間的にできなかったことを、渇るようにやっています」
さて、正解は?
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱