正解は… 疼(うず)く です。
「疼」という漢字の音読みは「トウ」で、「疼痛(とうつう)」などの熟語がありますね。
「疼(うず)く」以外の訓読みは「疼(いた)む」で、総じて「ずきずきした痛み」を表現する漢字です。
痛みにも、いろいろな種類がありますが、体の芯を静かに重く浸食するような痛みに「冬」という部首が使われているのは納得ですね。エアコンなどない時代、外出もままならず、寒くて体が重い、なんだか鬱々としたことを思い出す…冬のマイナス面を、病だれに合わせて表現した、趣深い漢字ですよね?
…というところで、2問目のクイズです。
【問題2】
部首に「冬」を含む漢字で、会話文を作りました。“ ”部分の漢字の読み仮名をお答えください。
<例文>
1:「お花屋さんに“柊”が出ていたわ」「もうすぐ12月ですものね」
2:「このお茶請けの“苳”、上品なお味ね」「祖母が手作りで送ってくれるのよ」
3:「これは何というお魚ですか?」「“鮗”です。コハダが成長してこの魚になるんです」
なかなかの難問ぞろいかもしれません。3つのうち、あなたは何問、正解できますか?
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:「聖書 新共同訳 新約聖書」日本聖書協会、共同訳聖書実行委員会
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱