正解は… 2:星 です。

冬の季語「天狼(てんろう)」は、地球から観測できる星の中で、太陽の次に明るい星「シリウス」を指す言葉です。

冬の夜空を見上げると、オリオン座に連なる星座「おおいぬ座」の首元あたりに輝いている、ひときわ輝きの大きな星です。古代中国で、この星の輝きを狼の眼光にたとえ「天狼」と名付けたそう。この名が現代日本でも「冬の季語」として採用されているとは、歴史を感じますし、とてもロマンティックですね。

天狼・シリウスは、現代日本でも、肉眼で確認可能な輝きを放つ星です。晴れた夜には、ぜひ空を見上げてみてくださいね。

…さて、2問目のクイズも、冬の季語とされている気象現象に関する言葉からの出題です。

【問題2】

冬の季語とされている「鎌鼬」という日本語の読み仮名をお答えください。

「気象現象」を表す日本語です。

ヒント1:2文字目の漢字は、ある動物の名称です。

ヒント2:意味は「突然皮膚が鋭利な刃物で切ったように裂ける現象」です。

…さて、なんと読むでしょうか?

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Precious.jp編集部 
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参考資料:現代俳句協会『現代俳句データベース』/NPO法人きごさい『きごさい歳時記』
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小出 真朱