風格ある東山エリアのスモール・ラグジュアリーホテル「東山 四季花木」の魅力とは?

「東山 四季花木」は、建築家である川上隆文さんとインテリアデザイナーである北山ますみさん夫婦が営む、プチホテル。ホテルや住宅の設計を手掛けていた2人だからこそ、自分たち世代が心地よい空間やサービス、ファシリティを追求。

「私だけの京都の別荘」をコンセプトに、たとえ一泊であっても日常を忘れ、優美な京都時間を過ごすことができるので、旅慣れた大人の女性におすすめです。

市中の山居のような緑に囲まれた静かなロケーション

ルーフトップからの眺め。東側には東山が広がり、北向きには平安神宮の大鳥居を望める。
ルーフトップからの眺め。東側には東山が広がり、北向きには平安神宮の大鳥居を望める。

 「東山 四季花木」が建つ東山三条は、平安神宮や南禅寺、知恩院といった名所や祇園へ歩いて15分以内と、観光に最適なエリア。地下鉄東山駅からも徒歩1分ほどとアクセスも抜群です。

ホテルのそばには白川が流れ、周辺を散歩するだけで、桜や蛍、紅葉など、四季折々の京都の風情を味わえます。

ルーフトップからの夕景
ルーフトップからの夕景
気候のいい時期は、ルーフトップで夕景を楽しみながらドリンクもいただける
気候のいい時期は、ルーフトップで夕景を楽しみながらドリンクもいただける

8室だけのスモールラグジュアリーホテル「東山 四季花木」

三条通沿いで目を引く和モダンな佇まい
三条通沿いで目を引く和モダンな佇まい

5階建てからなる建物は、モダンな中に和の趣を融合した優美で心落ち着く空間に。客室は目が行き届く8室のみになっています。

チェックインは、1階エントランスを抜け、2階へ。

2階フロアは京都の魅力溢れる自然をテーマに、インテリアには節目のある木材や天然石など、自然素材を多用。

土壁や網代天井を施した畳敷きの「茶論(サロン)」がレセプションスペースになっていて、日本最古の茶園を今に伝える「丸利 吉田銘茶園」の茶と、季節の和菓子をいただきながら、ゆったりチェックインができます。

「茶論(サロン)」のチェックインカウンター
「茶論(サロン)」のチェックインカウンター

8室8様のインテリアでお出迎え

プライベート庭園付きのラグジュアリースイート
プライベート庭園付きのラグジュアリースイート

客室のコーディネートは、インテリアデザイナーでもあるオーナー北山ますみさんによるもので、プライベート庭園付きの客室をはじめ、部屋のサイズやタイプもいろいろ。

1624年創業の唐紙の老舗「唐長」11代目千田堅吉氏が手掛けた京唐紙をはじめ、「Antiques & Art Masa」や「かづらせい 寺町店」による調度品を配し、8室8様のインテリアが楽しめ、客室にいながらにして京都の四季や歴史、趣を感じられます。

和室もあり、ホテルながら旅館のようにくつろげるラグジュアリースイート
和室もあり、ホテルながら旅館のようにくつろげるラグジュアリースイート

オーナー夫婦の理想をカタチに。ホテルには珍しい露天風呂も

男女それぞれに露天風呂付きの浴室があり。
男女それぞれに露天風呂付きの浴室があり。

建築家とインテリアコーディネーターの夫婦が営むホテルというのも、希少。

「夫婦で旅した時に泊まりたいホテルを作りました。

1泊10万円するようなホテルではなく、もっと気軽に泊まれる価格設定で大人にとって居心地いい空間が理想。長年連れ添った夫婦だから客室もムーディーよりも快適さを重視。

ずっと一緒に旅しているとちょっとした”逃げ場”が欲しくなるから、男女それぞれに露天風呂を作ったり、屋上のルーフトップで気候のいい時はスパークリングワインを楽しめたり、ライブラリーで飲み物を飲めたり、客室以外にくつろげるスペースも作っています」と、建築家の川上隆文さん。

京都を訪れると、あれもこれも行きたい場所が多すぎて、ホテルで過ごす時間は意外に少なくなりがち。「東山 四季花木」でのステイは、ホテルにいながらにして京都を感じられるのが魅力です。

歩き回って疲れた身体を露天風呂でいやし、朝は京都の食材をふんだんに使った朝食で元気をチャージでき、夫婦はもちろん女同士の京都旅にもおすすめです。

棚の引き戸には唐紙の老舗「唐長」の唐紙が配するなど、ミニマムながら洗練されている
棚の引き戸には唐紙の老舗「唐長」の唐紙が配するなど、ミニマムながら洗練されている。

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この記事の執筆者
女性情報誌の編集を経てフリーランスに。エディター・ライター歴15年以上。生まれ育った京都を拠点に、女性情報誌やファッション誌、グルメ誌に寄稿。京都特集や京都でのファンションロケのコーディネートも行う。
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