Precious.jp編集長の渡邉です。この半年かけて準備してきたPrecious.jpを無事にローンチさせることができ、ホッとしています。連日連夜、パソコンとにらめっこしてきたので、目がしょぼしょぼです。というわけでちゃんと季節を五感で体感したくて、六本木へ。

そこで大自然の中へ、海へ、キャンプへ…ではなく、なにゆえ六本木? 今が旬のほおずき市が開催されていると耳にしたからです。

6月から7月にかけて提灯やハート型のような実をつけ、7月上旬に各所で開催されるほおずき市。東京では浅草・浅草寺のものが有名で、鉢植えタイプのほおずきを買い求めることができますが、六本木は芋洗坂にある朝日神社のほおずき市で観られるのは、宮崎県日之影町でできた、1メートルを超える長さのほおずき。

ほおずき市のほおずき

神社の鳥居をくぐると両サイドに、つり竿のように長いほおずきが並んでいる様に驚きます。何より目を引くのは、そのほおずきの実の大きさ! 一粒の全長は直径10cm近く、iPhone6の半分くらいになるでしょうか。

大粒のほおずき

橙色の大粒のほおずきが10個程度、上の葉に近くなったほうには黄色い実や、青々しい実も。鉢形のほおずきではなく、根元でカットされているので「すぐだめになってしまうのかな…」と思い、販売している方に伺ってみたところ、この赤々しさのまま、1年以上もつのだとか。具体的には上下を逆さまにし、根側を上、葉が下に来るようにしてかけておくと、橙色の粒々が連なる様を(ドライで)楽しんでおけるそうです。

神社の鳥居に逆さまに吊るされたほおずき。ドライにするときはこのようにして飾っておくといいそう

お盆にはほおずきを提灯に見立てる習慣がありますが、確かにこれなら”保つ”し、家の中のいろいろな場所に吊るしやすい。ほおずきの青々とした葉と橙色の目を癒されながら、そうだ、子供のころみたいに「ほおずき笛」をつくってプッと鳴らしてみよう、などと考えながら意気揚々と帰途につきました。

浅草・浅草寺のほおずき市は、ちょうど今日7月9日、明日7月10日に開催されます。この季節の風物詩を楽しみたい!という方は是非。

この記事の執筆者
2000年小学館入社。CanCam編集部に在籍、AneCan創刊編集部へ。その後CanCam、Precious、AneCanを経て2016年11月より現職。好きなもの:着物、ゴルフ、加圧トレーニング、中国語、小籠包、ワイン(特にボルドー)、ジビエ、バリ島、台湾、上海。
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