東京屈指のスイーツ激戦区・自由が丘。この記事ではパティスリーなど専門店に限定せず、おいしいケーキを食べられる穴場的レストラン＆カフェをピックアップ。プレステージなレストランの予約を得意とする『一休.comレストラン』で口コミ評価が高いお店と、ラグジュアリーマガジン『Precious.jp』に掲載されたお店の中からさらに選り抜いた全9軒を、項目ごとにまとめてご紹介します。
【目次】
駅前のカフェ＆レストラン
【1】LATTEGRAPHIC（ラテグラフィック） 自由が丘
たとえば早朝からゆったりコーヒーと朝食を楽しんだり…豊かな生活をイメージさせる、オーストラリア・メルボルン。「LATTEGRAPHIC（ラテグラフィック） 自由が丘」は、そのメルボルンにインスパイアされた、朝から夜まで使えるカフェ＆レストランです。
駅前のビル2階、エントランスの鮮やかな壁画がオーストラリアのアートシーンを想起させ、彼の国へと訪れる者を誘います。内装は「世界一カフェのある街」として知られる、メルボルンをイメージしたもの。ウッドなど自然素材を基調としたシンプルなインテリアとガラス張りの開放感が心地よく、一度訪れたら、お気に入りの空間となること請け合いです。
たとえば芳醇なトリュフオイルを用いた名物の「ピザ」や、チャックフラップ(肩の希少部位)の「ステーキ」、はたまたスーパーフードを取り入れたヘルシーメニューなど…。
こちらでは、オーストラリアの多国籍カルチャーを反映した、自由な発想の料理をいただけます。魅力的な朝食文化があるオーストラリアにならい、モーニングが充実しているのもその特徴。
デザートも豊富で、人気の「ふわふわパンケーキ」のほか、「ガトーショコラ」や「ベイクドチーズケーキ」など自慢のケーキ類を、「オールプレス・エスプレッソ」のスペシャリティーコーヒーとともに味わうことができます。
おすすめはディナープラン「【乾杯スパークリングワイン付】4種から選べるメインやステーキにデザート＆食後のカフェまで贅沢に堪能！ 3,300円」。
乾杯のスパークリングから始まり、前菜4種盛り、肉料理「アンガスビーフステーキ」、メイン「トリュフ香るバルサミコマッシュルームピザ」などを堪能。（メインはほかにも、「ベイクドアボカドのチーズリゾット」、「スモークサーモンとキノコのクリームパスタ」、「スモークサーモンとパプリカのヘルシーピザ」などからチョイス可能）食後はデザートの「ガトーショコラ」を、「カフェラテ」等、選べるドリンクとともに、ゆったり楽しめます。
問い合わせ先
- LATTEGRAPHIC 自由が丘
- 営業時間／8:00～23:30
定休日／元日
予算／ランチ 2,000円～2,999円 、 ディナー 2,000円～3,999円
席数／65席（個室1室）
喫煙可否／全面禁煙
TEL／03-6421-2242
住所／東京都目黒区自由が丘1-8-18 自由が丘ノーブル 2F
LATTEGRAPHIC 自由が丘 の詳細・Web予約はこちら ＞＞
【2】Tante Risa 笑多（タンテリーザ ショウタ）
「Tante Risa 笑多（タンテリーザショウタ）」は、自由が丘駅からすぐのビル2階にある、アットホームなイタリアンダイニング。赤いチェアが並ぶ店内は、カウンター越しの調理の活気が心地よく、まるでシェフのプライベートキッチンに招かれたよう。肩肘張らない雰囲気で、お一人様でもふらりと立ち寄れるのが魅力です。
こちらは、希少糖を料理に使用した、全国でも珍しいイタリアンレストラン。メタボリックシンドローム対策に期待され、「夢の糖」「奇跡の糖」とも呼ばれる希少糖。同店ではサラダに使われる特製ドレッシングに至るまで、すべての料理に希少糖を使用。もちろんデザートも同様で、「ティラミス」などのイタリアンドルチェと、希少糖の絶妙なマッチングが実現されています。
また産直野菜や厳選牛など、使用する食材はこだわりのものばかり。おすすめは、幻とさえ言われる尾崎牛を使ったメニュー。融点が低く蕩けるような極上の食感を、ワインはもちろん希少糖を使ったハイボールなど、好みのドリンクと合わせ、堪能を。
おすすめはランチプラン「【乾杯ドリンク付】食後のカフェおかわり自由！アットホームレストランで選べるパスタや希少糖ドルチェなど 3,000円」。構成の一例として、前菜盛り合わせ1「生ハム、焼き野菜のマリネ」、前菜盛り合わせ2「ズワイガニとキャベツのサラダ、スモークサーモンのマリネ」、パスタ「3種から選べる本日のパスタ」、ドルチェ「本日の希少糖ドルチェ」。食後のカフェはおかわり自由なので、ゆっくり昼下がりのひとときを満喫できます。
問い合わせ先
- Tante Risa 笑多
- 営業時間／11:30～15:00、18:00～23:00
定休日／月曜日
予算／ランチ 2,000円～2,999円 、 ディナー 5,000円～5,999円
席数／テーブル席16 カウンター4
喫煙可否／全面禁煙 ※バルコニーに喫煙スペースあり
TEL／03-6421-2755
住所／東京都目黒区自由が丘1-5-8 2F
Tante Risa 笑多 の詳細・Web予約はこちら ＞＞
誕生日など記念日に
【1】Le JOUJOU（ル ジュジュ）
自由が丘駅のほど近く、「Le JOUJOU（ル ジュジュ）」。線路脇の雑居ビル3階にあるその店は、いかにも隠れ家的。黒を基調としたシックな内装が、大人の心をくすぐります。
「joujou」とは、フランス語で「おもちゃ」を示す幼児言葉で、そこから転じて「お気に入り」というような意味を持つように。誕生日など特別な日には、大人達が密かなお気に入りにしている小さなレストランで、特製ケーキ付きのフルコースはいかがでしょう？
シェフの鈴木琢也氏は、「Taillevent（タイユヴァン）」など、イタリア・フランスで現地の名店に学び、東京のレストランで料理長を歴任した、豊かな経験の持ち主。ここ自由が丘に、満を持して自身の店をオープン。オーガニックな南信州伊那谷の野菜や卵などこだわりの食材を使い、おまかせで季節のコース料理を展開します。
イタリアでの経験を活かし、手打ちパスタやリゾットなど、コースにはイタリアンの要素が含まれているのが特徴です。
こちらでアニバーサリーを祝うなら、特別なケーキの付いたディナープラン「【記念日ケーキ付】その季節、その日が旬の厳選食材を使用したおまかせアニバーサリーコース全6品 7,800円」がおすすめ。
コースの構成は、「冷前菜」、「温前菜」、「パスタやスープ」、「魚」、「お口直し」、「お肉」、「アニバーサリーケーキ」。シェフおまかせで、大切な記念日のお祝いを。
問い合わせ先
- Le JOUJOU
- 営業時間／17:00～23:00
定休日／不定休
予算／ディナー 8,000円～9,999円
席数／16席
喫煙可否／全面禁煙
住所／東京都目黒区自由が丘1-11-1 丸家ビル 3F
【2】京料理いしす 自由が丘
続いてご紹介する、記念日に訪れたい自由が丘の人気店は、京料理をいただけるレストラン。静かな住宅街にあるイングリッシュガーデンに囲まれた一軒家がその店、「京料理いしす 自由が丘」です。
迎えてくれるのは、美術家プロデュースによるモダンな美空間。各階ごとに「星・植物・海」がテーマにされており、それぞれ園芸家が手掛けた坪庭と調和して、上質な安らぎを生み出しています。そしてテーブルを彩る京料理もまた、美しい。独自の世界観に癒される、とっておきの1軒です。
伝統の技を余すことなく活かした、繊細で美しい京料理。選び抜かれた器使いや、花や葉など植物のあしらい…新感覚の趣向を巧みに融合させ、季節が匂い立つような艶のある時間を演出してくれます。
それは食後まで続き、デザートタイムは、和洋融合する創作スイーツに魅せられます。
記念日におすすめのプランは、デザートをたっぷりいただけるランチコース「伝統の技と新感覚の趣向の融合した本格的な京料理7品＋1ドリンク＋デザートグレードアップ（記念日に）7,700円」。乾杯の食前酒ののち、前菜、椀物、向付、焼物、煮物、食事と展開。食後は地下のサロンへ移動し、ケーキなど季節のデザート盛り合わせをいただきます。
問い合わせ先
- 京料理いしす 自由が丘
- 営業時間／11:30～15:00、17:30～22:00
定休日／水曜日、第一火曜日
予算／ランチ 6,000円～7,999円 、 ディナー 10,000円～11,999円
席数／58席（個室4室）
喫煙可否／全面禁煙
住所／東京都目黒区自由が丘1-18-11
おすすめの穴場店
【1】KOST（コスト）
自由が丘から少し足を伸ばした閑静な街、奥沢・九品仏。「KOST（コスト）」は、自由が丘駅からも徒歩圏内のこのエリアにある、可愛らしい一軒家のレストランです。1階はカウンター中心で、2階にはテーブル12席を配置。ナチュラルな白と木を基調としたぬくもりの空間に、穏やかな時間が流れます。
腕を奮うのは、フランスで研鑽を積んだ辻 光一シェフと、パティシエール・遼子さんのご夫婦。遼子さんは、フランスの「ピエール・エルメ」「ルノートル」など、錚々たる名店に修業。こちらのレストランでは、本格フレンチコースの最後に、本場仕込みのスイーツをデザートとしていただくことができます。
姉妹店として九品仏駅前に「パティスリー・エール」があるので、テイクアウトで楽しみたい方はこちらも訪れてみては。またケーキセットをいただける「カフェ・トラ」や、お弁当とデリを販売する「ベントー」などの経営も、同エリアで行っています。
おすすめはディナープラン「【予約の仮申込（リクエスト予約）】本場で修業を積んだシェフ自慢のおまかせ本格絶品フレンチコース 5,500円」。前菜・メイン・デザート、それぞれ数種の中から好きなものを選べる、自分仕立てのディナーコースです。
選べるデザートの一例として、「渋皮栗のマロンパイ モンブラン仕立て」、「ティラミス KOST風」、「苺のパリパリタルト 焼バナナアイス」、「アグリューム クレームダンジュ グレープフルーツソルベ」、「ウフ・ア・ラ・ネージュ ベリーのポワレ フレッシュ苺のスープ仕立て」など。
問い合わせ先
- KOST
- 営業時間／11:00～13:30（L.O.）、18:00～22:00（L.O.）
定休日／月・火
予算／ディナー 5,000円～5,999円
席数／20席
喫煙可否／全面禁煙
住所／東京都世田谷区奥沢6-28-10
『Precious.jp』に掲載されたお店
【1】MONT-BLANC 東京自由が丘モンブラン
東急自由が丘駅から徒歩すぐにある「MONT-BLANC 東京自由が丘モンブラン」。学芸大学の辺りから戦後まもなくして現在の自由が丘に移転してきた、老舗の洋菓子店です。
店内に足を踏み入れると、ショーケースにケーキがズラリと並んでお出迎え。その中でも押しも押されぬ名物が、店名にもなっている「モンブラン」です。実はこちらのお店、現在広く親しまれている日本のモンブラン発祥のお店。店内には100席近いカフェコーナーがあり、モンブランをはじめとしたケーキを、お持ち帰りかイートインでいただけます。
こだわりの味を受け継ぐため支店を置かないことにしているそうで、店舗はここ自由が丘にしか存在しません。自由が丘を訪れたら是非立ち寄っていただきたい、エリアが誇る1軒です。
モンブランの誕生は1933年。山登りが好きだった初代店主が、フランス・シャモニーでヨーロッパ最高峰のモンブランを見て、感動したのがきっかけだったそう。この逸品を特徴づけるのが、発祥から変わらぬ「カスタードクリーム」「バタークリーム」「生クリーム」「栗クリーム」の4種のクリーム。4種類のクリームが栗を引き立て、絶妙なハーモニーを生み出します。
ビジュアルに注目すると、細く絞った黄色の栗クリームは山肌を、その上に乗ったサクサクの白いメレンゲは山頂の万年雪を表しているのだとか。そのまま盛ると重くなるマロンクリームを、和菓子で使われる「おだまき」という道具で細く絞り、フワッと糸状に重ねることで、食感のよさと山肌のゴツゴツ感を表現。日本ならではの調理器具が使われているのが、なんとも意外で面白いところです。
また、茶色の栗色ではなく黄色い理由は、渋皮を入れずに栗を甘露煮にしてペーストにするため。使用されているのは、愛媛県伊予市中山町の中山栗。日本人に馴染みのある味になるよう和栗を使っているのも、初代からの変わらないこだわりです。
問い合わせ先
- MONT-BLANC 東京自由が丘モンブラン
- 営業時間／10:00～19:00
定休日／なし
TEL／03-3723-1181
住所／東京都目黒区自由が丘1－29－3
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【2】資生堂パーラー 自由が丘店
2019年5月、自由が丘の中心部にある自由通り近くに、「資生堂パーラー 自由が丘店」がオープン。レストラン、カフェ、テイクアウトと多彩な機能を備えた、資生堂パーラー初の路面店です。
店舗デザインを手掛けたのは、ラグジュアリーな寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」などで知られる、建築家でインテリアデザイナーの浦 一也氏。店内と厨房の間には、光を通す雪花硝子の壁をデザイン。10分かけて色が波打つように変化する演出で、空間を表情豊かに彩ります。
外には店内スペースとほぼ同じ広さのテラス席を持ち、ペットの同伴もOK。また、地下に菓子工房を併設しているのも大きな特徴で、こちらで製造したての生ケーキを、持ち帰りや店内で楽しめます。
併設のショップでは、約10種の生ケーキや、「花椿ビスケット」「チーズケーキ」等、資生堂パーラー定番の人気菓子を販売。中でも注目は、「フレーズカシュカシュ」「クレームショコラ」などの、自由が丘店限定の商品。「苺のかくれんぼ」という意味の名を持つ「フレーズカシュカシュ」は、その季節に選りすぐったいちごがまるごと1個、内部に隠されているショートケーキ。
また「クレームショコラ」は、チョコレートに卵や生クリームを合わせて蒸し上げたプリンで、定番の抹茶・ほうじ茶に加え、季節ごとのフレーバーの3種類がラインナップされています。
もちろん、銀座店と同じく、レストランで伝統の洋食メニューをいただくことも可能。ちょっと贅沢なカフェタイムを楽しみたい日には、季節のフルーツをたっぷり乗せた、フォトジェニックなパフェがおすすめです。
問い合わせ先
- 資生堂パーラー 自由が丘店
- 営業時間／11:00～21:00
定休日／月曜（祝日は営業）
TEL／03-3718-7620
住所／東京都目黒区自由が丘1-4-10 quaranta1966 1F
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【3】Plus Veganique JIYUGAOKA（プラスヴィーガニック自由が丘）
自由通り沿いに佇む一軒家レストラン「Plus Veganique JIYUGAOKA（プラスヴィーガニック自由が丘）」は、ヴィーガンとマクロビオティックの融合を目指す、ヘルシー志向のかた必見のお店。
すべての料理が卵や乳製品、化学調味料不使用、また植物性100％の食材で作られており、事前の連絡でグルテンフリー対応も可能だそう。
100%ヴィーガンメニューのコースなど、こだわりのランチ・ディナーを提供しているほか、デザートも豊富にラインナップ。たとえばデイリーフリー（乳製品無し）の「オーガニック ガトー・ショコラ」。ゲアキル産カカオが贅沢に使われており、自然な甘味がカカオの濃厚な味わいを引き立てます。
また、ソイバニラジェラートと米粉のクランブルを沿えた焼き林檎のデザート「あたたかいアップルクランブル」、豆乳カスタードクリームを使った「有機豆乳と米粉と吉野本葛でつくるクレームブリュレ」など、グルテンフリーのスイーツもあります。
「デザート3種盛り合わせ」は、＋200円でアニバーサリーメッセージを添えてくれるので、記念日のサプライズなどにもおすすめ。また、素材にこだわった「アニバーサリータルト」など、ホールケーキのオーダーメイドも可能です。
問い合わせ先
- Plus Veganique JIYUGAOKA（プラスヴィーガニック自由が丘）
- 営業時間／12:00～15:00、17:00～20:30（L.O）
定休日／水曜日
TEL／090-9823-8310
住所／東京都目黒区自由が丘1-19-23
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【4】Chocolaphil（ショコラフィル） エトモ自由ヶ丘店
駅ビルなどで行列になっているのを一度は目にしたことがあるのでは…？チーズタルト「BAKE CHEESE TART」やアップルパイ「RINGO」で有名なBAKＥ。そのBAKEが手掛けるガトーショコラのブランドが、この「Chocolaphil（ショコラフィル）」です。
自由ヶ丘駅南口を出てすぐのテイクアウト専門店で、こちらがブランドの第一号店。店舗で焼き上げと最終の仕上げを行っており、焼き立てのおいしそうな香りに思わず足を止めてしまいます。
コンセプトは「チョコレートよりもチョコレートを感じるガトーショコラ」。鎌倉のアロマ生チョコ専門店「ca ca o」のコロンビア産チョコレート2種を使用、またバターがたっぷり使われており、とろみのある食感が特徴的です。主軸となる商品は以下の2種。
ひとつは「焼きたてガトーショコラ ロンド」。スプーンで食べるカップタイプのスイーツで、ムースのようなふわふわの口溶けが絶品です。そしてもうひとつは、「ガトーショコラ レクタングル」。こちらはバータイプで、濃厚なチョコ感がたまらない一品。カカオ豆をフレーク状に砕きキャラメリゼしたカカオニブが別添えされており、お好みでトッピングして楽しめます。
問い合わせ先
- Chocolaphil（ショコラフィル） エトモ自由ヶ丘店
- 営業時間／11:00～20:00
TEL／03-6459-5821
住所／東京都目黒区自由が丘1-31-11（自由が丘駅改札外）
Chocolaphil（ショコラフィル） エトモ自由ヶ丘店 に関するPrecious.jpの記事を読む ＞＞
※本記事で紹介したプランの価格はすべて税込です。
※本記事は2020年1月24日（金）時点での情報をもとに作成しています。
- TEXT ：
- Precious.jp編集部
