寒い日が続くなか、体を温め、おいしい甘酒タイムを取り入れてみませんか?

甘酒は「飲む点滴」ともいわれるほど、健康飲料のひとつとしても定着しており、飲むのを習慣化している人も多いかもしれません。

ところで、1月は甘酒に深い関係がある月だというのをご存知でしょうか。それは、1月20日が「甘酒の日」に制定されていることがひとつの理由。

この日を制定した森永製菓にインタビューしてみました。森永製菓の初代甘酒から現在の甘酒まで、ちょっとした豆知識も合わせてご紹介します。

1月20日は「甘酒の日」!制定の背景は?

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1月は甘酒を楽しむ月!

甘酒の日はなぜ1月20日に制定されたのでしょうか。経緯を森永製菓の渡部耕平さんにうかがいました。

「疲れを癒し、体が温まる飲み物として大寒のころが最も飲まれていることから、大寒の日を『甘酒の日』としました。日本の伝統的な飲み物であり、発酵食品である甘酒のよさ、おいしさを多くの人に知ってもらいたいと、2009年に森永製菓が制定しました」

1月は残りわずかとなりましたが、ぜひこの機会に甘酒を楽しみましょう。

森永製菓の初代甘酒は瓶入り!

森永製菓が甘酒の日を制定したのも、甘酒と深い関わりがあるから。

実は1969年ごろ、森永製菓は日本で初めて甘酒を工業生産し、全国発売したのです。

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1972年(昭和47年)の甘酒瓶

今でこそ、市販の甘酒といえば森永製菓の缶入り甘酒が有名ですが、当時の初代甘酒は、なんと瓶入りでした。

この初代甘酒、どんな甘酒だったのでしょうか?

「基本的な配合は現在の甘酒と同じで、当時から酒粕と米麹のダブル発酵素材を使用していました。今も、初代甘酒の香り豊かなコク深い味わいにこだわって製造しています」

初代甘酒を発売した当時、やはり市販の甘酒というのは珍しいものだったようです。一般的に甘酒は、酒粕を使用したものと、米麹を使用したものの2種類がありますが、森永の甘酒は、その両方が配合された、いいとこどりの商品なんですね。

「記録には残っていませんが、当時甘酒は、各地域でそれぞれにつくられていた伝統的なものでした。それを全国のお客様の嗜好に合わせ、酒粕と米麹がブレンドされた品質の甘酒を、一年中スーパーで買えることは画期的だったと思います」

森永甘酒の歴史

森永の甘酒は、その後、さまざまに発展していきました。

「初代瓶入りの甘酒発売以降、1974年には、今の森永甘酒につながる缶入りを発売しました」

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1974年発売当時の缶入りの「森永甘酒」
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現在の甘酒「森永甘酒 190g」

「その後も、しょうが入り・フリーズドライ・冷やし甘酒・大容量・パウダーなど、さまざまな形、味わいで甘酒の魅力を発信し続けてきました。最近では、炭酸入りのスパークリングや、コラーゲン入りなど、お客様の嗜好・ニーズに合わせてバリエーションも豊富に展開しています」

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「甘酒缶(しょうが)」

初代甘酒を発売した当時は、まさか将来、スパークリングが出るとは思いも寄らなかったことでしょう!

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「スパークリング甘酒(ジンジャー)」(数量限定)
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「森永のやさしい米麹甘酒(コラーゲン)」

とはいえ、現在の森永甘酒も、「国産酒粕と国産米麹のブレンド」というこだわりは変わっていないそうです。

「酒粕のコクと米麹の優しい甘さを感じられると共に、酒粕と米麹の栄養成分を一緒に摂ることができます」

まだまだ寒い日が続くこの時期、温かくコク深いおいしい甘酒を飲んで、冷えた体と心を温めましょう!

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問い合わせ先

森永製菓お客様相談室

この記事の執筆者
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WRITING :
石原亜香利
EDIT :
安念美和子、榊原淳
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