滑らなくても楽しい「星野リゾート リゾナーレトマム」での冬の過ごし方

雪質の良さが世界中に知れ渡る冬の北海道。

なかでもトマムは訪日客にも大人気。

スキーやスノーボードをする人なら、トマムが天国であることはよくご存知のことでしょう。

でももしあなたが「ウィンタースポーツの趣味を持たない」という理由だけで、素通りしてしまっていたなら、あまりにももったいない。世界各地からこぞって訪れる富裕層の審美眼によって磨き抜かれた、日本屈指のリゾート地を、わずかな移動時間で体験できるのだから。

本記事では、Precious.jp編集部の記者が体験してきた「滑らないトマム」の楽しみ方をご紹介します。

【トマムへ行くべき理由1】足を運んだからこそ出会える、本場北海道の冬の味覚

帯広空港に降り立つと、そこには雪景色に覆われた広大な十勝平野が広がります。大自然の中を颯爽と車で走り抜ける道中も、旅の醍醐味のひとつ。

帯広空港から星野リゾート リゾナーレトマムへのアクセスは、リゾートライナー(バス)を利用するか、空港レンタカーが便利。今回の取材では、イタリア車とアメリカ車の4ブランドを扱うFCAジャパンの協力で、「ジープ レネゲード トレイルホーク」をお借りし、雪道でも安定感のある快適ドライブを楽しませていただきました。

滞在したのは、星野リゾートが運営するリゾナーレトマム。大人のためのリゾートとあって、ゆったりと落ち着いた雰囲気が魅力です。

雪山と広大な雪原の中央にある星野リゾート リゾナーレ トマム。飛行機で訪れるなら帯広空港が 便利です。羽田から1時間半。時間的にも経済的にも、思っていた以上に好アクセス。  
雪山と広大な雪原の中央にある星野リゾート リゾナーレトマム。飛行機で訪れるなら帯広空港が 便利です。羽田から1時間半。時間的にも経済的にも、思っていた以上に好アクセス。  
取り回ししやすいスモールSUVでチェックイン。車でのアクセスもよく、ホテルエン トランスのすぐ脇に駐車場も完備。
取り回ししやすいスモールSUV「ジープ レネゲード トレイルホーク」でチェックイン。車でのアクセスもよく、ホテルエントランスのすぐ脇に駐車場も完備。
北海道の幸をふんだんに用いたイタリアンレストラン「オットセッテ トマム」でいただいた 「海の太陽」という一品。たっぷりの雲丹の下にリーキのパンナコッタとジュレが三 層に重なった奥行きのある味わい。シェフは銀座「レカン」や「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」で腕をふるっていた武田学氏。ご自身の地元である北海道愛に溢れるナイスガイ。
北海道の幸をふんだんに用いたイタリアンレストラン「オットセッテ トマム」でいただいた 「海の太陽」という一品。たっぷりの雲丹の下にリーキのパンナコッタとジュレが三 層に重なった奥行きのある味わい。シェフは銀座「レカン」や「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」で腕をふるっていた武田学氏。ご自身の地元である北海道愛に溢れるナイスガイ。
ウエアを脱いで、少しドレスアップして行きたい優雅なメインレストラン「オットセッテ トマム」。フルコースは13,000円、ワインのペアリングは一人7,000円(ともに税・サービス料別)。予約制で、宿泊客以外も利用可。ディナーのみの営業。 
ウエアを脱いで、少しドレスアップして行きたい優雅なメインレストラン「オットセッテ トマム」。フルコースは13,000円、ワインのペアリングは一人7,000円(ともに税・サービス料別)。予約制で、宿泊客以外も利用可。ディナーのみの営業。 

リゾナーレトマムは全体的に食レベルが高く、中でもイタリアンレストラン「オットセッテ トマム」は、ここを旅のメインに掲げ「オーベルジュに来ました!」っていうことにしてもいいくらいのクオリティ。メニューはコース料理のみで9皿も続きます。

楽しいのはそれぞれのお皿とともに、最も合うワインをグラスで出してもらえるペアリングサービス。供されるのはイタリア各地のワインから最近盛り上がりを見せている北海道ワインまで幅広く、それぞれ説明いただけるので、美味しくいただきながらお料理やワインの知識も広がり、舌ばかりか目も耳もうっとり。記憶に残る美食体験になることでしょう。

白子のムニャイア(ムニエル)とともに出されたのが、初めていただく「ぴのぐり」という北海道産の白ワイン。たっぷりの果実味とほのかな酸味が感じられる爽やかな味わい。
白子のムニャイア(ムニエル)とともに出されたのが、初めていただく「ぴのぐり」という北海道産の白ワイン。たっぷりの果実味とほのかな酸味が感じられる爽やかな味わい。
ランチはリゾート内のショッピングヴィレッジ「ホタルストリート」にある海老・蟹・魚卵専門店「ENI(エニ)」で。北海道の魚介を気軽に味わうならここ。
ランチはリゾート内のショッピングヴィレッジ「ホタルストリート」にある海老・蟹・魚卵専門店「ENI(エニ)」で。北海道の魚介を気軽に味わうならここ。

【トマムへ行くべき理由2】乗馬もスノーモービルも手ぶらでOK! 滑らないアクティビティ

スキーやスノーボード以外のアクティビティの充実ぶりも、星野リゾート リゾナーレトマムの魅力。 スノーモービルやワカサギ釣り、スノーシューなどなど。 オススメは雪上で乗馬ができる「白銀の乗馬体験」。馬上の高い視点から眺める雪原は爽快です。手綱捌きを教わりながら、馬とコミュニケーションが取れたときの喜びもひとしお。

引き馬による雪上乗馬。他ではなかなかできない貴重な体験に。ウェアはホテル内のサロモンショップでレンタルしました。
引き馬による雪上乗馬。他ではなかなかできない貴重な体験に。ウェアはホテル内のサロモンショップでレンタルしました。
スノーモービルは自分で操縦する一人乗りと、インストラクターの操縦による タンデムライドが可能。
スノーモービルは自分で操縦する一人乗りと、インストラクターの操縦による タンデムライドが可能。

零下なので、防寒用にフル装備が必須ですが、ウエア類はスノーブーツからゴーグルに至るまで、 ホテル(リゾナーレトマム)のレンタルショップで一式揃います。人気ブランドのサロモン製なので、 見栄えも上々。

【トマムへ行くべき理由3】泊まれる氷のホテルも! 一見の価値アリの「アイスヴィレッジ」

夕食の前後に是非訪れたいのが、広大なリゾート内の一角に設置された、氷の街、アイスヴィレッジ。
アイススケートリンクの奥には、アイスバー、ベーカリーショップ、スイーツショップなどが立ち並び、さらにその奥には、結婚式を行える氷の教会と、実際に宿泊体験できる氷のホテルが。

幻想的な雰囲気に包まれながら、マイナス15度の夜の散策を楽しめます。これも他ではできない無二の経験に!

冬季の夕方から夜にかけてオープンするアイスヴィレッジ。
冬季の夕方から夜にかけてオープンするアイスヴィレッジ。
カウンターも酒棚もすべて氷でできた、氷のBar。
カウンターも酒棚もすべて氷でできた、氷のBar。
グラスも氷。1回ごとに使い切りなのでお持ち帰りも可。
グラスも氷。1回ごとに使い切りなのでお持ち帰りも可。
ホテルステイのオプションとして利用可能な、氷のホテル。電源も完備。
ホテルステイのオプションとして利用可能な、氷のホテル。電源も完備。
お風呂は氷に囲まれた露天風呂で。中央にジェットバスが設置されています。
お風呂は氷に囲まれた露天風呂で。中央にジェットバスが設置されています。
就寝する際には、北極でも使える寝袋を利用。 顔以外は汗ばむくらい温かいのだそう。
就寝する際には、北極でも使える寝袋を利用。 顔以外は汗ばむくらい温かいのだそう。
氷のホテルの外観。アイスヴィレッジ営業中は 室内も見学可。
氷のホテルの外観。アイスヴィレッジ営業中は 室内も見学可。

【トマムへ行くべき理由4】心も身体もほぐしてくれる、癒しのオールハンドエステ

日頃の疲れも、旅の疲れも一掃してくれるリゾートエステはやっぱり欠かせません。

リゾナーレトマム内にあるスパサロン「LA VILLA」にて、「雪ガールスパトリートメント」を体験してきました。「雪ガールステイ」という宿泊パッケージプラン内のメニューで、60分、背面を中心にオールハンドでほぐしながら、肌のケアを行う、というもの。絶妙な力加減に凝り固まった身体も和らぎます。

北海道産のカレンデュラオイルとボディミルクをミックスして、日焼けなどの肌炎症もケア。
北海道産のカレンデュラオイルとボディミルクをミックスして、日焼けなどの肌炎症もケア。

「年齢層が高めのクラスリゾートなので、エステティシャンも経験のある熟練者をそろえています」と、店長の石川朋実さん。安心して身を委ねられます。

宿泊パッケージプラン「雪ガールステイ」は、リゾナーレ トマム2泊分の宿泊、朝食2回、ディナー1回、 雪ガールグッズのレンタル(アウター、手袋、帽子、ネックウォーマー、スノーブーツ、電子カイロ、 雪めがね)、雪ガールスパトリートメント1回、雪原までの送迎1回が含まれ、2名1室利用時 1名 80,300円〜(税込)
宿泊パッケージプラン「雪ガールステイ」は、リゾナーレトマム2泊分の宿泊、朝食2回、ディナー1回、 雪ガールグッズのレンタル(アウター、手袋、帽子、ネックウォーマー、スノーブーツ、電子カイロ、 雪めがね)、雪ガールスパトリートメント1回、雪原までの送迎1回が含まれ、2名1室利用時 1名 80,300円〜(税込)

【トマムへ行くべき理由5】大人の極上ステイを叶えてくれる、贅沢な客室空間

ラグジュアリーな旅の満足度を決めるのは、ホスピタリティにあふれる客室。

リゾナーレトマムは、宿泊棟の1フロアに4室のみ、全室角部屋100平米以上という、贅沢なつくり。部屋でゆったり過ごす時間も、クラスリゾート感を存分に堪能できます。

リビングと独立した広々とした主寝室。
リビングと独立した広々とした主寝室。
大型ジェットバスが全室に備え付け。サウナもあり、お部屋でのバスタイムも充実。
大型ジェットバスが全室に備え付け。サウナもあり、お部屋でのバスタイムも充実。
こちらはリビングがシアタールームになった「デザインスイートファイブ」。主寝室の他に、もう一つベッドルームがあります。
こちらはリビングがシアタールームになった「デザインスイートファイブ」。主寝室の他に、もう一つベッドルームがあります。

雄大な景色を眺めながら入る展望ジェットバスは、至福のバスタイムになること間違いなし。 リニューアルされ、部屋タイプのバリエーションも増えているので、一緒に訪れる人によって、ジャストな部屋が見つかるはず。

注目は低層階に用意されたペットルーム。部屋数が少ないので、愛犬と一緒に訪れたい人は早め にチェックを。

3月末のウィンターシーズン終了まであと少し。 次の休みは万全なケアをした上で、リフレッシュしてみては? トマムなら1泊2日でも存分に楽しめます。

世界を魅了する白銀の世界。ゆったりと満喫して、特別なエクスペリエンスを!

宿泊問い合わせ先


雪道も安心! 「ジープ レネゲード トレイルホーク」なら、大人の女性のドライブがより自由に、アクティブに

一目でジープとわかる、丸目のアイコニックな姿は、雪原で頼もしい存在感を放っていました。
一目で「ジープ」とわかる、丸目のアイコニックな姿は、雪原で頼もしい存在感を放っていました。

悪路をものともせず走破する「ジープ」ブランドの中でも、「レネゲード トレイルホーク」は全長が短く、初心者でも取り回しがしやすいのが特徴。その上このモデルは、厳しいオフロード性能試験にパスした「トレイルホーク」の称号が与えられています。

すべてのタイヤが駆動する4輪駆動システムは、ダイヤル操作で「オート」「スノー」「サンド」(砂地)「マッド」(ぬかるみ)合計4つの走行モードを選べる機能付き。普段、4輪駆動車に乗り慣れていない人でも安心して運転できます。小柄なボディからは想像できないほど、力強くてタフな走りをしてくれるから、普段なら緊張感漂う雪道ドライブでも、より自由に行き先を決められるのが魅力。

自立したアクティブ派の女性にぴったりな「ジープ レネゲード トレイルホーク」で、ラグジュアリーなリゾートライフを楽しんで!

【ジープ レネゲード トレイルホーク】

ボディサイズ:全長4,255×全幅1,805×全高1,725㎜
駆動方式:4WD
価格:¥3,518,182(税抜)

商品問い合わせ先

ジープ

TEL:0120-712-812

この記事の執筆者
美容、ファッション記事を中心に女性誌にて執筆活動を行ったのち、育児専念期を経て現場復帰。女性誌時代にクルマ連載を手掛けていたこともあり、またプライベートでもライフステージの変化に合わせてさまざまな輸入車を乗り継いできた経験を生かし、最近はクルマを核としたライフスタイル情報を発信している。
PHOTO :
黒石あみ