健康寿命を伸ばすことで、元気に⻑生きするための最新医学情報を特集しているテレビ番組、『名医とつながる!たけしの家庭の医学』(ABCテレビ・テレビ朝日系)。

前回の放送では、突然死を防ぐための生死の分岐点について、再現VTRを交えて紹介されました。さらに性格問診もあり、自分自身の性格と照らし合わせてご覧になった視聴者が多かったようで、「当てはまった」「怖かった」などの感想がSNSに続々と寄せられていました。

また、「食事を見直さないと」などの声も上がっており、番組を通し生活習慣と向き合い健康について考え直す方もいらっしゃるようです。

長寿大国の日本。しかし、平均寿命というのは、健康でいられる期間とイコールではありません。健康でい続けられる期間(健康寿命)を伸ばすためには「病」は回避したいもの。

『名医つながる!たけしの家庭の医学』は、最新の医学情報が紹介される番組とあって、美容や健康に興味のある大人の女性からも人気の番組です。バラエティ仕立てで観られるところも支持を得ている秘密のようです。

3月3日(火)の放送は、「乱れた体内時計を修正 新型ウイルスだけでなく普段の不調を一挙に解消SP」

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左から 丸山桂里奈さん、ガダルカナル・タカさん、高橋真麻さん、トラウデン直美さん、中山秀征さん ©ABCテレビ

3月3日(火)午後7時からの放送では、「乱れた体内時計を修正 新型ウイルスだけでなく普段の不調を一挙に解消SP」と題して、今知りたい人が多い情報について惜しみなく紹介されるようです!

今回のゲストは、中山秀征さん、高橋真麻さん、丸山桂里奈さん、トラウデン直美さん、ガダルカナル・タカさん。20代から60代まで幅広いもゲスト陣の年齢層ですが、みなさん健康について興味があるようで、出題されるクイズにも真剣に回答されるようですよ。

■テーマ1:乱れた体内時計を修正!新型ウイルスだけでなく普段の不調を一挙に解消

いま世界に拡大している新型コロナウイルス(COVID-19)による肺炎。みなさんもうがい、手洗いなどはもちろんのこと、マスクの着用にも務めているかと思います。しかし、ウイルスから身を守るために、もうひとつ大事なことがあるというのです。

それは、たとえウィルスが体内に侵入しても、自らの免疫力で撃退し、重症化させないこと。

今回番組では、免疫力をアップさせる方法として、医学界でも注目されている、2017年にノーベル生理学・医学賞を受賞した研究「体内時計」について紹介されます。

私たちの体内には、24時間身体のさまざまな機能を管理する時計があります。その時計は、脳、内臓、血管を初め、すべての細胞にあり、ぞれぞれの時計にあった規則正しい生活を送ることで、身体をベストの状態の維持に保っているんだそう。

では、乱れた生活習慣などで体内時計が乱れてしまうとどうなるのか? 悩んでいる人も多いであろう、肌荒れ、冷え性、糖尿病、高血圧を引き起こすと言われています。ひいては、恐ろしいことに心筋梗塞や脳梗塞、ガンなどにも影響を及ぼすことになるというのです。

番組では、乱れた体内時計を修正することで免疫力をあげ、さまざまな不調を解消する方法について紹介されます!

主婦の体内時計を乱していた悪い生活習慣とは? 体内時計を整え、10日間で高血圧が改善した例

番組では、10年以上高血圧に悩されている主婦、S・Mさん(58歳)に協力をあおぎ、毛根から採取した遺伝子情報をもとに、体内時計が乱れているかを検査を実施。なんでも理想的な人は、朝起きるとすぐに体内時計が活発に活動を始め、お昼にピークを迎えます。その後は、ゆっくり活動が低下していくそう。

しかし、S・Mさんの体内時計はというと、朝起きてから動き出すことはなく、3時間以上も経過。お昼近くになってようやく動き出したそう。このリズムの乱れが高血圧の原因なのでしょうか?

S・Mさんの体内時計を乱している原因を探るために、彼女の普段の生活に密着した番組。彼女がどんな生活リズムなのかをチェックしていきます。そして、その結果を日本の体内時計研究の第一人者、香川靖雄先生(女子栄養大学副学長)に見てもらい、体内時計を乱す悪い生活習慣を指摘してもらうことに。

香川先生が指摘した5つの悪い生活習慣をS・Mさんには、10日間改善してもらいます。結果、以前は150あった血圧がなんと130にまで下がったんだとか! いったいS・Mさんは何をどう改善し、体内時計のリズムを元に戻したのでしょうか? 悪い生活習慣と改善した生活習慣がビフォー・アフターで紹介されるので、要チェックです。

クイズにチャレンジ!名医おすすめの「体内時計を活性化させる3つの食材」

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左から 、ガダルカナル・タカさん、高橋真麻さん、トラウデン直美さん、ビートたけしさん©ABCテレビ

続いては、香川先生おすすめの「体内時計を活性化させる3つの食材」がクイズ形式で出題されますよ。

Q:乱れた体内時計を整えてくれる朝食におすすめのサンドイッチは、次のうちどれでしょうか?

1:ビタミンたっぷりフルーツサンド

2:たんぱく質が多いツナサンド

3:食物繊維が豊富な野菜サンド

「(体内時計には)ビタミンが大事なのでは?」と予想する中山秀征さん始め、丸山さん、トラウデンさん、ガダルカナル・タカさんの4人がそれぞれの推理のもと、フルーツサンドを選択します。「食物繊維が体内時計にいいのでは…」と語る高橋真麻さんだけが、野菜サンドを選びますが、果たして正解者はいるのでしょうか?

このほか、「体内時計を整える飲み物は、ブラックコーヒー、牛乳、緑茶、のうちどれ?」「体内時計を整えるおつまみは、枝豆、冷や奴、きゅうりの漬物のうちどれ?」とクイズが出題されますよ。みなさんぜひ予想してみてください。

さらに体内時計が乱れているかをチェックする3つの問診と、体内時計を整える9つのポイントについて紹介される必見の内容となっています。

不眠、ダイエット、脳の活性化にも…!さまざまな悩みを体内時計で解決する方法をクイズで紹介!

視聴者から寄せられたさまざまな悩みも、体内時計で解決できるかもしれません! そんな方法についてもクイズ形式で楽しみながら学ぶことができるようです。

まずは東京都に住むS・Sさんの「眠りが浅くて、夜中に何度も目が覚めてしまう」悩みが取り上げられます。香川先生によれば、適切な時間に少し汗ばむ程度の運動をすれば、体内時計の働きによって効果的に睡眠の質を上げ、よく眠れるようになると言います。

さて、睡眠の質を上げるための運動をするのに最適な時間帯は、どれでしょうか?

1:早朝

2:お昼過ぎ

3:夕方

ゲストたちは、「夕方にあまり体温をあげない方がいいのかなと思った」というトラウデン直美さんだけが早朝を、その他のゲスト陣は夕方を選ぶようですが、みなさんはどれだと思いますか?

続いては、「ダイエットをしたいが間食がなかなかやめられない」という主婦のお悩みが紹介されます。

香川先生によると、ある時間帯に間食をすれば、例えいつもと同じ量であっても、脂肪がたまりにくくなり、結果、ダイエットできる可能性があるんだそう。

間食をしても脂肪がたまりにくくなる時間帯とは、次のうちいつでしょうか?

1:朝食と昼食の間の午前9時

2:昼食と夕食の間の午後3時

3:夕食と寝るまでの間の午後9時

ダイエットしている人はぜひチェックしておきたい情報。結果は放送でチェックしてください。

このほか、子供の成績が上がらない主婦の悩みに応え、「脳の体内時計を活性化させる朝食の食べ方は、3品以上食べる、よく噛んで食べる、温かいものから食べる、のうちどれか?」という問題も出題されますよ。こちらもぜひ予想してみてください。

■テーマ2:医師不足からお年寄りを救え! 〜夫婦医師が挑む高齢者医療の未来〜

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ビートたけしさん ©ABCテレビ

2025年には、およそ3人に1人が高齢者という超高齢化社会が目前に迫っている日本。増え続ける高齢者の数にに対し、少子高齢化や働き方改革の影響で、実質的な医師の数は不足しているといいます。

医師不足により“病を抱える高齢者すべてに医療が行き渡らない”という状況が起こると言われているのです。

番組では、そんな現実とすでに直面している、鹿児島県奄美大島の最南端に位置する瀬戸内町の今に迫っていきます。瀬戸内町の人口は、およそ9千人ほど。小さな港町であるこの地域の高齢化率は、なんと36.4%なんだそう。中でも町内に3つある離島では、2人に1人が高齢者で、遠くの病院まで出かけるのが難しい人も多く、医療が行き渡らない危機にさらされているのです。

2年前、そんな現状を打破しようと、この地に赴任してきた方がいました。榎木康人さん(32)、美幸さん(29)夫妻です。この街では、生活習慣病が蔓延しており、健康に不安を抱える島民が多くいます。番組では、そんな人たちの駆け込み寺となっている「町立のへき地診療所」で奮闘する、榎木さん夫妻に密着することで、日本の医療問題を解決するヒントを探っていきます。


マスク、除菌や消毒関連の商品が、なかなか手に入りにくい今。自分の免疫力を上げることは、自分の身を守ることに繋がっていくのではないでしょうか? 放送は、3月3日(火)午後7:00から。ぜひチェックしていただければと思います。

番組詳細