「RICOH THETA」は、ワンショットで上下左右すべての空間を撮影し、360°の静止画や動画にするユニークなカメラだ。本体に2つの魚眼レンズを搭載。撮影した2枚の半球画像を、継ぎ目が分からないほど高精度な画像処理でつなぎ合わせ、1枚の全天球映像に仕上げていく。

ワンショットで誰でも撮れる!360°カメラで写真の別世界を体験!

特別な撮影に用いるカメラと考えがちだが、使用シーンはふつうのカメラと同じだ。それでいて、撮影した動画や写真はエキセントリックで面白い。1度その楽しさを知ればさまざまなシーンで撮りたくなってくる。使い勝手のよさも魅力。例えば旅先のスナップ。360°をとらえるのでアングルに悩むことなく、風景すべてをありのままに記録できるため動画はもちろん、静止画でも迫力と臨場感がひしひしと伝わってくる。また、撮影者自身も写るので、1人で行動している時に便利。登山では、頂上に立った自分と周囲の絶景を一緒に収めることも可能だ。

シンプルな操作性とカラフルなネイルカラーで、女性にも人気の高い「RICOH THETA SC2」。
シンプルな操作性とカラフルなネイルカラーで、女性にも人気の高い「RICOH THETA SC2」。
「RICOH THETA」シリーズ専用の自撮り棒「RICOH THETA Stick TM-2」(ロングタイプ)と「RICOH THETA Stick TM-3」(ショートタイプ)
手を伸ばしてシャッターボタンを押すだけで360°写真や動画が撮影でき、「RICOH THETA」シリーズ専用の自撮り棒「RICOH THETA Stick TM-2」(ロングタイプ)と「RICOH THETA Stick TM-3」(ショートタイプ)を使うことで利便性が向上する。TM-2は5段式で、伸長836mm、縮長229mm、重さ約155g。TM-3は3段式で縮長177mm、伸長423mm、重さ約80g。TM-2 ¥4,860、TM-3 ¥3,780 ※税込

「RICOH THETA」はハイエンドまで数タイプラインナップされているが、気軽にこの驚きと感動を体験したいのであればエントリーの「RICOH THETA SC2」がおすすめだ。軽くて持ちやすく、画角、傾き、設定などを気にせず、誰でも簡単に使えることから幅広い層に人気がある。

1回最大3分までの4K動画と、静止画撮影に対応。撮影した動画、静止画は、無線 LANを使って高速でスマホやタブレットへ転送でき、スマホやタブレットからリモートで撮影も可能だ。FacebookやLINEに360°写真をそのままアップして気軽にシェアを楽しめるほか、画像や動画を「THETA+」で加工し、instagram、twitterに投稿することもできる。シーンに合わせて顔・夜景・車窓のモードのプリセットを搭載。編集機能によって、市販のVRビューアーで、本格的なバーチャルリアリティー体験も思いのまま。パーティやイベント、街のスナップ撮りなど日常的にも使え、盛り上がる1枚をものにできる。

この「RICOH THETA SC2」のビジネス向けモデルとしてリリースされたのが「RICOH THETA SC2 for Business」だ。ビジネス向けモデル専用であるグレーの本体色に、室内・車内の撮影に適したHDR設定で撮影ができるプリセット「Room」を搭載。「Room」使用時にはフロントレンズとリアレンズで時間差をつけ、撮影者が写り込まないように撮影できるセルフタイマー機能が使えるため、室内を撮影することの多い不動産業や、車内撮影の頻度が高い自動車販売業などのビジネスユースにとって、使い勝手のよいモデルになっている。

360°映像でビジネスを成功に導くために生まれたニューモデル『RICOH THETA SC2 for Business』

『RICOH THETA SC2 for Business』SPEC:W45.2×H130.6×D22.9mm(レンズ部込み)●質量:約104g●内蔵メモリ:約14GB●有効画素数:約1200万画素●出力画素数:約1400万画素。オープン価格(リコーオンラインストア価格¥39,800
『RICOH THETA SC2 for Business』SPEC:W45.2×H130.6×D22.9mm(レンズ部込み)●質量:約104g●内蔵メモリ:約14GB●有効画素数:約1200万画素●出力画素数:約1400万画素。オープン価格、リコーオンラインストア価格¥39,800 ※税込
『RICOH THETA SC2 for Business』手のひらに収めるデザイン。サイドには電源ボタン、無線ボタン、モードボタン、セルフタイマーボタンが配置されている。
『RICOH THETA SC2 for Business』手のひらに収めるデザイン。サイドには電源ボタン、無線ボタン、モードボタン、セルフタイマーボタンが配置されている。

「RICOH THETA SC2」と同様に、約1400万画素に相当する360°の全天球静止画と、4K(3840×1920ピクセル)相当、30fps(フレーム/秒)の滑らかで臨場感あふれる360°の全天球動画撮影に対応する。また、本体下部の状態表示OLED(有機ELディスプレイ)により、設定モードや電池残量などの情報が一目で確認できるほか、セルフタイマーモードへの切り替えボタンにより、カメラ単体での操作がしやすくなっている。

ビジネスのブレイクスルーとなるアイデアも期待できそうだ。

問い合わせ先

リコーイメージングお客様相談センター

TEL:0570-001313

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この記事の執筆者
主にモノ雑誌を中心に’80年代から活動するライター。トレンド製品や斬新な着想から生まれたガジェット全般の執筆に取り組む一方で、腕時計やバッグ、シューズといった、男の逸品をテーマにした記事も手がけている。
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