深川製磁の魅力を体感できるティー&ギャラリー「フカガワセイジ 1894 ロイヤルキルン アンド ティー」がオープン
デザイン、アートの発信地であり、国内外のアーティストが多く集まる六本木。美術館やギャラリー、ハイブランドのショップが集まる「東京ミッドタウン」に2020年3月30日(月)、有田焼の窯元・深川製磁による新業態としてティー&ギャラリー「FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN&TEA」がオープンします。
生地生産から釉薬及び絵具の調合、染付、上絵まで「一気通貫して生産」する工房スタイルから生まれる、深川製磁特有の技術を集結した器は、芸術作品ともいえる美しい姿。
同ギャラリーでは、職人の手によって作られたこだわりの器で、紅茶や自然派スイーツを味わうことができます。美術館鑑賞やお買い物の後に、日本の伝統を感じる美しい器でほっと一息つける、エレガントな空間が広がります。
美術館鑑賞のあとに、職人の技が光る有田焼の食器で紅茶やスイーツをいただけます
同ギャラリーでは、職人の技がキラリと輝く器が並び、実際にティータイムを通じて、器を手にとって使用することができます。
上品で透明感のある風合い、手に馴染む形や手触りの器は、伝統工芸士を含め、キャリアの長い職人のみがつくり得る、至極の名品。また、深川製磁らしい19世紀のパリのジャポニズムを感じさせるモダンなデザインは、私たち日本人の琴線に触れる美しさを放っています。
ティー体験では、人工着色料や化学香料などを極力排除し、自然にこだわるパティスリー「shodai bio nature」のパティシエとコラボした限定のタルトやチョコレートと共に、国内有数の紅茶鑑定士が厳選した茶葉で淹れた紅茶と、器のマリアージュが楽しめます。
深川製磁の陶板に盛り付けられたスイーツ、ティーカップで味わう紅茶は、香りも味もいっそう格別なものに感じられます。
また客席は、ゆったりとしたソファー席とカウンター席が用意され、ソファー席では、佐賀県の工房で器を制作している様子が、映像を通じて鑑賞できます。深川製磁の文化、職人の手によって生まれる器のストーリーを知れば、自然と器に愛着が湧いてきます。
奥のカウンター席では、展示されている「本日の厳選されたティーカップ」の中から、自分好みのティーカップを選び、紅茶を味わえるサービスが展開。
器は、伝統技法を駆使したクラシックな意匠のものなどをセレクトしており、香り豊かな紅茶との相性もぴったりです。
オープンを記念!70個限定の希少な椀皿
さらにオープンを記念し、同ギャラリーでは、令和最初の「登り窯」で制作された、歴史的にも貴重な小ぶりの椀皿を限定70個で販売。
18世紀の有田染付磁器と同じく、焼物の芯まで焼き切る焼成技術で生まれた、玉のように美しい青磁のカップ&ソーサーです。ひとつとして同じものができず、3割程度しか作品にならない椀皿は、大切な人へのプレゼントにもぴったり。
あなたが「充実させたいと思っているシーン」に合わせて、プロが器を提案してくれます
同ギャラリーでは、深川製磁の器を自宅で楽しめるよう、プロのスタッフがモーニング、ティータイム、ディナーなど、使用シーンに合わせて器を提案してくれます。
注目は、「フカガワブルー」と呼ばれる、深川製磁独自の「付け濃み(つけだみ)」の技法から生まれる染付(藍色)のグラデーションが美しい器や、独自のデザイン様式で生まれた朝顔、紫陽花、花菖蒲、富士山などがモチーフの器。
自宅に招いたゲストへ、おもてなしの心を伝える、美しい名品です。
有田染付磁器の魅力を国内外に発信する、ティー&ギャラリー「FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN&TEA」。ティータイムを楽しみながら、お気に入りの器を見つけてみてください。
※掲載された商品は、すべて税抜です。
問い合わせ先
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FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN & TEA(フカガワセイジ 1894 ロイヤルキルン アンド ティー) - 営業時間/11:00~21:00
- 客席数/10 席
住所/〒107-0052 東京港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア 3F
- TEXT :
- Precious.jp編集部