その可愛さは唯一無二!ヒーリング効果抜群の「うさぎの写真集」4選

近年、犬や猫に追随するかのようにペットとしての人気がアップしつつあるのが「うさぎ」。

うさぎは、大きな鳴き声を発するわけでもなく、毎日のお世話をきちんとしていれば臭いもほとんどありません。散歩の必要もないので、比較的お迎えしやすい動物と言えるでしょう。

そんなうさぎは、無表情に見えてとっても表情が豊か。吠えて欲求をアピールするということもない分、自分の意志を表情で伝えてくれます。

ただ、実際にうさぎを飼いたいと思っても、育てやすいとはいえ生き物なので、おうちで飼うのは少しハードルが高いもの。そんなときは、写真集を見てうさぎのかわいさに少しでも触れてみてはいかがでしょうか? その表情や仕草を写真で見ているだけでも、癒されることは間違いなしです!

本記事では、見ると心安らぐ、おすすめのうさぎの写真集4冊をピックアップ。併せて、実際にうさぎと一緒に暮らしている筆者が、「必見のうさぎさんかわいいポイント」をご紹介させていただきます。

■1:うさぎたちが旅をする!『もふうさ 旅するうさぎ』

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『もふうさ 旅するうさぎ』¥1,200

人気のネザーランドドワーフをはじめ、いろいろな種類のうさぎが旅に出た様子をパシャリ。真っ白な雪景色や、満開の桜をバックに、それぞれのうさぎがさまざまな表情を見せてくれます。

撮影は、自身も熱狂的な「うさパパ」である写真家の江本秀幸氏。仕事から帰ってくるとお腹の上に乗ってくるうさぎとの時間で、この企画を思いついたそうですよ。

うさぎは実際に散歩に出掛けることもありますが(これを「うさんぽ」と言います)、おうちによってさまざま。だからこそ、旅の景色をバックにうさぎを見られるのはとっても新鮮です。

また、いろいろな小道具と一緒に写っている姿も要チェックです! 例えば、かごにちんまりとおさまっているうさぎの姿は愛おしさ抜群。うさぎは狭いところが好きな子が多いそうなので、落ち着くのかもしれませんね。

うさぎの種類を解説したページもあるのが、うさぎ初心者さんにも嬉しいところ。うさぎはみんな一緒……と思いきや、種類によってフォルムや性格の差も分かるので、この中から“推しうさぎ”さんを見つけてみるのもいいかもしれません。

また、巻末にはうさぎたちのオフショットも。顔を洗ううさぎ、葉っぱをもしゃもしゃと食べるうさぎがコマ送りで撮影されており、キュートすぎる一瞬一瞬がたっぷり詰まっています。

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■2:野生のうさぎの素顔をキャッチ『うさぎじま』

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『うさぎじま』¥1,100

うさぎがたくさん住んでいる島のことを「うさぎじま」と呼ぶことをご存じですか?

日本で言うと、瀬戸内海の大久野島と沖縄のカヤマ島が「うさぎじま」です。このふたつの島のうさぎたちの表情をカメラでキャッチした写真集がこちら。動物や植物、旅の風景などの写真を撮り続けている写真家の松本典子氏による撮影です。

葉っぱの下を走り回ったり、じっと波の音に耳を澄ましたり、砂地に腹ばいになって休んだり……さまざまな表情を見せてくれる島のうさぎたちを、自然体で写真におさめています。

野性なのにどこかおっとりしている、島のうさぎたちのいろいろな瞬間が楽しめますよ。うさぎのたまらないポイントのひとつである「お鼻」が表紙になっている時点で、期待が高まりますね!

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■3:うさぎファンの聖地・大久野で撮影!『うさぎ島 会いに行けるしあわせ動物』

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『うさぎ島 会いに行けるしあわせ動物 (NATIONAL GEOGRAPHIC)』¥1,600

『うさぎじま』の撮影場所でもあった島のうちのひとつ、大久野島だけをフューチャーした写真集。撮影は、被写体とじっくり向き合う撮影で動物たちの一瞬の表情をとらえる、動物写真家の福田幸広氏です。

大久野島には、本来は日本にいないアナウサギの仲間たちがいます。約1,000匹ものうさぎがいるというこちらの島はうさぎファンの聖地でもあり、国内外から年間10万人以上もの人が訪れるのだとか。

本書はうさぎがリラックスしている様子をおさめた「まったり」、顔を洗ったり足をぺろぺろしている「おめかし」など、うさぎの仕草別に項目が分かれています。

どの仕草もかわいいのは間違いないのですが、うさぎ同士が添い寝し合っていたり、つんつんし合っていたり、はたまた追いかけっこをしているなど、じゃれ合っている様子は眼福です。単独で飼うことの多いおうちのうさぎでは、なかなか見られない光景ですよね。

そして必見なのは「萌え萌え」のページ。「うさくち」(うさぎの口)ばかりを集めたページは、どの子も個性がさく裂していてたまりません。

うさぎのお口に注目してみたことはありますか? 基本、うさぎのお口は「への字」ですが、この小さいお口で葉っぱを食べたり、舌をぺろっと出していたり、ちょっぴりお口が開いていたり……どんなお口のときも、とにかくキュートなのです! 

萌え萌えと言えば、「うさけつ」(うさぎのお尻)も忘れてはなりません。まんまる毛玉のようなうさけつから、リラックスしてしっぽがぺしょんとしているうさけつ、並ぶふたつのうさけつ……うさぎ好きならずとも、その愛くるしさに頬が緩みっぱなしになることは間違いないでしょう。

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■4:うさぎを愛する作家たちによる『「うさぎしんぼる展」公認! うさぎしんぼる写真集』

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『「うさぎしんぼる展」公認!うさぎしんぼる写真集』¥1,500

SNSで人気の作家を集めたイベント「うさぎしんぼる展」の公認写真集。「うさぎしんぼる展」とは、うさぎの写真やグッズを集めた写真展&物販展で、全国で定期的に行われています。

うさぎを愛する作家たちによる撮影だからこその、うさぎの「とにかくかわいい瞬間」が詰め込まれており、1ページごとに込められたうさぎへの愛が、写真からも伝わってきます。

いつもよりちょっぴりおめかししたうさぎのキュートさは天井知らず。うさぎに興味がない人でも「うさぎってこんなにかわいいの!?」と本を持つ手が震えるはずです!

問い合わせ先

『「うさぎしんぼる展」公認!うさぎしんぼる写真集』をAmazonで購入


「うさぎ」と言ってもその個性はさまざま。やんちゃな子もいれば、女王様気質な子、とっても甘えん坊な子……と、人間のようにそれぞれのキャラクターがあるんです。写真をじっくり見ていれば、その子たちそれぞれの気性がわかってくるかも?

ぜひ1冊手に取って、その魅力を覗いてみてくださいね。

※価格はすべて税抜です。

この記事の執筆者
大阪府出身。大学卒業後、フリーランスのライターとしてゲームシナリオを中心に執筆活動を開始。夫とたれ耳のうさぎと暮らしている。好きなもの:料理、文房具、うさぎ、夏フェス、小説、アクセサリー
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WRITING :
ふくだりょうこ
EDIT :
小林麻美
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