人気スタイリスト髙橋リタさんが選んだ「顔回りのマストアイテム」とは?

ファッション誌『Precious』や、さまざまなブランドとのコラボでも活躍している、スタイリストの髙橋リタさん。

「クリーン、知的、上品」をキーワードとしたリタさん流のスタイリングは、シンプル&ベーシックなのに今っぽく、さらに実用性や心地よさといったポイントもしっかり押さえた絶妙なさじ加減が人気を呼んでいます。

そんなリタさんの最新プライベートスタイルブック『スタイリスト髙橋リタの偏愛ITEMリスト100』では、日々愛用している私物を中心とした「プライベートな名品」や、これまでのお気に入りアイテムを振り返るファッション年表などを大公開!

リタさんのおしゃれエッセンスが詰まったコンテンツの中から、今回は「OLIVER PEOPLES のサングラス」と「Hirotaka のイヤーカフ」をご紹介します。シンプル&ベーシックなスタイルのスパイスに選んだ理由を、ぜひコーディネートの参考にしてください。

髙橋リタさん
スタイリスト
(たかはし りた)女性誌『Oggi』や『Precious』などで活躍、そのブレないスタイル提案、長く愛せるアイテムを選び取る審美眼が不動の人気を集めている。東京と七里ヶ浜を行き来する二拠点のライフスタイルを送り、SNS も常に注目の的。ファッションディレクターとして、各ブランドとのコラボも手がけている。近著に『10年愛せる10の着こなし リタ・ベーシックのすべて』(小学館) がある。

 絶妙なトレンド感を生む、「サングラス」と「イヤーカフ」のセレクト基準

「ブレない」おしゃれを貫いているリタさんの審美眼にかなった、顔回りのおしゃれに欠かせない小物は、サングラスとイヤーカフ。それぞれに、リタさんならではの選択理由がありました。

サングラスは「顔になじむ」こと。あえてブランドを主張しないデザインをベースに、さらにこだわりが突き詰められています。

一方、イヤーカフは最近トライしたというNEWアイテム。ピアスホールを開けていないためイヤーアクセから遠ざかっていたリタさんの心を、デザインと実用性の両面で捉えました。

■1:顔の一部のようにしっくりなじむ「OLIVER PEOPLES のサングラス」

大人コーデ_1,サングラス_1
OLIVER PEOPLES のサングラス(私物)

「サングラスは効かせアイテムというより顔になじむものが好みなので、テンプル部分にロゴや飾りがついているものはNG」というリタさん。

OLIVER PEOPLESのサングラスは、ブランドを主張していない超シンプルなデザインでありながら、その年の気分をちょっとだけ取り入れたフォルムがベーシックな着こなしに合うので、いくつかのタイプを愛用しているそうです。

■2:新しい耳元のオシャレが楽しめる「Hirotaka のイヤーカフ」

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イヤーカフ左から、¥88,000、¥38,000、¥43,000、¥48,000、¥46,000(ヒロタカ表参道ヒルズ〈Hirotaka〉)

 以前にネックレスをコラボしているほど、デザイナーのHirotaka さんの作るジュエリーの大ファンだというリタさん。

「ピアスホールを開けていないのでここ何年かイヤーアクセから遠ざかっていましたが、Hirotaka のイヤーカフはモダンで繊細、上品でいて新鮮なデザインだったのでトライしてみました。何より着けたときの計算された構築的なシルエットが他では絶対見つからない! 私のベーシックなスタイルのスパイスとなって、今の気分もトッピングしてくれます」

約10年ぶりとなる待望のプライベートスタイルブックは、リタさんの“現在”が身近に感じられる必読の一冊!

大人コーデ_3,本_1
『スタイリスト髙橋リタの偏愛ITEMリスト100』¥1,600(光文社)

ご紹介した「サングラス」と「イヤーカフ」をはじめとする、リタさんが自身のために選び抜いたファッションやライフスタイルのスタメンアイテムを100のキーワードで大公開!

また、少女時代やスタイリストになるまでを語ったロングインタビューや、お気に入りアイテムをイラストで振り返るファッション年表、インスタグラムで募集したQ&Aコーナーなど、リタさんのおしゃれエッセンスや“現在”を身近に感じられるコンテンツも充実した、見逃せない一冊です。

※掲載された商品はすべて税抜です。

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
長山一樹(人物)、佐藤彩(静物)
EDIT&WRITING :
谷 花生