好評連載中! ヘア&メイク小田切ヒロさんのビューティ企画です。エイジングサインに抗うのではなく、ポジティブに若々しい美しさを叶える。そんな小田切さんならではの、簡単かつ効果的なメイクテクニックや、心と綺麗に響く美容論を毎週火曜日&金曜日にお届けしています。
会話する中で何度も何度も、口癖のように「すみません」を連発する人、身近にいませんか?その低姿勢さは、自己肯定感の低さの表れであり、相手にとっては迷惑になっていることがある、と小田切さんは分析。
78回目となる今回は、「すみません」という口癖と自己肯定感の関係から、より心地いいマインドを保つための方法を紐解きます。
「すみません」という口癖は、自己肯定感の低さの表れ
「会話の中で『すみません』と何度も言う方がよくいます。それは何でも自分のせいにしてしまう、自己肯定感の低さの表れ。謙虚な気持ちからの発言かもしれませんが、実は相手にとっては迷惑になっていることがあるのです。
大切にしたいのは『ありがとう』という言葉。よく言霊と言いますが、自分が発した言葉によって引き寄せるコトやモノ、人が変わり、自分のメンタルまでも変わってくるのです。『すみません』は自分を否定してネガティブなマインドに引き込み、『ありがとう』は自分も相手も肯定してポジティブなマインドを高めてくれます。
『すみません』を『ありがとう』に変えていくことで自己肯定感をコントロールする。もちろん謝罪すべきときはきちんと謝ることが大切ですが、そんな心地いい自己肯定感のバランスをキープすることを意識してみてください」(小田切さん)
■美の提案:1日の終わりに、口癖を改め、自己肯定感を高めるスイッチを
「口癖をやめることはなかなか難しいですよね。自分に気付きを与える方法としておすすめなのは、生活の中に自然に気付きポイントを組み込んでみること。1日をリセットするバスタイムはちょうどいいタイミング。その日の言動を振り返りつつ、心地いい香りのアイテムで身も心も浄化することで、自己肯定感を高めるスイッチをONできるはずです」(小田切さん)
\小田切さんがおすすめする、気づきを与える香り豊かなボディケア/
「レモンやローズマリー、ラベンダーが爽やかに香り立つボタニカルバターのクリーム状スクラブです。本当にいい香りで、マインドをスイッチしてくれます。肌を優しく撫でるようにすべらせるだけで、明るくなめらかに」(小田切さん)
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これからは「すみません」ではなく、まず「ありがとう」を。自分も相手も肯定する言葉を大切に、心地いい人間関係を築いていきたいですね。
次回の更新は、5月29日(金)です。お楽しみに!
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- EDIT&WRITING :
- 松村有希子