人気ヘア&メイクアップアーティスト小田切ヒロさんが説く、40歳からの逆転美容。エイジングに抗うより、月日を味方に魅力を高めて深めた方がスマートだし美しい。トレンドをほどよく取り入れ大人美をアップデートするメイクアップのTIPSと、心も姿も磨かれる本音の美容論を毎週火曜日&金曜日にお届けします。
緊急事態宣言が解除されて日常に活気と忙しさが戻りつつあるなか、まだペースが掴めないという人も多いのではないでしょうか。思い通りに行かないときやいつもの調子が出ないとき、つい「だって」「でも」と言い訳を探してしまいそうになったら、愛の鞭の試しどきかもしれません。
79回目となる今回は、肌も心も覚醒する、小田切流「セルフ喝入れ」術をお届けします。
大人になるほど、自分に喝を入れるスキルが必要
ステイホームな暮らしから、少しづつ社会が動き出している今。長期休暇明けのようなぼんやり感が払拭できない人も多いはず。「でも仕方ないよね」「だって久しぶりだから」とできない理由ばかり思い浮かべてしまうとき、気持ちを引き締めるにはどうしたら?
「何かにつけて言い訳ばかり探してしまうときは、自分に対して過保護になっているとき。自分を愛することは大切だけど、自堕落や過保護は別物。単なる甘えです。大人になると注意やアドバイスをされる機会は減り、周囲に注意してくれる人がいなくなります。だからこそ、年齢を重ねキャリアを積むほどに、自分で気づいて自分で喝を入れるスキルが問われるのです」(小田切さん)
つい自分を甘やかしてしまう大人に必要なのは、「適度な刺激」と小田切さん。「あえて心地よいぬるま湯から脱して、適度な刺激でほどよく負荷をかけて。自分を甘やかし過ぎないストイックさは、肌も心も淀まない鮮度の高い大人でいるために欠かせない条件」(小田切さん)
■美の提案:適度な刺激を取り入れて、肌と心に喝を入れる
「大人のセルフ喝入れにうってつけなのが、巷で「ダーマローラー」と呼ばれるタイプの美顔器。極細の突起が肌に微細な孔を作り、美容成分の浸透や新陳代謝をサポート。いつものスキンケアにはない心地よい刺激に、肌も気持ちも引き締まるよう」(小田切さん)
\小田切さんがおすすめする、大人の肌に喝を入れる美顔器/
「この時期は、同じブランドのブライトニング美容液と合わせて週に1〜2回取り入れるのがおすすめ。ハリと、透明感に満ちた肌が手に入ります」(小田切さん)
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言い訳ばかり思い浮かんだら、自分に喝! 肌も心も引き締めて、メリハリのある日々を手に入れましょう。次回の更新は、6月2日(火)です。お楽しみに!
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- EDIT&WRITING :
- 長田杏奈