全国の緊急事態宣言が解除され、自粛要請を受けてのリモートワークから再びオフィスワークへと戻った人も多いのではないでしょうか。まだ新型コロナウイルス感染症の流行が終わらない中で多くの人が集まると、気になるのが「三密」です。

そこで「空気で答えを出す会社」がキャッチコピーのダイキンが、「上手な換気の方法~オフィス・店舗編~」を公開。さらに先日、英語版も公開されました。

今回はこの「上手な換気の方法~オフィス・店舗編~」から、オフィスで気をつけたいポイントをご紹介します。

オフィス換気のコツは「習慣化」と「ルールづくり」!ダイキンが紹介する上手な換気の方法

習慣_1
「上手な換気の方法~オフィス・店舗編~」メインビジュアル

オフィスごとに異なる換気設備。まずは備え付けの設備にあわせた換気が大事ですが、加えて行いたいのが「習慣化」と「ルールづくり」です。

■1:1日の中でも長時間を過ごす空間「執務室」の場合

1日の中で最も長い時間滞在する執務室(大部屋の執務スペース)。だからこそ、長時間空気の交換が行われていなかった朝一番に換気を心がけたいところ。なかなか率先して換気をする人がいない場合は、当番制にするのもひとつの方法です。

夏場の場合、休日明けの朝に室内のこもった熱気を換気すると、エアコンもそれほど強くかける必要がなくなります。換気が節電にも繋がりますよ。

もし窓が空くオフィスなら、換気設備とあわせて窓開けを利用すると、より確実に。1時間に10分程度、5分の換気を2回すると効果が大きくなります。

習慣_2
換気のよい例:対角線上にある窓を開けると効果的

■2:三密になりやすい!「会議室」の場合

習慣_3
会議室の換気はどうする? Image by Pexels from Pixabay

会議ごとにメンバーが入れ替わる会議室の場合は、人が入れ替わるタイミングや利用されていない時間帯が換気のチャンスです。

長時間の会議を行うときは、1時間ごとに数分間の換気をする。会議が終わったらドアを開けておく。など、ルールを決めて運用し、換気を習慣化させると良いでしょう。

■3:窓がない場合は、どうやって換気する?

構造上、窓がないオフィスの場合、頼りになるのは換気口です。

まず、確認すべきは部屋の天井周辺にある換気口の位置。室内に換気口がある場合は、ドアを開けて扇風機などで部屋の中に風を送り込み、空気が流れるようにします。

習慣_4
 窓がない会議室の場合(換気口が室内)

部屋の外にある場合は、ドアを開け、扇風機などで部屋の奥から室外へ空気が流れるようにするとよいでしょう。

習慣_5
 窓がない会議室の場合(換気口が室外)

「上手な換気の方法~オフィス・店舗編~」では、換気の必要性や店舗の場合など、さらに細かな情報が掲載されています。オフィスでも三密を避けるために、ぜひチェックしてみてください。

問い合わせ先

  •  

「上手な換気の方法~オフィス・店舗編~」

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。